はじめに
みなさん、立命館大学を知っていますか? 全国的に知名度があるため、名前を聞いたことのある方は多いかもしれません。
キャンパスを大阪・京都・滋賀に構えていることから、近畿地方出身の学生が多い印象ですが、そんなことはまったくありません。実は近畿圏以外からの入学者が、約半数を占めており、他の私立大学にはない環境です。
その理由は、手厚いサポートが整っているとともに、同じ境遇の仲間が集まっているから。全国から集う学生が、スムーズにキャンパスライフを送れるよう、「ピア・サポート」(学生が学生をサポートする立命館ならではの制度)や充実した奨学金制度など、大学側が様々な支援をしているのです。
そこで今回は、近畿圏外出身の3名の先輩にインタビューを実施! ひとり暮らしや大学生活について、話を聞きました。
出身地がバラバラ。だから全国の情報が集まり、就職活動に役立つ
※2023年度取材時
――立命館大学を志望した理由を教えてください。
昔から法学部志望でしたが、東京近郊に行きたい大学がなく、受験勉強にも身が入りませんでした。そんなときに予備校の先生から、法学部に力を入れている大学が関西にあると教えてもらい、立命館大学に進学しようと思いました。
それ以降、勉強がつらく感じたときは、関西の観光地を調べたり新しい生活を想像したりすることで、勉強のモチベーションを維持していました。
――全国から来た学生との交流はありますか。
はい。友人が帰省した際に、地元のお土産を買ってきてくれるのは「立命館あるある」だと思います。私の友人は北は岩手県、南は福岡県、私と同じ東京都など全国から来ていますが、正月はみんな帰省するので、1月はお土産交換会みたいになりますね。お互いの地元の話をすると、自分の地元との違いに驚くことが多いです。ちなみに私は西東京出身なのですが、京都府出身の友人に「東京って23区以外あるんだ」と言われたことが今でも衝撃で覚えています…。
――ひとり暮らしで、不安を感じることはありますか。
最初は知らない地域での暮らしに不安がありました。ですが周りにひとり暮らしをしている人が多いため、使いやすい家電や簡単に作れる料理など役立つ情報などを教えてもらいながら、生活しています。友達の家に集まることも多く、一緒にご飯を食べたり遊んだりするため、あまり寂しさは感じません。
――大学のサポートは活用していますか。
大学のキャリアセンターが、卒業生の就職活動記録を学生が閲覧できる専用サイトを運営しているのですが、それをよく使っています。面接での雰囲気や質問、就職活動のアドバイス等が記載されているためそれをもとに自分の就活を進めることができます。学生数が多く全国から学生が集まっているので、様々な企業の情報が集まっているところは立命館大学の強みだと思います。
古森さん、ありがとうございました!
学業も課外活動も楽しみながら全力で
――立命館大学を志望した理由を教えてください。
食べることが大好きで、大学では食について学びたいと考えていました。調べていくと、農学系や栄養系の学びが出来る学部は多くありましたが、文系領域や理系領域など、様々な学問領域から食について総合的に学べる学部は立命館大学の食マネジメント学部しかありませんでした。そこで、立命館にいきたいと思いました。
――奨学金は利用していますか。
入学以来、「西園寺記念奨学金(成績優秀者枠)」※を取得し続けており、4つの課外活動や2つのアルバイトだけでなく、学業にも全力で取り組んでいます。大学での学びを楽しみながら頑張り続けています。
※学部での学修を究め、成績優秀な者に支給される奨学金
――ご自身が参加していた「ピア・サポート」(学生が学生をサポートする制度)について教えてください。
入学 準備手続き説明会事務局長 として、新入生が抱える大学生活に関する不安や疑問を少しでも解消できるよう、精力的に活動 を行っていました。この活動を知ったきっかけはウェルカムキャンパスフェスタという新入生同士や先輩方と交流できる企画で、友達作りに対する不安や大学生活や下宿に関する疑問や不安が解消できたことです。
事務局として進める中でチームの意見がぶつかることもありましたが、様々な意見をまとめることの難しさを学ぶと共に、多くの方と協力しながら、同じ目標を持って説明会作りを行う楽しさと達成感を体感しました。
坂井さん、ありがとうございました!
奨学金のおかげで、技術経験を積むことができた
※2023年度取材時
――出身地が違う学生との交流はありますか。
友人は福岡県、岡山県、愛媛県、新潟県、埼玉県など遠方出身も多く、「様々な地域から学生が来ているんだ」と驚きました。自分のように愛媛県から来て東京に就職する人もいれば、名古屋から来て東京に就職する人、福岡県出身で地元に戻り就職する人など、人によって選択肢が違うので、自分が重視する軸を明確にすることが大切だと学びました。
――奨学金は利用していますか。
課外活動にかかる経費を年間30万円まで支援してもらえる「立命館大学Challenge奨学金」を受給しました。この奨学金のおかげで自費では購入できない機械を使ったエスプレッソマシンの改造を行い、技術経験を積むことができました。この奨学金は立命館独自のもの。給付人数も最大約400人と多く、奨学金採用テーマも食のコミュニティ作りからエスプレッソマシンの改造など幅広く取り扱っています。私は3年生までの間に計3度受給させていただき、そこで得た経験が成長につながったと本当に感じました。
私は入学前プログラムスタッフなど、学生スタッフとして入学前の学生の学びを支える支援活動をしていました。活動の中で特に体育会に所属する新入生などの入学準備サポートをしており、大学職員の指導のもと、授業や定期試験、部活動などについての質問対応や、入学準備シートに対するコメント、提案をしていました。提案の中で自分が気づきやすいこと、また職員の方に言われるまで自分が気づかなかった視点について知ることができ、自分のことを知るきっかけにもなりました。
――授業以外では、どんな活動をしていますか。
大学1年生の時には文理共通のイノベーション創出を目的としたプロジェクト学習を行う「立命館大学EDGE+Rプログラム」に所属し、学年を超えて新しいビジネスモデルを仲間と協力して考えました。ここで価値提供とは何かを学ぶとともに、大学の職員の方にも親身に相談に乗っていただき、自身の成長を手助けしてもらいました。「立命館大学Challenge奨学金」や「立命館大学EDGE+Rプログラム」のような起業教育機関がある大学は数少なく、自由を重んじ、挑戦を後押しするのが立命館大学の特色だと思います。
岡田さん、ありがとうございました!
親子のための大学・入試説明会
先輩たちのインタビューはいかがでしたか? 全国から集まり、それぞれ学びたいことを学ぶ姿が印象的でしたね。
立命館大学は、全国から様々なバックグラウンドや夢を持った学生同士が刺激し合い、それぞれの目標に向かって挑戦することを応援しています。そのために全国から集まった学生同士が学びあう機会の提供や学生の挑戦を後押しする奨学金制度など、サポート制度を充実させています。
地元を離れてひとり暮らしするのは不安。大学選びに向けて何をすれば良いか分からない。様々な不安や疑問があると思います。しかしそんな不安が原因でチャレンジを躊躇するのはもったいないです。
そこで、全国+オンラインで実施する「親子のための大学・入試説明会」に参加するのはいかがでしょうか。大学選びのポイントや大学入試の概要などを説明します。立命館大学の在学生が受験や学生生活の体験談を語ってくれます。古森さん、坂井さん、岡田さんのように、実際にひとり暮らしをしているからこそ実感した成長や気づきなど、在学生から直接体験談を聞ける機会です。
親子での参加はもちろん、受験生・高校生のみ、保護者のみ参加も可能ですので、ぜひチェックしてください。
AO選抜入試への新しいチャレンジメソッドUNITE Program®(学部指定単元プログラム)
UNITE Program®は、AI学習システム「atama+」を使った学習で、学部の学びで重要な素養となる基礎学力を身につけて、AO選抜の出願要件を満たすことができるプログラムです。2024年度は、8学部※に拡大して実施します。説明会も開催していますのでAO選抜を検討される方は是非チェックしてみてください。
※【実施学部】
<文系>政策科学部、総合心理学部、経済学部、スポーツ健康科学部、食マネジメント学部
<理系>情報理工学部、生命科学部、薬学部
おわりに
立命館大学では他にもオープンキャンパスやキャンパス見学会など様々な入試イベントが開催されます。
入試情報サイトでは大学・学部の特長や入試制度をはじめ、高校生や受験生の皆さんに向けた入試に関わる情報を掲載していますので、この機会に是非チェックしてみてください。
その他、公式LINE でも入試イベントなど様々な情報を発信していきます。是非、ご登録ください。