これからの社会はクリエイティビティが必須! その力を養う大学の新たな学び

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はじめに

先生や両親に、「そろそろ進路を決めないと」と言われ、プレッシャーを感じた経験はありませんか。「将来から逆算して大学を選んでみたら?」「好きなことからチョイスしてみたら?」「興味に合わせて学部選択をした方がいいよ」などたくさんのアドバイスを受けながらも、なかなか自分の道が決められず、悩んでいる人は少なくないと思います。

なかには、大学卒業後の就職のことを考えて、経営学部や経済学部などでビジネスに直結する力を養おうと思っている人もいるかもしれませんね。では、これからの社会求められている力とはどのようなものでしょうか?気になる社会で求められている力について、ご紹介します!

社会に出て求められるクリエイティブな力!

これからの社会で求められるのは、「課題発見能力」「課題解決方法の発想力/着想力」「情報分析力」だといわれています。そして、これらの能力を下支えするのが「デジタルリテラシー」「クリエイティビティ/創造性」「プレゼンテーションスキル」です。

現在のビジネス実務において、デジタルやプレゼンテーションの力が必要なことは想像しやすいかもしれませんが、クリエイティビティが求められている点については意外に感じた方もいるかもしれませんね。実はこのクリエイティビティについて、職種を問わず、あらゆる仕事において必要性を感じている人が増えているのです。

もしかしたら、高校生であっても、好きなことからクリエイティブな活動に繋げている方もいるかもしれませんね。では、社会人との違いはどこにあるのでしょうか。好きなこと得意なことを突き詰めていけばよいという点においては、両者に変わりはありません。異なるのは、高校生は自分のために好きなことをする方が多いのに対して、社会人はそれを自分ではない誰かや何かのために行うということです。

社会や企業においてクリエイティビティが求められる理由は、クリエイティビティが土台となることで、アイディアを形にできたり、世の中をより良くするモノを生み出したりできるからです。社会全体がクリエイティブから生み出され、未来に向かって進化しているのです。

大学は、好きなことを掘り下げる絶好のタイミングです。絵を描いたり、ろくろを回したり、好きなことや得意なこと、遊びの延長がクリエイティビティを養うことにつながり、それが社会を創ることにつながっていきます。

では、就職活動や社会人になってから求められるクリエイティビティはどのように身につけていけばよいのでしょう。そのヒントが倉敷芸術科学大学の教育にあります。

アート&サイエンス教育に力を入れている倉敷芸術科学大学

倉敷芸術科学大学のアート&サイエンス教育は、知性と感性を兼ね備えた創造力豊かな人材を育成する教育です。ここでは、知覚・鑑賞・イメージなど豊かな感性を養う「アート」表現を学ぶ授業を受講することができます。さらに、観察・実験・調査に基づく仮説・検証といった思考プロセスを学ぶサイエンスに関わる授業も充実しています。

また、アート&サイエンス教育は一貫して、「知る・考える・表現する」ことを大事にしています。これにより既存の概念にとらわれず、新たな発想力で社会課題を解決したりアイディアを提供したりする力を身につけていくことができます。

大学でアートとサイエンスを体系的に学ぶ体験を通じ、論理的な思考や合理性を習得し、社会に出てからも的確に意思決定ができる人材を育成しているのが、アート&サイエンス教育です!

社会につながる力を養う芸術学部の2つの学科

倉敷芸術科学大学ではどのような学びに力を入れているのか、芸術学部の各学科を紹介します。芸術学部デザイン芸術学科は、デザインとアートの2つの領域からなります。デザイン領域では、ビジュアルデザイン、イラストレーション、生活プロダクトから学ぶことができます。アート領域では、造形芸術、工芸、現代アートを学ぶことができます。1、2年次には広く学び、年次が上がっていくにつれて、自分に合う専門性を見つけていくことができます。

例えば、デザイン芸術学科で学ぶユニバーサルデザインは、現在、社会での注目度がとても高い分野です。ユニバーサルデザインは、性別・国籍・年齢・障がいの有無などに関係なく、すべての人が利用しやすいように建物や製品、環境などを設計することを指す概念です。このユニバーサルデザインを学ぶことで、これまで人々が抱いてきた先入観や固定概念を外し、多様なバックグラウンドのある他者へ配慮する力を養い、よりよい社会を実現する人材へと成長していくことができるはずです。

続いて、メディア映像学科ではマンガコース、CGアニメコース、コミックイラストコース、ゲーム・Webデザインコース、動画コースと、コンテンツごとに5領域が用意されています。創造性の高いコンテンツをイメージする力とそれを実現するための技術力を養います。基礎知識や技術の習得だけでなく、各コースを横断的に学ぶ中で、応用力を身につけていくこともできるのです。

では、実際にメディア映像学科での学びはどのように社会につながっているのでしょう。倉敷芸術科学大学のある倉敷市では、小学5年生で防災について学ぶ授業があります。その授業の導入として、メディア映像学科の学生が、一人では避難が困難な要配慮者の防災行動計画「マイ・タイムライン」についてわかりやすく紹介したマンガを作成しました。小学生も理解しやすい内容で、命を守る取り組みを伝えることができました。

おわりに

倉敷芸術科学大学では、7月23日・24日に来学型のオープンキャンパスを開催します。
各学科の体験イベントや在学生との相談コーナーが用意されているので、大学4年間の学びのイメージを抱くことができ、学生の雰囲気を直接知る機会にもなります。

倉敷芸術科学大学のオープンキャンパスでの体験が、夏までに志望大学を定めたいあなたの背中をきっと押してくれることでしょう。まずは一歩を踏み出して、参加してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人
    【PR】Studyplus編集部
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