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はじめに
あなたは薬剤師がどんな仕事をしているか知っていますか?
もしかしたら薬剤師の仕事に対して、「医師の書いた処方箋どおりに薬をとりそろえる」というイメージを持っている方もいるかもしれません。しかし、薬剤師の仕事はそう単純なものではありません。時には、薬学的知識を活かし適切な処方がなされているかを医師に確認する高度な専門性を持った仕事なのです(化学式から副作用を思い浮かべることも!)。
薬を通してあらゆる患者さんに寄り添って、その人のケアにあたることができなくてはならない職業。それが薬剤師の仕事だといえます。では、薬剤師の資格を得るにはどのような大学選びをするのがよいのでしょうか。
薬剤師とはどんな仕事? 薬局以外でも広く活躍
薬剤師とはどのような仕事をしているのでしょうか。薬剤師免許とは、「調剤」のできる唯一の国家資格です。つまり、薬剤師は薬の専門家だといえます。
まず、薬は製薬会社などで研究開発されます。その後、製造されて、病院や薬局、ドラッグストアなどで患者さんにお渡しします。その後も薬の効果はどうか、副作用は出ていないかなど、薬にまつわるすべての工程で、薬剤師が関わっているのです。
また、最近では多職種と協働で患者さんをケアするチーム医療が行われています。病院では感染対策や緩和ケアといった病院内のチームに参加し、患者さんに適した薬に関するアドバイスを行います。さらに、薬局では在宅医療における訪問を行う医師、看護師、ケアマネジャー、ヘルパーさんといった医療だけでなく、福祉関係の方々と協働して薬の専門家としてより患者さんに適した薬剤を提案することも、薬剤師の重要な仕事です。
こうした中でも、薬剤師が最も多く働いているのは薬局です。ここでは、処方箋に基づいた調剤を行っています。こうした業務にあたる薬剤師は全体の6割程度となっています。
次に多いのが、病院で働く薬剤師です。患者さんへ薬の使い方などを説明する服薬指導を行います。飲み合わせの確認などは薬剤師の重要な業務だといえるでしょう。
さらには、製薬会社や国家公務員、地方公務員として働く薬剤師も少なくありません。この場合は、薬の研究や開発、営業に従事することが多いです。このように薬剤師の活躍の幅は多岐に渡っているのです。
理学系志望や医療系志望の高校生も薬学科選択がオススメ
志望学科選びで迷っていて薬学科を志望していなくとも、理系志望で「化学や生物の知識を活かしたい」という方にも薬学科はピッタリです。薬学科では、生物はもちろん、有機化学、物理化学、生物化学など化学分野も幅広く学べるという魅力があるからです。
さらに、医療分野志望の方々にとっても薬剤師は魅力的な仕事です。医療というと、医師や看護師などを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、先述した通り薬剤師は医療分野の専門家。医師や看護師と並び、非常に重要な役割を担います。
こうした幅広い領域を学び、さまざまなシーンで活躍できる点も、薬学科の魅力であるといえるでしょう。
学費で諦めなくて大丈夫! 東北医科薬科大学の充実した奨学金制度
6年間通う薬学科に対して金銭的な不安を抱いている人もいるかもしれません。しかし、東北医科薬科大学の薬学部薬学科は奨学金制度が充実しているのでその不安を取り除くことができるでしょう。
優秀な新入生や在学生を対象にした給付型(返済不要)の特別奨学金はもちろんのこと、無利子で貸与する奨学金も充実しています。他にも、卒業後、指定の薬局や病院などで勤務し、一定期間働くことで返還が免除される仕組みの奨学金もあります。指定の薬局や病院は全国にあるので、多数の選択肢の中から働く場を選べることも特長です。
詳しくはオープンキャンパスに参加して、自分に合った奨学金制度をについて相談してみるとよいでしょう。
キャンパスは程よい自然に囲まれた都会・杜の都仙台という好立地
東北医科薬科大学のキャンパスは、東北最大の都市である宮城県仙台市に位置しています。公共交通機関でJR仙台駅からは約20分の好立地です。
仙台市は言わずと知れた東北エリアの要所。アクセスのよい都市の顔を持っています。一方で、豊かな自然も味わえるという魅力もあります。このような豊かな環境で学べる大学は、全国的に見ても珍しいでしょう。一度しかない大学時代、学舎の場所は非常に重要な要素といえます。
おわりに
東北医科薬科大学では、毎年多くの高校生が来場するオープンキャンパスを開催しています。今年は小松島キャンパスにて8月6日(土)、7日(日)に開催予定です。感染対策のため希望学科毎の事前予約(定員制・先着順)となっていますので、東北医科薬科大学のホームページよりお申込みください。受付は7月上旬から開始予定です。
詳細や当日のプログラムなどはこちらからご確認ください。ぜひ、この機会に東北医科薬科大学で学ぶイメージを掴んでこられるといいですね。