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はじめに
これからの時期、高校生の皆さんはオープンキャンパスに参加する機会が多くなってくると思いますが、大学選びで悩んではいませんか。
そんなとき参考にしたいのが、現役の大学生の意見です。どんな基準や目線で、今、自分が通っている大学を選んだのか。今回は、「感性豊かな看護のスペシャリストを目指す」ことを目標としている、了徳寺大学に通う現役大学生の皆さんにお話をうかがいました。
――どんな基準で大学を選びましたか?
「大学ではひとり暮らしをして自立できるようになりたいと思い、地元から離れることを決意しました。地元ではのびのびと過ごしていたため、できるだけ住みやすい場所で、かつ看護を学べる大学を選びました」
――看護系の大学を選んだ理由を教えていただけますか?
「私の父は、私が中学3年生のときに難病であるALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断されました。ALSは、進行していくと寝返りを打つのも簡単にはできなくなるため、体位変換のたびに看護師を呼ばなければいけません。しかし、当時はALSの存在があまり知られていなかったことから、年配の看護師には冷たくあしらわれてしまったと父から聞き、私も母もとてもつらい気持ちになりました。今まで、病気になって苦しいのは患者本人だけだと思っていましたが、家族にもたくさんの苦しみがあることに気づいたことをきっかけに、患者さんだけではなく、家族にも寄り添うことのできるような看護師になりたいと思うようになりました」
高校生のときにチェックしておきたい、大学選びの2つのポイントとは?
――大学を選ぶとき、どんなことをチェックしておいた方がいいですか?
「高校生のときに調べておきたいのが【大学合格後のフォロー体制】です。じつは看護の勉強をはじめて、最初に壁に当たるのが『解剖生理学』という科目です。これは高校でいう『生物』と『化学』にあたる科目ですが、看護系を志望する高校生の多くが、大学に入学するまでそれらの科目の重要性を知りません。しかし、了徳寺大学では、入学した1年次でつまずかないよう、こうした事前知識に対して課題が出されます。このように大学合格後の高校3年生の段階で学びをフォローしてくれる体制が整っているかどうかは、看護系の大学を選ぶときに大切なポイントになります」
――ほかにも、事前にチェックしておいた方がいいことはありますか?
「何といっても【看護師国家試験の合格率】です。高いことはマストの条件ですが、そうした合格率をどうやって出しているのかを、きちんとチェックしておきたいです。たとえば、国家試験対策のカリキュラムがどれだけ充実しているのか。コロナ禍のもとで、どれだけ実技授業に取り組むことができるのか。こういったことは大学選びの基準で、絶対にはずせないポイントです。その点で了徳寺大学の看護学科は、充実した国家試験対策に加え、じっくりと実習できるカリキュラムが整っていることはもちろん、看護師国家試験の現役合格率で高い実績を残していることから、安心して学べる大学だと思いました」
私が了徳寺大学を選んだ理由
――了徳寺大学を選んだ理由を教えていただけますか?
「ストレスフリー療法や、医療大学では珍しい芸術系の授業が充実している点に興味をもったからです。また、幼い頃から両親によく遊びに連れて行ってもらった馴染みのある土地柄であり、緑が多く海の近い自然豊かな環境も安心できました」
――実際に入学してみて、どんな印象をもちましたか?
「看護師になりたいという同じ夢をもった学生たちと一緒に学んでいるため、授業内でも活発に話し合いをしたり、何ごとにも協力して取り組むことができます。先生方も熱心に教えてくれるので団結力の強さを感じました」
了徳寺大学ならではの魅力とは? そして、オープンキャンパスではここをチェック!
ここまで、了徳寺大学に通う現役大学生にお話をうかがってきましたが、具体的に了徳寺大学にはどんな魅力があるのでしょうか。
まず、1・2年次には基礎学力の向上を、3年次には基礎学力+必修問題の知識の定着を実践。そのうえで4年次からは、個別およびグループ学習による主体的な学習をします。加えて、通年にわたる学内教員と外部講師の補講、模擬試験を実施することで国家試験合格率100%をめざす、学修状況を考慮した系統的な学びが魅力です。
また、保健師課程では2つの国家試験合格に向け、補講や模擬試験など国家試験対策を強化している点も特徴です。看護学実習では、東京大学医学部附属病院、順天堂大学医学部附属順天堂医院など、他大学の附属病院が実習先になっています。
看護師国家試験受験資格のほかに、もうひとつ資格を取得することもできます。追加取得できるのは、保健師国家試験受験資格、養護教諭一種免許状、AJESTHE認定エステティシャン受験資格。保健師国家試験合格後には、申請などの条件を満たすことで第一種衛生管理者、養護教諭二種免許状も取得可能です。
こうしたカリキュラムの成果として、2021年度の看護師国家試験で現役合格率98.7%、保健師国家試験現役合格者23名、養護教諭一種免許状取得者10名という実績を残しています。
さらに、看護師以外の資格を取得できることから、多方面から知識が得られ、仕事の幅が広がり、就職先を選ぶにあたって選択肢が増えるのも、了徳寺大学ならではです。また、スカラシップ入学試験の成績上位者に対しては特待生制度が用意されており、1年次の授業料(80万円)を免除。2年次以降は、前年度の成績優秀者に同様の免除があるため、4年連続で選出された場合、4年間で合計660万円の学費が340万円まで減額されます。
了徳寺大学のオープンキャンパスでは、以上のような大学の魅力をより詳細に知ることができます。キャンパスの雰囲気や通学環境だけでなく、国家試験対策や資格のこと、就職先のリアルな話まで、在学生とのフリートーク、その他さまざまなイベントをとおして、しっかりとチェックしておきましょう。
おわりに
大学選びに大切なことを自分の目で見て、体感できる了徳寺大学の来校型オープンキャンパスは、次回は7月17日(日)に開催。それ以降も、8月21日(日)、11月27日(日)、2023年3月27日(月)と定期的に開催される予定です。
当日は、受験生本人と同伴者1名まで参加可能で、学科説明、キャンパスツアー、学食体験、模擬授業、入試説明などのプログラムが実施されます。オープンキャンパスに関する最新情報は了徳寺大学受験生ページにて公開中で、オープンキャンパス情報ページから参加申し込みができます。
看護系の進路を考えている方や、了徳寺大学の魅力的なカリキュラムに興味がある方は、まずは下記にあるページをご確認のうえ、ぜひ参加してみてください。