はじめに
大学進学において、避けては通れないのが学費の問題。特に私立大学は学費が高額でどの学部を選ぶにしても経済的な不安を持つ方が多いのではないでしょうか。
そこで活用したいのが特待制度。特待生と聞くと、手の届かない一部の選ばれた優秀な人しかなれないと思う方もいるかもしれません。しかし、勉学に取り組んでいる誰でもチャレンジできる制度があります。
白鴎大学の学業特待制度はそのひとつ。本制度の募集対象者は全入学定員の1/3以上と数が多く、学費は国立と同程度に減免される、とてもお得な制度です。
そこで今回は、白鴎大学の学業特待制度を利用して進学した先輩に、インタビューを実施。白鴎大学を目指したきっかけ、どのような勉強方法で特待生になったかなどを伺いました。制度の活用を視野にいれている方は、ぜひご覧ください!
良い成績をキープできるように、気を引き締めて学んでいます
――白鴎大学を志望したきっかけを教えてください。
昔から学校の先生になるのが夢で、教育学部に進学したいと考えていました。白鴎大学を知ったのは高校2年生の頃。教育学部があることに加えて、自宅からの通いやすさ、また学業特待制度の手厚さに魅力を感じたことがきっかけです。特に国立と同程度の学費になるため、必ず受験したいと思っていました。
――学業特待選抜(特待生を目指す入試形態)を受験した感想を教えてください。
正直、難しいと感じました。最初の試験日は12月中旬。大学入学共通テストと比べると時期がひと月早いので、「とりあえず受けておこう」という姿勢だと、合格は厳しいのではないでしょうか。「絶対に受かりたい」という熱意と準備が必要だと思います。
基礎固めにしっかり取り組んだことが大きいかと思います。基礎知識は何よりも大切。土台がしっかりしていないと応用に取り組めず、崩れてきてしまいます。早い段階で基礎を固めて、過去問で試験の傾向をつかんだことが良かったと思います。
――現在の大学生活について教えてください。
入学後も日々勉強しています。3年進級時には、全学生を対象に「学業特待」資格の見直しが行われます。そこで成績が上位2割以内に入っていなければ特待生でなくなってしまうため、プレッシャーを感じながらも、気を引き締めて大学で学んでいます。
今年の夏には、短期のハワイ研修に行きます。海外研修留学にはお金がかかりますが、減免された学費を留学に充てることができるので、制度があって良かったと思います。
――最後に、受験生にメッセージをお願いします!
受験は心理戦。諦めたらそこでおしまいです。たくさんつらいこともあると思いますが、それを乗り越えた先に合格があるはず。ひとりでも多くの受験生が、自信を持って進学できることを願っています!
――大木さん、本日はありがとうございました。
モチベーションを保ち、学び続けることができています
――矢島さんは、どのように志望校を選びましたか。
「実家から通学できること」「(学費の面から)国公立大学であること」「地域に関わる分野を学べること」。この3軸で志望校を絞っていきました。併願の私立大学に関しては、学費を抑えられる特待制度があるかを調べて選んでいました。
――そのなかでも、なぜ白鴎大学を選んだのですか。
特待制度の手厚さと、実家からの通いやすさが決め手になりました。私の通っていた高校では、学業特待制度を利用して白鴎大学に進学した先輩が多かったため、白鴎大学を身近に感じていたのも理由のひとつです。
――学業特待制度の魅力について教えてください。
1年間や2年間ではなく、4年間の学費が安くなる点に魅力を感じています。3年生以降も継続が決まったときは、親に「ありがとう」と言ってもらうことができましたし、私自身も心に余裕が生まれました。もちろん、継続には一定以上の成績をとるといった条件がありますが、そこは自分の努力次第。しっかりと勉強を頑張れば、特待生であり続けることができると思います。
過去問を徹底的にやることが合格につながったと思います。高校の図書室や塾で、学業特待選抜の受験科目である国語と英語を頑張って勉強しました。
周りには、スタディプラスを活用している友人も多かったため、お互いの学習記録をチェックして励まし合っていたことも、モチベーションにつながりました。
――現在の大学生活について教えてください。
特待生としての自覚を持ち、「自ら学ぶ姿勢」を大切にして学生生活を送っています。例えば授業では、前の方に座って講義を受け、できるだけその場で内容を頭に入れることを心がけています。資格取得にも挑戦しており、これまでに日商簿記3級に合格、TOEIC、MOS検定も受験しました。
――最後に、受験生にメッセージをお願いします!
積み重ねてきた努力は決して裏切りません。きちんと勉強をすれば、必ず結果はついてくるはず。不安もたくさんあると思いますが、時には友人や先生を頼りながら頑張ってください!
――矢島さん、本日はありがとうございました。
白鴎大学の「学業特待制度」って、どんな制度?
「経済的な負担を軽減し、安心して学業に専念できるように」と、開学時から設けられている学業特待制度。大木さんと矢島さんの話を聞くと、まさにこの目的が体現されていますね。
学業特待生に選ばれると、1・2年次の学費が減免され、さらに在学中の成績次第で3・4年次にも後期学業特待生として学費が減免されます。浮いた学費を活用して海外研修や留学に参加したり、資格取得に励む先輩もいるので、大学生活でチャレンジする選択の幅が広がるのもメリットのひとつ。目標に向かって、学業特待選抜に挑戦するのはいかがでしょうか。
学業特待制度のポイント
① 4年間の学費は260万円(教育学部は268万円)
特待生に選ばれると、最大180万円もの減免に! 国公立大学標準額に近い学費で学ぶことができます。
さらに12月・1月選抜の成績上位者には、学費全額免除生選考が実施されます。見事合格となれば、入学後の2年間、選考に通れば最長4年間、学費が全額免除されます。
② 募集定員は全入学定員の1/3以上
特待生の合格者数が多いのも特徴で、昨年度の総受験者3,293名のうち、968名が学業特待に合格しており、毎年多くの新入生が特待生として入学しています。
③ 入学手続き締め切りは国公立大学合格発表後(一部の国公立大学は除く)
国公立大学の受験結果を見てから、入学手続きを進めることができるため、費用を抑えることができます。
④ 充実した受験機会
受験機会はなんと8回。国公立大学とも併願しやすい入試制度となっています。
さらに、受験会場は全国各地(青森・盛岡・仙台・秋田・山形・福島・郡山・いわき・水戸・高崎・大宮・東京・新潟)にあるため、地元で受験することができます。
おわりに
特待生の先輩たちは受験期だけでなく、入学後もずっと勉学に励んでいます。制度の活用を考えている受験生は、なぜ特待生を目指すのか、特待生になったら何をしたいのかを考えて勉強に励むと、合格により近づけるのではないでしょうか。
入試部
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