生命科学ってなんだろう? 生命の神秘に触れる学びを深めよう!

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はじめに

突然ですが「生命科学」というと、どんなイメージが浮かびますか? 生物や化学の知識をもとに黙々と研究をするイメージがあるかと思いますが、それだけではなく、学びの幅は広いのが特徴です。

そこで今回は、倉敷芸術科学大学生命科学部の各学科を通して、生命科学の面白さに迫りたいと思います!


地球全体が研究ステージの、生命科学科の学び

1つ目は、生命科学科について。
生命科学科は生命化学コース・臨床工学コース・バイオコースで構成されており、なかでもバイオコースは、日本酒や納豆など伝統的な発酵食品について研究する「フード」、香りの機能性を研究する「アロマ」、魚類を中心とする水生生物の形態・生態および生物を取り巻く水環境について研究する「マリン」の3つに分かれています。生命科学科では、幅広い分野を対象とし、研究室での実験だけではなくフィールドワークも通して生活に密着したライフサイエンスの学びを深めていきます。

「細胞検査士」と「臨床検査技師」で医療の道を極める生命医科学科

動物の命に携わり、学外に学びのフィールドが広がる動物生命科学科

2つ目は生命医科学科。
現在の医療現場は、医師、看護師、臨床検査技師などの医療専門職が協力しながら診断と治療にあたる「チーム医療」が主流であり、本校も臨床検査学を中心にして、医療および倫理について学びを深めます。
生命医科学科の第一の特徴は、全国でも数少ないがん細胞のスペシャリストである「細胞検査士」と、国家資格である「臨床検査技師」のダブル・ライセンス取得システムが構築されている点です。第二の特徴は、病院勤務20年以上の経験豊富な教員による質の高い細胞検査士養成教育と臨床検査技師養成教育によって、高度医療の現場で役立つ人材育成を行い、全国の医療機関に輩出しています。第三の特徴は、細胞検査士認定資格試験、臨床検査技師国家試験合格率が全国平均に比べ高いことです。細胞検査士は直近5年で100%が3回(全国平均約
35%)、臨床検査技師は直近5年で90%以上が3回(全国平均約75%)です。

次は、動物生命科学科について。
動物生命科学科は人と動物を取り巻く問題を学び、動物関連のスペシャリストを輩出。人と動物、人と人とのコミュニケーションを大切にし、技術者としてのみならず、社会人として優秀な動物看護師および実験動物技術者の育成を目指します。
学びのフィールドはキャンパスだけではありません。依頼があれば野犬の保護に現地に出向いての野犬保護、馴化(じゅんか)や譲渡会へのボランティアとして参加。飼い主への譲渡に向けた避妊・去勢手術を、大学付属の教育動物病院で定期的に実施しているなどもあり、現場に近い環境で学ぶことができます。
さらには資格の取得も。2019年に愛玩動物看護師法が公布され、これまで認定資格であった動物看護師は、「愛玩動物看護師」として国家資格となりました。ますます需要が高まる本資格も、本学科では目指すことができます。

健康とスポーツのスペシャリストを目指す、健康科学科

最後は、健康科学科。
本学科では、子どもから高齢者まで幅広く指導できる、健康とスポーツのスペシャリストを目指します。
スポーツは選手・コーチのみならず、アスレティックトレーナーやスポーツアナリストなどのプロフェッショナルの関わりによって成り立っています。最新のトレーニング方法やスポーツに関する知見はスペシャリストから生まれますし、本学科で取得可能資格である救急救命士は東京2020オリンピック競技大会において、ケガ人が出た場合に搬送を行う「ファーストレスポンダー」として活躍しました。まさに現場の最前線で、必要な知識が学べる学科と言えます。

アート&サイエンス教育を取り入れ、奨学金と資格取得も充実している倉敷芸術科学大学

生命科学は生命の神秘に触れ、生命について学ぶ学問と言えます。
そのような学びを提供している倉敷芸術科学大学は、「知性と感性を兼ね備えた創造力豊かな人材の育成」をミッションに掲げ、アート&サイエンス教育を推進。ロジカルなサイエンス思考を大切にしながら、常識にとらわれずに自分の感性や直感によって新しい課題を見つけ出すアート思考を重視しており、横断的に発想し、物事を考える人材の輩出を目指しています。
就職支援も充実しており、特に公務員試験対策については、LEC東京リーガルマインドと共催で「学内公務員試験対策講座」を通年で開催。生命科学部では医療系資格のほか、理科や保健、保健体育の先生を目指すこともできます。
また特待生制度や、入試の同時出願で検定料を割引する制度もあり、経済的な面でもサポートが充実しています。例えば、高校3年間で課外活動に積極的に取り組んできた学生を優遇する「得意特化特待生制度」は、4年間の授業料が半額に。また学業と部活動を両立したい学生には「文武両道特待生制度」もあり、こちらはなんと最大4年間の授業料が全額免除。このほかにも様々な制度がありますので、ぜひ調べてみてください。

おわりに

人や動物、そのほかの生き物と関わる生命科学は、とても魅力的な分野だと言えます。このような分野で学びを深めることは、きっと将来の役に立つはず。
特に倉敷芸術科学大学はその名の通り、サイエンスとアートを横断して学ぶことで、これからの社会で活躍できる人材を輩出しています。一味違う学びが得られますので、本大学もぜひチェックしてみてください。

この記事を書いた人
    【PR】Studyplus編集部
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