大学「入学後」のこと、考えてる?先輩に聞く進路選びのコツと女子大の魅力

はじめに

暑い夏が終わり、あっという間に1年が終ろうしています。
勉強に部活にと日々忙しいと思いますが、今の時期は進学、またその先の将来を考えるのに最適な時期。特に大学受験を考えている方は、志望校はもちろん、将来自分がどのような職業に就き、どのような生活を送っていきたいかを考えることも重要です。
でもいきなり将来を考えると言っても難しいですよね。そこで今回は、東京家政大学に通う学生にインタビューを実施。現在大学に通う先輩が、どのように自分の進路を決めて進学をしたのか、話を伺いました!

中高の経験がきっかけで、保健室の先生を目指しました

1人目は、人文学部心理カウンセリング学科4年 H.M.さん(以下Hさん)です。

――本学部・学科を目指したきっかけを教えてください。

Hさん:中学、高校の頃によく保健室に通っていていたのですが、保健室の先生に精神的な面で助けてもらううちに、私も人を支えるような仕事に就きたいと考えるようになりました。そこで大学受験を考えたときに、養護教諭の免許を取れる、かつ人の心と向き合う方法を学べる心理カウンセリング学科を目指すようになりました。

――現在はどんなことを学んでいますか。

Hさん:大きく分けると、養護教諭に関する勉強と、心理学に関する勉強をしています。
養護教諭は学校の教員ですが緊急処置対応、看護技術といった医療に関する知識も必須です。そのため看護臨床実習という授業があり、実際に病院に行って現場の対応を学ぶ授業もあります。心理学は子どもの発達心理学などを学んでいます。

――実際に大学の授業を受けて、感じることはありますか。

Hさん:私が入学した当初はコロナ禍の真っ只中。友達もいない中で、オンライン授業についていくのは大変でしたが、学年が上がるにつれて少しずつキャンパスに行く機会が増えました。勉強の内容は専門性が上がるにつれて大変になっていきますが、友達と協力しながら課題に取り組んでいます。

東京家政大学には優しくて、真面目な人が多い

――大学選びはどのように行っていましたか。

Hさん:何校かのオープンキャンパスに参加する中で、東京家政大学が第1志望になりました。養護教諭の資格が取れる大学はたくさんありますが、それだけでなく心理学もはじめとした将来に直結する専門的な学びができる点に惹かれました。実習が充実していて、深い学びができる大学だと感じています。

――数ある大学の中でも女子大を選んだ理由を教えてください。

Hさん:受験のときは特に意識していませんでしたが、入学してみると、みんな同じ女性なので人間関係に悩むことがないのが良いと思います。また東京家政大学は優しくて真面目な人が多く、グループワークの時もみんなで助け合えるという安心感があります。

――最後に受験生にメッセージをお願いします。

Hさん:部活などがあり忙しいと思いますが、時間を見つけて少しずつでも勉強を始めると良いと思います。またぜひ時間のあるうちに、オープンキャンパスに参加してみてください。将来に向けて、少しずつでも行動を積み重ねることが将来の選択に活きてくると思います。頑張ってください。

――Hさん、本日はありがとうございました。

栄養士になって、たくさんの人の「食」に携わりたい

続いて、栄養学科 栄養学専攻(現 栄養学部 栄養学科)4年 T.Y. さん(以下Tさん)にお話を伺いました。

――本学部・学科を目指したきっかけを教えてください。

Tさん:高校生の頃に祖母が入院したのですが、そのときに病院の先生が栄養を考えた食事を祖母に作ってくれました。そのときのことが忘れられず、2年生の頃から栄養士を目指すようになりました。受験勉強自体は部活を引退した3年生の夏から本格的にスタートしました。

――現在はどんなことを学んでいますか。

Tさん:栄養学を中心に、食品衛生の知識、臨床に関する知識などを幅広く学んでいます。栄養はすべての人にとって健康に生きていく上で欠かせない要素。学んでいて面白いと思います。また私は教員免許の取得を目指しており、栄養学以外の授業も選択しています。

――将来の目標を教えてください。

Tさん:将来は栄養士として、たくさんの人の「食」に携わりたいです。健康で長生きできるように、食で喜びを与えられるような人になりたいと思っています。

大学入学後のことも、しっかりと考えることが大切

――実際に大学の授業を受けて、感じることはありますか。

Tさん:Hさんと同じくコロナ禍に入学したので、一年生の頃は授業を理解するのが大変でしたし、レポートの作成にも時間がかかりました。学年が上がるに連れて友達も増え、協力して課題に取り組むことも増えてきました。アルバイトに関してもシフトをうまく組むことで授業と両立しています。

――女子大に入学してみて感じることはありますか。

Tさん:女子大であることを取り立てて意識することは、あまりありません。みんなサバサバしているけど冷たいわけではない。コミュニケーションを取りやすいと感じています。優しくて真面目な印象もあり、課題も助け合って取り組んでいます。

――最後に受験生にメッセージをお願いします。

Tさん:大学入学をゴールにするのではなく、入学後のこともしっかり考えると良いと思います。学部によっては頑張り次第で資格もたくさん取れるため、将来の幅も広がるはず。大変なこともたくさんありますが、頑張れば頑張るほど結果はついてくると思うので、目標を持って取り組んでください。

――Tさん、本日はありがとうございました。

おわりに

2人のインタビューはいかがでしたか。
入学をゴールにするのではなく、その先を考えることはとても大切だということがわかったと思います。
今回ご紹介した東京家政大学は多くの学部・学科があり、それぞれの分野で専門的かつ実践的な学びを深めていくことができます。
東京家政大学では12月10日(日)に、オープンキャンパスを開催予定。(事前予約制・高校1・2年生の参加も可能)少しでも興味のある方は、URLよりチェックしてみてくださいね。

この記事を書いた人
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