はじめに
部活動で選手として活躍したり、マネージャーとして貢献したり。なんらかの形でスポーツに関わっている人は多くいると思います。将来はスポーツに携わる仕事をしたいと考える人もいるのではないでしょうか。
スポーツに関連する仕事のひとつに「スポーツトレーナー」があります。名前から、スポーツ選手をケアする仕事というイメージがあると思いますが、スポーツトレーナーに必要な資格はありません。資格を所有していなくても仕事につくことは可能です。しかし、資格を所有していれば、専門的な知識・スキルを持っていることのアピールとなるので就職に有利になります。では、スポーツトレーナーが所有している資格で最も多い資格は何でしょう? 実は、「はり師」と「きゅう師」なんです!
そこで今回は、4月9日の「鍼灸の日」に合わせてアンケートを実施! Studyplus高校生ユーザーのみなさんに、スポーツや資格に関する様々な質問を聞いてみました。
アンケートの結果はこちら!
では、早速アンケートについてみていきましょう。まずはこんな質問から。
Q1.運動系の部活動をしていますか?
アンケートに回答した方の6割以上が運動部に在籍している(またはしていた)とのこと。部活の最中に怪我をしたことがある方は、スポーツトレーナーやはり師・きゅう師にお世話になっているかもしれません。
Q2.スポーツトレーナーという職業に興味はありますか?
スポーツトレーナーに興味のある方は約3割。運動部に所属している方ほど、この質問に「ある」と答えている割合は高いかもしれません。
Q3.スポーツトレーナーになるために必要な資格はどれだと思いますか?(最大3個まで選択可能)
理学療法士が一番多い結果となりました。次いで健康運動指導士、JSPOアスレティックトレーナーという順になっています。はり師、きゅう師はそれぞれ3.5%、2.1%となっています。
Q4.はり師・きゅう師という資格を知っていますか?
そんななかで、はり師、きゅう師を知っている方はおよそ6割という結果に。知名度は高く、半数以上の方がはり師・きゅう師を知っているようです。
スポーツトレーナーの保有資格のなかで、もっとも多いはり師・きゅう師
みなさんはり師・きゅう師に関しては、こんなイメージを持っているようです。
Q5.はり師・きゅう師のイメージがあれば教えてください。(自由記述)
・小さい針を刺して痛みなどを和らげる
・野球選手がよく使っている
・色々なスポーツをされている方や、日頃仕事をしていて疲れている人の体を癒す
・肌のための美容や怪我のための治療を行っている
多くの方が「痛みの緩和や、疲労回復のための施術」というイメージを持つ一方で、スポーツトレーナーにとって重要な資格であると認識する方は少ない、という結果になりました。
スポーツトレーナーと鍼灸師につながりがあるというと、意外に感じる方もいると思います。でも実は、はり師・きゅう師ってスポーツトレーナーがもっとも多く保有している資格なんです。
つまり、鍼灸を学ぶことは、より人体に詳しくなり、スポーツトレーナーに近づけるということ。将来の選択肢が広がる資格が、はり師・きゅう師と言えるでしょう。
はり師・きゅう師の資格を取得しスポーツトレーナーを目指せる! 新潟医療福祉大学の鍼灸健康学科
そんな鍼灸について学べる大学に、新潟医療福祉大学があります。新潟医療福祉大学は、2023年4月に鍼灸健康学科を新設しました。
この学科では、国内外のオリンピック出場選手やヨーロッパのプロサッカーチーム所属選手のサポート経験がある教師陣のもとで、国家資格であるはり師・きゅう師をはじめ、フィットネスの維持や向上のための指導・助言を行うスポーツプログラマーや、酸素運動やストレッチングなどの実践指導を行う健康運動実践指導者の資格取得を目指すことができます。
また、全12種目の強化指定クラブ選手へのサポート活動を在学中に経験できる環境が整っており、実践的な知識・スキルを身につけることができるのは、新潟医療福祉大学ならではの特長です。
おわりに
アンケート結果とともに、スポーツトレーナーや鍼灸師について見てきました。
スポーツトレーナーの多くが保有するはり師・きゅう師の資格。最近ではスポーツの現場にとどまらず、介護や美容の現場でも注目を集めています。これを機会に、興味のある方はぜひはり師・きゅう師について調べてみてください。
またご紹介した新潟医療福祉大学では、6月4日に来場型のオープンキャンパスを開催予定です。学科の体験プログラムや入試対策プログラムの実施を予定していますので、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。