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はじめに
新型コロナウイルスが世界で猛威を振るっています。国内において感染者数は減っていますが、国外では増えている地域もあり、収束に向かっているとはなかなか言えない状況が続いています。
そこで気になるのが、「大学に入ったら海外留学はできるのか」という点。コロナ禍で多くの大学が留学を中止しているため、留学したいと考えていた方は、悩ましい状況だと思います。
しかし、実はこの秋に、長期留学を再開した大学があるのをご存知ですか?
長期留学を再開 & 「留学費用全額支援」制度を設けている、名古屋外国語大学
長期留学を再開したのは、名古屋外国語大学。
来春、約200名の学生が長期留学に出発予定です。
また、今年の秋から学生は、アメリカ、イギリス、カナダ、フランス、ベルギー、ドイツ、スペイン、スウェーデン(2021年9月末時点)と、英語圏のみならず、様々な国へと出発しました。留学した学生数は、なんと140名以上。全国の大学のなかでもトップクラスの数字を誇り、非常に多くの学生を様々な国へ送り出しているのです。
さらに今年の秋から留学する学生の98%以上が「留学費用全額支援」制度※を活用しているのも大きな特徴。
留学をする上で、どうしても避けて通れないのがお金の問題ですが、名古屋外国語大学では、4年間の学納金以外に、留学のための追加費用がかからない「留学費用全額支援」制度を設けています。
本制度は、留学先授業料、居住費、渡航費、教科書代、保険料、留学ビザ申請料のすべてを大学が負担するというもの。しかも、返還不要・対象人数の制限なし。そのため将来の返済を不安に感じることなく、日々の勉強に集中することができるのです。
※大学が定めた語学試験・GPAの基準を満たすことが条件。
※制度の内容は、社会状況によって変更となる場合があります。
長期海外留学を再開した、名古屋外国語大学の思い
充実した制度を設けている名古屋外国語大学ですが、そもそもなぜ長期留学を再開したのでしょうか。
名古屋外国語大学はコロナ禍以前より、「グローバル人材の育成」をめざして、常に最新、また世界基準の教育を行ってきました。
世界29の国と地域170大学(2021年3月現在)と仲介業者を介さず、大学独自の国際交流協定を結んでいる点もそのひとつ。この協定により、留学先大学で質の高い教育を受けられるだけでなく、現地での生活においても行き届いたフォロー環境を整えることが可能になっています。
さらには留学プログラムのユニークさにおいても注目を集めています。
言語や文化の異なる2か国へ留学できる「2か国留学」、航空サービスに特化した「航空サービス留学」、留学先の大学と名古屋外大の学位の取得をめざす「ダブルディグリー留学」、ウォルトディズニーワールドリゾートでの有給実習を含む「UCR特別留学」など、学生の「海外でこんなことが学びたい!」「こんな生活がしたい!」という希望を実現できるよう、学生が活用しやすい留学プログラムの充実を図っています。
このような学生のことを第一に考える大学の姿勢、そして留学を経験したいという学生の希望が合致し、留学再開へと繋がりました。
現在、ワクチン接種など対策が進んでいる国々では、条件や制限付きで留学生の受け入れが始まっています。名古屋外国語大学でもこれまで築いてきたフォロー体制を活かすともに、ワクチンの職域接種をはじめとした十分な感染対策を行うことで、2021年度2期(9月)から、長期留学を再開しました。
3人に1人は外国人教員。外国人留学生も多く、国際性豊かなキャンパス
このような取り組みを行う名古屋外国語大学ですが、一体どのような大学なのでしょうか。
名古屋外国語大学は中部圏唯一の外国語大学であり、留学生派遣数は中部地区1位(全国5位)※1。「留学」をカリキュラムに組み込むことはせず、学生の意思に基づく留学を推奨しており、自主性を尊重したうえで、学生が活用しやすい留学プログラムとサポート体制の充実を図っていることが「留学に強い名古屋外大」と言われる所以となっています。
また外国人教員、外国人留学生が多く、国内のキャンパスにおいても国際性豊かな点も特徴のひとつ。
外国人教員比率は中部地区1位※2となっており、日本人教員を含めた専任教員のうち、実に約3人に1人は外国人教員です。また多くの外国⼈留学⽣を積極的に受け入れており、留学⽣とともに授業を受ける「ジャパンスタディーズ」、外国語での会話を楽しむことができる「ランゲージラウンジ」、留学⽣とペアを組み日本での生活をサポートする「バディシステム」など、日本人学生と外国⼈留学⽣との交流の機会が多くあります。
※1 朝日新聞出版発行:大学ランキング2022年版「海外留学制度(留学生派遣:16単位以上取得)」の項目より
※2 朝日新聞出版発行:大学ランキング2022年版「外国人教員の比率(規模別・学生数3000人以上)」の項目より
入学の間口を広げる、多彩な入試制度
入試制度はどうでしょうか。
多彩な入試制度を設けており、例えば一般選抜の前期A方式では、「3学科併願制」として、同一試験日において3学科まで併願可。前期A方式の試験日は2日間あるため、2日間とも出願した場合、最大6学科まで併願できます。さらには試験において外部英語検定試験を活用することができ、英検、TOEFL、TOEICなどの試験において一定以上の資格・点数がある場合、外国語の得点に20点を加点することができます。
そのほかにも、一般選抜における各試験区分や日程を、どのように組み合わせても35,000円で出願できる「ネット出願フリーパス」制度があったり、共通テストの得点を利用して合否判定を受けられたりと、様々な試験を設けて入学の間口を広げている点も大きな特徴でしょう。
おわりに
海外留学は、将来を左右する重要な経験です。
長期留学の再開は、「学生の思いに応えたい」という、名古屋外国語大学だからできたことではないでしょうか。
コロナ禍の影響で、海外留学を巡っては大変厳しい状況が続いています。しかし今こそ、将来の夢に向かって、一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。興味のある方は、ぜひ名古屋外国語大学について調べてみてくださいね。