次の春を笑顔で迎えるには? 同志社大学生が振り返る高2の春休み

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はじめに

もうすぐ春休みですね。高校2年生の方々にとっては、受験本番まで1年を切るシーズンになりました。少し焦っている方もいれば、心に余裕のある方もいることでしょう。多くの国公立大志望者、難関私立大志望者は、高2の春休みから準備を始めています。そこで今回は、同志社大学の現役学生2名に「春休みの過ごし方」についてインタビューしました。

「時間の使い方を見える化」して、配分を見つめ直す!

1人目は、経済学部2年次生の宮崎嵩史さん(大分県出身)です。
★同志社大学を受験した理由──「経済学部の学びがハイレベル」「国際性の高さ」

──宮崎さんは国立大学志望だったそうですね?
はい。同志社大学は基礎学力を重視した問題が出題され、解答形式も記述式。国立大学受験のための勉強をしっかりしておけば対応できると考えました。ただ、私立の方が国立に比べて問題に癖があるので、慣れておくことは必要だと思います。同志社大学の選択科目は、受験日当日に問題を見てから受験科目を決められるので数学か政治経済で受験することを考えていたのですが、当日の問題を吟味して、より高得点を狙えそうな政治経済で受験しました。

──高校2年の春休みには、どんな勉強をしていましたか?
高校1・2年で使った教材や模試を見返していました。また、自分の時間の使い方を見える化するために、1日24時間区分になっている手帳に「何を何時間したか」を毎日記入していました。1週間単位で見直して「苦手科目にもう少し時間を使おう」など、時間配分を改善していきました。
 
──高校時代は卓球部と生徒会活動をされていたそうですね。勉強との両立は?
仲間の協力で卓球と生徒会を併行しながら取り組むことができ、勉強とも両立できました。部活は週6日で日曜日はしっかり休めたので、一週間の区切りにメリハリもついて良かったと思います。

──実際に同志社大学の学生になってみて、いかがですか?
大学のサポートがとても手厚く、自分の行動次第でさまざまなチャレンジができます。全学部共通の教養科目として展開される「グローバル・リベラルアーツ副専攻」の英語開講科目を履修すれば、留学生とともに英語で実施される授業が受けられ、国内にいながら海外留学の環境も得られます。サークル活動も活発です。アカペラサークルに入っていますが、仲間も増えて楽しいですね。キャンパスのすぐそばに国宝や世界遺産がある京都というロケーションも、恵まれているなと感じます。

──受験生にメッセージをお願いします。
真面目に勉強していても結果が出ない時期もあります。参考書を変えてみたり、成績の伸びた友達を見て焦ったり。そんな時こそ、落ち着いてコツコツ積み重ねることが大切です。

「時間」より「内容」を重視したノルマ達成方式で勉強!

2人目は、商学部2年次生の眞田朋佳さん(高知県出身)です。
★同志社大学を受験した理由──「キャンパスがきれいだった」「模擬授業がすごく面白かった」

──眞田さんは私立大学志望だったそうですね?
はい。関西と東京の私立大を志望していました。私立大の解答形式はマークシート方式が主流ですが、同志社大学は記述式。でも、国公立大学の記述式に比べると記述量が少なめなので、受験科目の内容をしっかり理解していれば大丈夫だと思っていました。選択科目は日本史か数学かを受験する大学によって変えていました。同志社大学は過去問題で傾向を調べ、日本史で受験しようと事前に決めていました。

──高校2年の春休みには、どんな勉強をしていましたか?
参考書のレベルは難易度を中程度に設定して、苦手科目の克服に取り組んでいました。また、「一日何時間勉強する」と勉強時間を課すのではなく、「今日はこれをしよう」とすべきことをリストアップし、やり遂げたら完了というノルマ達成方式をとっていました。
 
──眞田さんも偶然にも宮崎さんと同じ卓球部ですが、勉強との両立は?
私の高校の卓球部は、それほどハードではなく、ゆるい感じの活動でした。だから、両立というよりは、受験生としての日々の中で気分転換としてとても貴重な時間になったと思います。

──実際に同志社大学の学生になってみて、いかがですか?
私自身高知県出身ですが、全国各地から学生が集まってきているので、それぞれバックボーンの異なる多様な学生と話せるのが楽しいです。また、京都を観光するサークル(京都研究会)で活動する際や、アルバイト先の老舗の昆布店で働いている時などに、高知との文化の違いを発見できるのは興味深い体験です。後は、自己紹介する時に「同志社大学の学生です」と言うと、様々なシーンで信頼してもらえる時に嬉しく感じますし、同志社大学のブランド力を実感します。

──受験生にメッセージをお願いします。
今振り返ると、無目的に携帯を見ている時間がすごく多かったなあと思います。まだ春だと思わずに、携帯との付き合い方を一度考え直すのもいいかもしれません。

おわりに

国立大志望だった宮崎さんも、私立大志望だった眞田さんも、現在の同志社大学の生活を楽しんでいるようですね。大学生活を楽しむには、このお二人のように、受験を意識した過ごし方をすることが重要です。まずはこの春休みに志望大学について考え、準備を始めてみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人
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