先輩大学生2人に聞いた、受験勉強の工夫やスマホの使い方

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はじめに

みなさん、受験勉強ははかどっていますか? 秋になり、志望校を決めて過去問対策に取り組まなきゃと思う反面、なんとなく勉強がやる気にならない……そんな方もいると思います。
やる気はコントロールしにくいもの。もちろん、常にフルパワーで頑張ることは難しいですが、やる気がいまいち出ない時に対処法をわかっていれば、自分の気持ちと折り合いをつけて勉強に臨むことができます。
そこで今回は、現役大学生に「受験勉強のコツ」をインタビュー! 受験生時代を振り返り、どんなふうに勉強を進めていたか、またやる気が出ないときの対処法などに関して、話を伺いました!

塾や予備校に行かず、自分で計画を立てて勉強しました

まず、教育学部児童教育学科2年生の山﨑優子さんです。

――山﨑さんは、いつ頃から受験勉強をスタートしましたか。

山﨑:私は高校2年生の夏頃から勉強をスタートしました。本格的に志望校を決めたのは高校3年生の頃。塾や予備校に行かず、自分で計画を立てて勉強をしながら、教育学部を目指していました。

――勉強する上で工夫したこと、意識したことはありますか。

山﨑:基礎を固めることです。また文系科目は覚えるだけでなく、その背景もきちんと理解し、自分の言葉で説明できるように努めました。例えば、日本史であれば、年号を覚えるだけでなく、出来事の背景を自分の言葉で説明できるようにする、といったことです。この勉強法は、いろんな教科に活かすことができました。

――苦手科目はありましたか。また苦手科目とは、どう向き合っていましたか。

山﨑:理数系が苦手でした。問題を目にするのも嫌なほど苦手で……。しかし、避けては通れないので、易しい問題から取り組んだり、とにかく先生に頼ったりすることでやる気を保っていました。特に先生には、どんなことも聞くようにしていましたね。


――勉強へのモチベーションはどのように保っていましたか。

山﨑:勉強を頑張っている人を見て、自分を奮い立たせていました。特にSNSでは、受験勉強用アカウントを作って、勉強した内容や時間を報告している人がいます。休憩時間にスマホを見て、そういう人から刺激をもらい、「自分も頑張らないと」と、気持ちを奮い立たせていました。

――塾にも行かず勉強をし続けるのは、大変ではありませんでしたか。

山﨑:確かに大変でしたし、「このままで大丈夫かな」とプレッシャーも感じていましたが、そんな時は家族が助けてくれました。親はあまり口を出さず、私のことを見守るタイプ。会話も他愛もない日常会話が多かったのですが、かえってそれが私にとっては息抜きになり、心の支えにもなりました。

――最後に受験生にメッセージをお願いします!

山﨑:特に今の時期は模擬試験が重なり、成績や偏差値の変化に一喜一憂することがあると思います。しかし、どんなときも、焦らず目の前の課題に丁寧に取り組むことが大切。自分を信じて頑張ってください!

――山﨑さん、本日はありがとうございました。


勉強仲間と、オンラインで繋がりながら勉強していました

続いて、経済学部経済学科1年生の太田直人さんです。

――太田さんはいつ頃から受験勉強をスタートしましたか。

太田:高校3年の4月に、塾に通い始めてからです。学校の生徒会活動が忙しくて、1、2年生は活動に打ち込んでいました。塾に通い始めてからは、塾のカリキュラムに沿って勉強をしていました。

――勉強する上で工夫したこと、意識したことはありますか。

太田:基礎をしっかりとやるとともに、たくさん量をこなすことです。例えば英単語は、朝起きた時、電車に乗った時、夜寝る前と、1日の中でも3回見直していました。また苦手な現代文の文章問題は、文章になれるために、たくさん過去問をやったり、本を読んだりして克服しました。

――日々勉強をするなかで、成績はどんどん上がっていったのでしょうか。

太田:いや、そうでもありません。実は高3の秋まで成績は上がらず、そこから少しずつ良くなっていきました。諦めず勉強を続けていたら変わっていったので、続けることが大切なのだと思います。

――勉強へのモチベーションはどのように保っていましたか。

太田:勉強する環境をよく変えていました。家では勉強ができないので、学校の自習室や図書館、またカフェで勉強していましたね。特にカフェは、周りの人も集中して勉強をしています。そんな姿を見て、自分も集中して勉強に打ち込むことができました。

――勉強する上で、スマホは活用していましたか。

太田:使っていました。友達が、SNSのライブで自分の勉強している姿を配信していて、それを見ながら、自分も刺激を受けていました。また、勉強仲間とオンラインMTGツールを使って勉強するということもやっていましたね。友達がやっているんだから、自分も頑張ろうとやる気になりました。

――最後に受験生にメッセージをお願いします!

太田:勉強をしたくなくなるときもあるかと思いますが、諦めないのが大切だと思います。またモチベーションを維持するために、友達や先生といった人に相談するのも良いと思います。私も人に話をすることで、気分が楽になりました。決してくじけないで、周りの人と協力しながら、勉強を頑張ってください。

――太田さん、本日はありがとうございました。


おわりに

先輩2人のインタビューはいかがでしたか?
2人とも、それぞれ自分のやり方でやる気を維持しながら頑張っていましたね。ぜひ、参考にしてください。
温かいメッセージをくれた2人が通う創価大学には、経済学部、経営学部、法学部、文学部、教育学部、国際教養学部、理工学部、看護学部があり、広々とした東京・八王子市のキャンパスで学ぶことができます。
全学統一入試は2月3日、一般入試は2月7・8日(学部により異なります)に実施します。ぜひ興味があれば、創価大学について調べてみてくださいね。

この記事を書いた人
    【PR】Studyplus編集部
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