先輩大学生に聞いてみた。受験のための、春休みの過ごし方

はじめに

寒い日が続きますが、もうすぐ春休み。学年がひとつ上がるのを楽しみにしている方も多いと思います。
ところでみなさん、この春休みですが、どのように過ごすかを考えたことはありますか?
大学受験をする上で、春休みの過ごし方を考えるのはとても大事。この時期だからできることに取り組むと、その後の勉強をスムーズに進められます。
そこで今回は、現在創価大学に通う先輩大学生にインタビューを実施。高校時代を振り返って、春休みの過ごし方や、今の時期にやっておくべきことを聞きました!

春休みから、少しずつ受験勉強を始めよう

1人目は、教育学部児童教育学科3年生の安藤紗英さんにお話を伺いました。

――現在、学んでいることを教えてください。

安藤:教員免許の取得を目指して、発達心理学や子どもの指導に関して学んでいます。中学生の頃は幼稚園教諭を目指していましたが、大学入学後、授業を通して小学校の先生になりたいと思うようになりました。また創価大学は、幼稚園の免許も取得できるので、両方の取得を目指しています。

――高校1、2年生の頃は、受験勉強をしていましたか。

安藤:私の場合はアルバイトと遊びの毎日で、正直あまり勉強をしていませんでした。受験を意識したのは、高校2年生の夏休み頃。苦手分野の克服は3年生から始めたのですが、もっと早くやっておけば良かったと思います。塾の先生からも「これは厳しいから捨てよう」と指摘をもらうなど、取捨選択も必要になりました。

――創価大学の受験で覚えていることはありますか。

安藤:思い出に残っているのは試験会場での出来事。試験後に、学生が受験生へのメッセージを書いたしおりを手渡しで配っていて、それがとても嬉しかったんです。未来サポーターズという団体が配っていたのですが、私も自分がしてもらったように受験生を励ましたい!と思い、入学前から未来サポーターズに入ることを決めていました。

――未来サポーターズは、どんな活動をしている団体ですか。

安藤:学生有志の団体で、オープンキャンパスや大学祭を中心に、受験の相談会やキャンパスツアーを開いています。たくさんの方に大学の雰囲気を知ってもらうのはもちろん、相談会では勉強の悩みにも答えています。

――オープンキャンパスのオススメの活用法はありますか。

安藤:目指している学部において、相談会など学生と関われる機会があれば、ぜひチェックしてください。学生が経験したり学んだりしていることを、リアルに知ることができます。またクラブ・サークル活動や寮といった学生生活も詳しく知るチャンスなので、親と一緒に行くのもオススメです。

――春休みの過ごし方や受験勉強について、高校生にメッセージをお願いします!

安藤:春休みは、「今日は一問だけ過去問を解こう」とか、「一教科だけ勉強しよう」とか、少しずつでも勉強を始めるのが良いと思います。またこの時期に、オープンキャンパスにもぜひ参加してみてください。受験勉強は大変ですが、必ずあの時頑張って良かったと思える瞬間が必ずくるので、最後の最後まで自分に負けないで頑張ってください!

――安藤さん、本日はありがとうございました。

早いうちに行動すると、受験勉強をスムーズに進められる

続いては、法学部法律学科1年生の中嶋明男さんにお話を伺いました。

――現在、学んでいることを教えてください。

中嶋:法学の中でも、今は犯罪と刑罰に関する刑法総論と、財産法に関する民法総則を学んでいます。難しいことも多いですが、どちらも法学において大切な分野のため、モチベーションを高く保って勉強しています。

――なぜ、創価大学に入学したのですか。

中嶋: "Global Lawyers Program(法曹コース)" の存在が、一番の理由です。これは法科大学院(ロースクール)進学に特化した創価大学独自のコースなのですが、ここなら、きちんと将来を見定めて勉強ができると思いました。同じコースの先輩と関わって話を聞く機会もあり、入学して良かったと思っています。

――学業以外に取り組んでいることを教えてください。

中嶋:安藤さんと同じく、未来サポーターズに所属しています。大学の情報はパンフレットにも書いてありますが、実際の大学の雰囲気や入試制度に関しては、よくわからないという方も多いと思います。そのようなときに、オープンキャンパスなどで、未来サポーターズのメンバーが学校について紹介したり、高校生の疑問に答えたりしています。

――オープンキャンパスのオススメの活用法はありますか。

中嶋:先輩や先生に、遠慮せずに何でも聞いてください! 学校生活や高校との授業との違いなどは、実際に聞いてみなければわからないと思います。奨学金や受験の倍率といった数字の面まで、様々な疑問に答えてくれるはずです。

――高校1、2年生の春休みはどのように過ごしていましたか。

中嶋:当時は、塾と部活を並行して取り組んでいました。私の場合はコロナ禍でオープンキャンパスがなかったのですが、春休みの早いうちにオープンキャンパスに参加したり、進路指導の先生に話を聞いたりするのが良いと思います。3年生になると勉強で忙しくなるので、早めに情報収集をすると、受験勉強をスムーズに進められると思います。

――最後に受験生にメッセージをお願いします!

中嶋:一人で勉強をしていると色々なことを考えてしまいますが、塞ぎ込まないようにしてほしいと思います。「受験生は不安を抱えている」と、私の先輩が言っていました。私も受験生の頃を振り返ると、勉強がつらかったり、色々なことがあったりしたと思います。しかしそんな時こそ諦めず、周りを頼りながら頑張ってください。

――中嶋さん、本日はありがとうございました。

おわりに

先輩2人のインタビューはいかがでしたか?
2人に共通していたのは、春休みから少しずつ勉強を始めること。そしてオープンキャンパスをはじめとしたイベントに参加して、情報収集をするのが大切ということです。
2人の通う創価大学も、3月21日(火・祝)にオープンキャンパスを実施予定。どんな大学に進もうかと迷っている人、大学のことをもっと知りたい人は、気軽に参加してみてはいかがでしょうか。思いがけない学びや、出会いがあるかもしれません。
この春休みは、将来を考える上でとても大切な時期。充実した毎日を過ごしてください。

この記事を書いた人
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