順天堂大学で学ぶデータサイエンスには、無限の可能性が広がっている!

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はじめに

みなさんは、進学先をどのように選んでいますか?
偏差値はもちろん、取れる資格やキャンパスの立地など、様々な尺度があると思いますが、「卒業後の進路が充実している分野に進みたい」と考える方も多いのではないでしょうか。
そのような方におすすめしたいのが、「データサイエンス」を学ぶこと。データサイエンスとは、スマホなどから取得したビッグデータを分析し、マーケティングやサービスに活かす取り組みを指します。あらゆる業界でデータ活用が求められている今、多くの企業がデータサイエンス、そしてデータサイエンスを活用できる人材に注目しているのです。

順天堂大学だからできる、健康×データサイエンスの学び

医療分野、スポーツ・健康分野でも同様に、膨大なデータを駆使して活かすことは、医療、福祉の発展に大きくつながっていくと考えられています。
そこで、医療系の教育機関として日本最古の歴史を持つ順天堂大学は、令和5(2023)年4月に健康データサイエンス学部を開設する運びとなりました。
順天堂大学のスタートは天保9(1838)年。医学・医療、およびスポーツ分野の発展とグローバル人材の育成において、「仁」を学是として大切にしながら長年に亘り社会への貢献を形にしてきました。
現在、医学、医療、そしてスポーツを取り巻く環境は大きく変わりつつあります。テクノロジーの進化とともに無限大に可能性が広がり、データの分析に基づいた、新たな解決策の提案が求められているのです。
そこで順天堂大学では、国内の大学でも先駆けて健康データサイエンス学部を開設。長い歴史の中で培ってきた豊富な実績と専門知識、そして蓄積されたデータを活用し、「健康×データサイエンス」領域において、順天堂大学だからこそできる質の高い教育を目指しています。

多彩な教授陣とともに、データサイエンティストとしての一歩を踏み出す

それでは健康データサイエンス学部では、どのような授業を行うのでしょうか。
具体的には以下の5つの学びを軸に、統計やコンピュータの知識やスキルを身につけていきます。

① Statistics×Data Science
日本の統計学のレジェンドと言われる岩崎学教授が、本学部の応用統計をはじめとした授業を担当します。数学に苦手意識があっても安心して取り組めるように、「統計学とは何か?」といった初歩からスタート。一歩ずつステップアップしながら応用統計へと進みます。

② Medical×Data Science
神経放射線の分野で世界的に有名な青木茂樹教授を中心に、「健康」×「データサイエンス」の二つの専門性を身につけた「ヘルスデータサイエンティスト」を育成するカリキュラムを用意。医療の中でも特にデータサイエンスを活用する放射線科で活躍中の青木教授は、「次世代の医療基盤を築いていくうえでも、医療のプロと話せるデータのプロの育成は急務」と話します。
順天堂大学でデータサイエンスを学んだ学生が、AIを活用した創薬の分野に進むことで、日本のみならず世界中の人々の健康に貢献することも可能です。

③ Sports×Data Science
順天堂大学はオリンピアンを輩出するほどのスポーツ強豪校。つまりデータの宝庫とも言えます。そのような順天堂大学のスポーツの可能性に関心を寄せるのが、スポーツやマーケティング領域のデータ分析を得意とする小泉和之准教授です。
スポーツのデータ分析は、勝敗の分析や戦略の分析、観客を増やすためのマーケティングまで様々。授業では、課題設定やデータ提供といった面で企業の協力を仰ぎながら、現実や実態に即したリアルなデータ分析を行うことを想定しています。

④Computer×Data Science
コンピュータサイエンスを担当する姫野龍太郎教授は、コンピュータの進化とともに歩む変幻自在のデータサイエンティストとも言われており、車のデザインに必要な流体力学の研究や、プロ野球選手の変化球を科学的に分析したり、理化学研究所でスーパーコンピュータの開発に携わったりといった経歴を持っています。
姫野教授いわく、データサイエンスの進化はコンピュータの進化と比例するそうで、5年で10倍、つまり10年で100倍の早さで進化しているとのこと。このような分野は他にないと話しています。

⑤Global×Data Science
インドネシアのトップ医師であるクリスティーナ・アンディカ氏は、基礎科目から応用科目、病院実習、演習まで幅広い授業を担当。
クリスティーナ氏は順天堂大学で博士号を取得した放射線のスペシャリストでありながら、統計学を究める国家プロジェクトにも参加する医師。彼女自身が統計学の勉強に苦労されたそうで、その経験を活かし、学生たちには楽しくわかりやすく教えていきたいと話します。

「つくる人」になることで、新たな可能性を切り拓こう

このような教授陣が指導をする健康データサイエンス学部で「健康」×「データサイエンス」のスキルを身に付けた学生の活躍の舞台は、限りなく広がっています。医療・健康・スポーツはもちろん、企業や自治体など、必要とされる場面は様々。一例を挙げただけでも、以下のようなテーマに活かすことができると考えられています。

・世界規模のビジネス
・スポーツの新常識
・健康プラットフォーム
・命を救うAI医療
・データのある暮らし
・新しい教育
・人や社会の健康
・モノづくりの進化
・未知の冒険
・未来の安全や安心
・高齢者の希望
・新時代の旅行 など

将来の可能性は無限大。健康データサイエンス学部で専門知識を身につけることで、これらの新しい何かを「つくるひと」になり、デジタルイノベーション時代を担うスペシャリストを目指すことができるのです。

おわりに

データサイエンス、そして順天堂大学の健康データサイエンス学部について、見てきました。
健康データサイエンス学部の授業は、今年4月に千葉県浦安市に誕生した浦安・日の出キャンパスで実施します。キャンパス内には、情報セキュリティ演習室やPC演習室、最新VR機器、さらにはボルダリングスタジオや、屋内ランニングコース、フットサルコートなどを設置。新しい学び舎で、健康で充実した4年間のキャンパスライフを過ごすことができるでしょう。
健康と医療への関心が高まる中、健康×データサイエンス分野の成長は確実です。将来に向けて、ここから一歩を踏み出してみてはいかがですか?

この記事を書いた人
    【PR】Studyplus編集部
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