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はじめに
受験もラストスパートの時期になりました。すでに受験する大学を決めている高校生の皆さんも多いと思います。皆さんが今受験しようとしている大学は、4年後の自分をイメージできる大学ですか? 4年後の今日、自信と期待を持って、社会人としての第一歩を踏み出したいと思いませんか?自分の夢を実現した学生の比率が全国トップの女子大学があります。
千里金蘭大学は、大学院進学者を除いた卒業生における就職者数の割合を示す指標である「実就職率」が2021年は98.1%!卒業生100名以上の女子大学で全国1位、大学で全国3位です(大学通信調べ)。生活科学部食物栄養学科・児童教育学科、看護学部看護学科の2学部3学科で構成おり、どれもが明確なキャリア設計をめざして設置されているのが特長ですね。この実績を出す要因を、学科毎に調べてみました。
「なりたい管理栄養士」に必要な学びを実現する食物栄養学科
管理栄養士の資格取得をめざす食物栄養学科は、資格取得後を見据え、どんな分野で活躍する管理栄養士になるかを設定して学ぶことができます。1年次から管理栄養士になるために必要な8分野をローテーションで学ぶ「基礎ゼミ」を開講。幅広く学ぶことで管理栄養士としての基礎を築きながら、自分の活躍したいステージがどの分野であるかを検討することができます。その上で「健康増進サポート」「医療栄養」「フード&メディカルリサーチ」「フードサービス」「こどもの栄養」「国際栄養」の6つの履修モデルから、自分の興味のある分野の専門知識を強化することができます。
2年次前期には病院や企業による管理栄養士のための業界研究セミナーや学内インターンシップも体験できます。他大学よりも早い時期にこのような経験ができることで、就職への意識が高まります。また、2年次・3年次の実践ゼミでは、グループで設定したテーマに沿って、課題解決に取り組みます。2021年度は、有名企業との連携により商品開発をするゼミやフードロス削減に向けて取り組むゼミ、ジビエ(鹿肉)を使用したレシピを開発するゼミ、チーズコンテストやビジネスコンテストに参加したゼミもあるようです。また、縦割り担任制により、同級生間だけでなく先輩・後輩間のチームワークを培うことができます。保護者面談もあるので、常に自分の課題をクリアにしながら学ぶことができます。
国家試験対策も入学直後から計画的に行うため、管理栄養士国家試験合格率は過去5年平均で91.1%!だから、知識と実践力を身につけた管理栄養士として好きな分野で活躍できるんですね。
子どもや地域との交流機会が豊富な児童教育学科
児童教育学科は、小学校教諭一種免許状・幼稚園教諭一種免許状・保育士・こども音楽療育士といった資格の取得をめざしています。どの資格取得をめざすかは入学後に様々な体験をしてから選択することが可能です。入学後の5月に個別面談を実施し、その後も定期的に教員が学生生活をフォローするので、進路や学生生活等の相談もしやすい大学です。
1年次に、乳幼児や小学生、保護者と直接交流することで、接し方を体験的に学び、将来の進路を選択することができます。小学校での「子ども地域活動」では、吹田市の取り組み「太陽の広場」と連携し、授業を通して放課後の子どもたちの遊びのサポーター活動を行います。その他にも、小学校に出向いてかけ算教室を開催したり、地域の子どもたちと交流する学内外のイベントを企画したりします。子どもたちと関わる活動を通して専門性を高めることができます。また、教職支援センターでは、小学校教諭や公立保育所・幼稚園の先生をめざす学生を支援するために、学年に合わせた様々な取り組みを実施することで、毎年多くの学生が夢を叶えて教員の道を歩んでいます。
教員のサポートの下で協調性と自主性を育む多様な機会があるから、実践力がつくんですね。
未来の職場を先取りした教育体制の看護学科
看護学部看護学科は、看護師資格取得はもちろん、保健師・助産師の資格取得も4年間でめざすことができます(選抜制)。また、2022年4月から教職課程が開設され、養護教諭一種免許状の取得も可能となります。
患者さんに寄りそう実践力のある看護師の育成をめざし、1年次から演習授業がスタート。高度医療に取り組む住友病院・市立豊中病院と提携しているほか、大学病院や地域の中核病院など多様な現場が実習先となっています。現場で活かせる看護技術やコミュニケーションスキル向上のために、模擬患者が参加する実習も導入しています。また、各学年5〜6名から構成される「学年間交流クラス」では専任教員が4年間継続して指導するため、同級生間だけでなく先輩・後輩間のチームワークを培うことができます。国家試験対策も1年次から実施。自ら主体的に学べる環境が充実しており、自習室だけでなく、過去問題に対応したeラーニングシステムを学内で好きな時間に利用することができます。
多様な現場を体験しつつ、知識とスキルの充実を図ることを繰り返しながら、縦のチームワークも培えるなんて、まさに未来の職場である看護現場を先取りした学びのスタイルですね。
おわりに
今回は、大学の就職力を示すリアルな指標として注目されている「実就職率」が女子大学全国トップの千里金蘭大学についてご紹介しました。コンパクトな大学ながら求人件数は大規模大学と遜色なく、年間100回以上のセミナーも実施しています。もしあなたが食物栄養・教育・保育・看護の分野で資格を取得して活躍したいと考えているなら、少人数制で教職員によるサポートの充実した千里金蘭大学を候補に入れることをおすすめします。