何をどこで学ぶかで将来が決まる? 先輩が語る「学科を決めた理由」

はじめに

みなさんは、どのように大学選びを進めていますか?
学力、自宅からの通いやすさ、学費……様々な指標があると思いますが、大切にしなければいけないのは「何を学びたいのか」ということ。せっかく進学しても、興味のない分野を学んでいては勉強に身が入らないですよね。「大学選びは学科選び」と言っても、言い過ぎではないのかもしれません。
とはいえ、学科の選択は難しいもの。そこで今回は、様々な学科に進学した4人の先輩にインタビューを実施! その学科に進学した理由、今学んでいること、そして将来の目標などを聞きました。

高校時代に読んだ本をきっかけに、作業療法学科に進学しました

1人目は、作業療法士を目指して作業療法学科で学ぶ中上夏也さんです。

――作業療法学科に進学した理由を教えてください。
高校3年生の夏休みに、作業療法士について解説されている本を読んだことがきっかけです。作業療法は、患者さんのしたいことや、できるようになりたいことに合わせて、日々アプローチしていくもの。患者さんの心に寄り添うことはAIが代替できない仕事でもあるため、作業療法学科を選択しました。

――作業療法学科で学んでいる学生は、どんな人が多いのでしょうか。
メリハリをつけて学んでいる人が多い印象です。勉強するときはみんなで協力して頑張る。遊ぶときは全力で楽しむ。人柄は真面目で優しい人が多く、コミュニケーションが取りやすい。そんな仲間に囲まれているからこそ、私は作業療法士を目指して頑張れているのだと思います。

――これから学んでいきたいことを教えてください。
作業療法士の対象は乳児期から高齢期の方までと幅広いのですが、そのなかでも私は発達障がいの子どもに興味があります。そこで私は、児童デイサービス施設でボランティアを始めました。子どもたちと仲良くなり、楽しく遊びながら、運動機能やコミュニケーション能力に関して学んでいきたいと思っています。

――中上さん、ありがとうございました!

中上さんが在籍する作業療法学科についてはこちら! 保健医療学部 作業療法学科

パラスポーツに興味があり、人間福祉学科に進学しました

2人目は、社会福祉士・精神保健福祉士を目指して人間福祉学科で学ぶ鈴木凜さんです。

――人間福祉学科に進学した理由を教えてください。
高校時代から障がい者が活躍するパラスポーツに興味があり、障がい者スポーツ指導員の資格が取得可能な人間福祉学科に進学しました。入学後、勉強をするうちに他の分野にも興味が湧き、現在は社会福祉士と精神保健福祉士の2つの国家資格が取得できるコースにて学んでいます。

――人間福祉学科の特長を教えてください。
素晴らしい先生が多いところです! 教え方が丁寧で理解しやすく、福祉を学ぶ環境としてはとても良いと感じています。
また課外活動に意欲的な学生が多いのも特長のひとつ。ボランティアに積極的に参加したり、やりたいことをやるためにサークルを立ち上げたりと、アクティブに動いている人が多いと思います。

――これから学んでいきたいことを教えてください
1、2年生では様々な課外活動に取り組んだので、3、4年生はキャリアに直結するような学びを積み重ねていきたいです。最近では公務員試験や大学院進学を視野に入れて、試験に関わる勉強に取り組みはじめました。これからも、様々な分野の勉強を頑張っていきたいと思います。

――鈴木さん、本日はありがとうございました。

鈴木さんが在籍する人間福祉学科についてはこちら! 人間学部 人間福祉学科

高校の先生の勧めがきっかけで、臨床検査学科に進学しました

3人目は、臨床検査技師を目指して臨床検査学科で学ぶ庄子美咲さんです。

――臨床検査学科に進学した理由を教えてください。
もともと医療系の仕事に興味があって、漠然と看護学科への進学を考えていたのですが、高校の先生に臨床検査学科を勧められたことをきっかけに方向転換。自分の興味により近い勉強ができると考えての決断でした。
進路変更は高校3 年生の夏というタイミングでしたが、好きな分野を存分に学べると思うと、不安よりも期待が勝っていました。

――印象に残っている授業はありますか。
病院実習です。臨床の現場で働く方々の知識量や検査の早さ、結果を判断するスピードに圧倒されると同時に、患者さんと接することで、人の命に関わる仕事であることを改めて実感しました。実習の日々は大変でしたが、自分の意識を変えるきっかけとなり、良い経験ができました。

――将来は、どのような医療従事者になりたいですか。
どの検査科に配属されても、第一線で活躍できる臨床検査技師を目指しています。また認定資格も取得して、より専門性の高い仕事をできるようになりたいとも思います。
医療職の魅力は学びが尽きないこと。日々成長できる環境で働けることを、とても楽しみにしています。

――庄子さん、本日はありがとうございました。

庄子さんが在籍する臨床検査学科についてはこちら! 保健医療技術学部 臨床検査学科

子どもと関わる仕事がしたく、児童発達学科に進学しました

最後は、保育士・幼稚園教諭・小学校教諭を目指して児童発達学科で学ぶ佐藤夏帆さんです!

――児童発達学科に進学した理由を教えてください。
将来は子どもと関わる仕事に就きたいと考えていたのですが、保育士・幼稚園教諭・小学校教諭の3つの資格を取れることが決め手となりました。また大学内に併設の幼稚園があり、他の大学と比較して、子どもと関わる機会が多くあるのではないかと思ったのも理由のひとつです。

――児童発達学科の魅力は、どのような点にあると思いますか。
やはり、大学内に併設の幼稚園があるところです。日頃から子どもたちと接することができるのは、私にとって一番の癒し。すぐに子どもたちの姿を見たり、声を聞いたりできるため、通学を日々楽しみにしています。

――将来は、どのような先生になりたいですか。
子どもの気持ちを温かく受け止め、子ども自身が「あの先生と話したい」「あの先生に伝えたい」と思うような先生になりたいです。そのためにも、大学では子どもについてより深く、より多くのことを学んでいきたいと思っています。

――佐藤さん、本日はありがとうございました。


佐藤さんが在籍する児童発達学科についてはこちら!人間学部 児童発達学科

おわりに

先輩4人のインタビューはいかがでしたか?
4人とも「将来の夢」「学びたい分野」を明確にしたうえで、学科を選択していましたね。受験生のみなさんも「社会に出たら、自分はどうなっていたいか」を考えて、進路を見定めていきましょう!

今回ご紹介した学生は、文京学院大学で日々学んでいます。
文京学院大学では、以下の日程でオープンキャンパスを開催予定です。

・2023年7月15日(土)
・2023年8月6日(日)
・2023年8月19日(土)
・2023年8月20日(日)
・2023年9月23日(土)
・2024年3月24日(日)

オープンキャンパスでは、キャンパスツアーや学生とのフリートーク、無料の学食体験など、イベントが目白押し。ぜひこの機会に、大学のリアルな雰囲気を感じてくださいね。

この記事を書いた人
    【PR】Studyplus編集部
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