夏を制するものは受験を制する! 夏こそ解きたい過去問

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はじめに

受験生にとっては、夏休みにどれだけがんばれるかが合格へのバロメータにもなりそうです。でも、何から手をつけていいのかわからない人もいるかもしれません。そんなあなたにおすすめなのが「過去問」です。学校や塾・予備校で教えられたかもしれませんが、「過去問」は志望大学合格への最初の一歩であり、最大の秘訣でもあるんです。そこで今回は同志社大学の現役学生2名に「過去問」と「夏休みの過ごし方」を中心にインタビューしました。

洋画のセリフや洋楽の歌詞、海外ニュースアプリでモチベアップ!

1人目は、文学部英文学科2年生の田中鞠安さん(滋賀県出身)です。

──同志社大学を志望した理由をお聞かせください
ミュージカルが大好きで、同志社大学の文学部なら、英文学だけでなく演劇学の勉強もできると知りました。また、教職課程にも興味があり、教育学を学ぶのにふさわしいキャンパスだと感じました。また、京都で学べる点も魅力の1つでした。

──今回は英語の過去問をテーマにお話しいただきます。初チャレンジの感想はいかがでしたか?
高校3年生の4月に、いよいよ高3というタイミングでチャレンジしました。まず、長文のボリュームに驚きました。2問合計でおよそ1800語になり、未経験の長さで集中力が続かなかったのを覚えています。焦らず一文一文しっかり理解すれば解ける問題なので、長文に慣れる必要があると感じました。

──どんな対策をしましたか? 夏休みの過ごし方もお聞かせください。
10年分の過去問題を解き、段落ごとのポイントをつかんで文脈を理解するトレーニングを重点的に行いました。モチベーションが低い時は受験英語から離れ、映画のセリフや洋楽の歌詞を教材にして楽しみました。また、同志社大学はニュースを引用した問題も多いため、海外ニュース番組のアプリを入れて時事問題を英語で読み込みました。「とことんがんばる日」と記念日など「遊ぶ日」を分け、メリハリをつけました。同志社大学のYoutube動画に登場する合格者の感想も励みになりました。

──実際に同志社大学の学生になってみて、いかがですか?
文学部英文学科には個性的で面白い先生方が多く、英語を様々な角度から学んでいます。また、横断型副専攻のメディア文化コースを履修し、興味のあった演劇を深く学んでいます。さらに「国際教育インスティテュート(ILA)」の国際専修コースで多様なバックグラウンドを持つ各国からの留学生とともに英語で学び、視野が広がりました。入学前の理想が全て叶い、受験時代に培った勉強の習慣が役立っています。

──受験生にメッセージをお願いします。
夏休みに受験した模試の結果はE判定でした。でも、同志社大学以外に入学したくないという強い気持ちで学び、スタディプラスのアプリも活用しました。身につけた学ぶ習慣は合格後も武器になりますよ。


生活リズムを守り、勉強時間をしっかり決めて継続!

2人目は、経済学部2年生の高木涼平さん(愛知県出身)です。

──同志社大学を志望した理由をお聞かせください
愛知県出身なので進学先を関西か関東かで迷いました。その際に同志社大学が「西のトップ」であることと、キャンパスの美しさに大きな魅力を感じました。

──今回は英語の過去問をテーマにお話しいただきます。初チャレンジの感想はいかがでしたか?
高校3年生の夏休みに初めて取り組みましたが、量に圧倒され歯が立ちませんでした。難問奇問はなく、シンプルかつ確かな英語力が求められていて、ミスが許されないと感じましたし、記述式も取り入れられているので国公立の問題にも似ているとも感じました。

──どんな対策をしましたか? 夏休みの過ごし方もお聞かせください。
過去問題は19年前まで遡りましたが問題構成・形式はずっと同じなので、同志社大学の入試の特色といえると思います。夏は8時起床12時就寝という生活リズムを守り、15時間を勉強にあてました。単語や文法から固めて、熟語、長文と段階的に長文対策をしました。単語帳の音声機能は耳からも覚えられるのでおすすめです。サッカー部在籍中の「ひとつの目標に向かって努力する」姿勢を受験に振り向け、全学部の過去問題を2〜3周しましたね。

──実際に同志社の学生になってみて、いかがですか?
高校3年生の夏休みが終わった頃に、同志社大学のキャンパスを見学して、改めて入学への思いを強くしました。今、憧れていた美しいキャンパスに毎日通っていることが、とても嬉しいです。また、ミクロ・マクロ経済学、政治学などを学び、論理的に物事を考える学問の面白さを実感しています。人と話したり協働したりすることも大好きなので、専門知識を活かして営業の仕事に就きたいという目標もできました。

──受験生にメッセージをお願いします。
僕も夏休みに受験した模試の結果はE判定でしたが夏のがんばりで4割から7割へと伸びました。受験というのは単なる勉強の時期ではなく、「なりたい自分像」を摸索する自己分析・自己創造の時期でもあります。自分を理解すれば、向いている勉強法もわかってくると思います。

おわりに

田中さんも高木さんも、過去問としっかり向き合って出題傾向をつかみ、対策をしていったことが合格の一因になっているようですね。この夏休みは志望大学の過去問を入手し、まずは解いてみることからスタートしてみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人
    【PR】Studyplus編集部
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