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はじめに
いよいよ受験シーズンが近づいてきました。国公立大学を目指し、大学入学共通テストを受験しようと考えている受験生も多いかと思います。試験本番を目前に控えて不安を感じる方も多いかと思いますが、確実に合格のチャンスを掴み安心して志望校の受験に臨むためにも、共通テストを活用できる私立大学の受験も考えてみてはいかがでしょうか?一人ひとりのニーズに合った多様な試験方式をうまく組み合わせることで、効率的に出願の計画を立てていきましょう!
そこで今回は、数ある大学のなかでも、共通テストを受験する方におすすめの試験方式を設けている「中央大学」の試験方式2つについて、詳しく紹介していきます。
おすすめの試験方式①「学部別選抜(大学入学共通テスト併用方式)」
※画像は学部別選抜(大学入学共通テスト併用方式)の受験科目一覧表です。
対象学部と受験科目を確認しよう
「学部別選抜(大学入学共通テスト併用方式)」は、法学部、経済学部、商学部、理工学部、総合政策学部、国際経営学部、国際情報学部で実施される試験方式です。中央大学の一般方式の個別試験の得点に加えて、共通テストの科目の得点を合計して合否の判定をします。
この方式では、文系学部であっても数学を必須とするケースが多いため、国公立大学の受験を予定している方や、文系でも数学の成績を活用したいという方におすすめの方式です。
また、一般方式の個別試験と同日程・同問題の得点を利用して合否を判定しますので、一般方式を受験する予定の方は”ひとまず併願”しておくことで、手軽に合格の可能性を広げることができます。
※理工学部のみ一般方式とは異なる日程・異なる問題で試験を実施しますのでご注意ください。
「学部別選抜(大学入学共通テスト併用方式)」の入学検定料は?
学部別選抜においては、1出願当たり35,000円の入学検定料がかかります。ですが、同日に実施される同学部の複数方式(必ず一般方式を含む)に出願する場合は、2出願⽬以降の⼊学検定料が15,000円に減額されます!減額制度をうまく使って併願することで、効率的に合格のチャンスを拡大できます。
おすすめの試験方式②「大学入学共通テスト利用選抜[単独方式]」
※画像は大学入学共通テスト利用選抜(単独方式)の受験科目一覧表です。
共通テストだけで合否判定。国公立志望や首都圏以外の方でも気軽に出願できます!
「大学入学共通テスト利用選抜[単独方式]」は、全学部で実施している試験方式です(後期選考のみ理工学部を除く7学部で実施)。中央大学独自の個別試験を受験しなくても、共通テストの指定科目の得点のみで合否が判定される試験です。
この方式も、各学部・学科が指定する出願資格を満たすことで、複数の学部を併願することができます。中央大学の試験会場に足を運ぶ必要がないため、併願校がありスケジュールに余裕がない方や試験会場が遠くて行きづらいという方でも、比較的手軽に出願することができるのではないでしょうか。
安心の後期選抜も実施!
大学入学共通テスト利用選抜[単独方式]では、法学部「5教科型」のみ出願締切日が共通テスト試験日の後に設定されています。自己採点をしたうえで、自分のレベルをしっかりと見極めて出願することも可能です。また、理工学部以外の7学部では、3月に出願できる後期選考も実施しています。国公立大学の合否発表後にも出願のチャンスがありますので、最後まであきらめずに受験に挑むことができます。
おわりに
ご覧いただいた通り、中央大学には一人ひとりのニーズに合った多様な試験方式があります。共通テストの得点を活用できることから、国公立大学を目指している方にとってもチャレンジしやすい環境が整っているのではないでしょうか。
出願方法や注意事項、科目・教科、配点等の詳細については、公式サイトより閲覧できる「入学試験要項」に記載されています。中央大学の受験を考えている方は必ず確認するようにしてください。
本格的な受験シーズンを控え不安を感じることもあると思いますが、共通テストを上手に活用して併願することで、精神的にも体力的にも余計な負担を増やさずに合格の可能性を広げることができます。
安心して試験に挑むためにも、ぜひ志望校以外の大学にも目を向けてみて、自分に合った試験方式を見つけてみましょう!