はじめに
多くのみなさんにとって気になる“就職”。新卒採用でも即戦力となるような人材が求められる時代を勝ち抜いていくためには、大学で何を学び、将来に向けて何を準備するかが、とても大事になってきています。
さらに最近、就職活動で「ガクチカ」という言葉をよく耳にする方も多いと思いますが、その意味をご存知でしょうか。これは就職の採用面接でよく聞かれる「学生時代に力を入れたこと」という質問の略です。就職活動において大学時代に何を学び、どのように成長したのかを自分なりの言葉で語ることが求められる、という実情があります。
このように大学時代の学びや成長は将来に直結しているわけですが、社会で今求められているのが、「知識+実践」でしか養えない能力をもった即戦力の人材です。コミュニケーション力やマネジメント力、ロジカルシンキングなど、単に資格を取得しただけでは得られない力を、どうやって在学中に身につけるのかがとても重要です。今回は、そうした即戦力となる力を養える学部として人気を高めている、経営学部のある大学について紹介していきます。
「多角的(広く)+専門的(深く)」に「実践的な知識」を磨いていく!
みなさんは経営学部にどんなイメージをもっていますか。なかには、あまり自分には関係ない学びだと思っている方もいるかもしれませんが、そうではありません。たとえば、みなさんにとって身近なコンビニ。たくさんの商品が並んだ棚を眺めているうちに、買おうと思っていなかった商品をつい買ってしまった経験があるかと思います。実は、消費者の行動や心理を分析したマーケティングに基づいて陳列がされているためで、経営学部での学びにも大きく関係しています。
また、即戦力として活躍できる力が身につくのも、経営学部の魅力です。特に現代の社会では「知識+実践」を通じて、正解のない問題へ挑戦することでしか得られない力をもった即戦力の人材が求められています。そうした力を「多角的(広く)+専門的(深く)」に養っていけるのが、大阪経済法科大学の経営学部です。
そのカリキュラムの特長としては、まず1年次に経営学、マーケティング、会計学を幅広く体系的に学び、視野を広げることに加え、現代社会では必須となる情報リテラシーも合わせて修得。2年次からは企業の経営戦略、組織管理、商品の企画・開発、広報、会計、財務管理などについて、4つのコースに分かれて専門知識を深めることで、変化が著しく予測困難な現代の企業経営に対応できる能力を育成していきます。
ほかにも、パナソニック(株)や日本ヒューレット・パッカード(同)、住友大阪セメント(株)など有名企業で活躍してきた教員陣から“最前線のビジネス感覚”を学べるため、学んだ理論が企業でどのように活きてくるのかを理解しながら、日々進化し続けるビジネスの現場にも通用する力を養えます。一人ひとりを伸ばすための徹底した少人数制の演習を設置。学部独自のインターンシップで実践的な知識とスキルを修得するなど、「理論+実践」の学修サイクルを通じて新たな未来を創造する力を高めていくことができます。
キャリア教育に関しても、1年次の「ビジネスキャリア基礎」から3年次の「ビジネスキャリア実践」まで、専門学修と連動して学んでいくことにより希望の進路を実現します。
こうした経営学部のカリキュラムのなかで特に注目されているのが、早期から全員が取り組む課題解決型学習(PBL)です。PBLとは「Project Based Learning」の略称で、「プロジェクトを通して学ぶ」アクティブラーニングのひとつです。自ら課題を決め、仮説を立て、解決策を模索し、まとめ、発表する、といった能動的な学習に取り組んでいきます。
大阪経済法科大学の経営学部では有名企業との産学連携プロジェクトも多く、「経済産業省近畿経済産業局・2025NEXT 関西企画室」と連携し、大阪万博に向けた未来ビジネスの考案や、大阪万博に出展をめざす企業の課題解決など、実践的なテーマをとり上げます。また、シャープ(株)でのインターンシップでは、大型情報ディスプレイの「大学における新しい利用シーン」という課題に対し、学生視点でのアイデアを立案することで、同社から特に高い評価を受けました。
ほかにも注目されているのが、「KEIHO Business Idea Presentation (BIP) プログラム in TOKYO」。日本マイクロソフト(株)との産学連携プロジェクトで急激に変化していく社会構造にも対応できる、柔軟な発想力や思考力をもった人材が求められている昨今の就職状況を踏まえて生まれた実践型プログラムです。選抜された18名の学生で学部横断型のチームを結成。仲間と切磋琢磨しながら、「大学教育におけるDX」という正解のない問いに取り組み、トップ企業でのプレゼンテーションを通じて段階的なスキルアップをめざすことができます。
日商簿記検定から公認会計士・税理士など難関国家試験合格まで「Sコース」がサポート!
キャリア形成の一環として、学生の資格取得を支援しています。正課授業と課外講座を通じて、日商簿記検定試験2級・3級やビジネス会計検定試験2級・3級、ITパスポート試験、リテールマーケティング(販売士)検定試験2級・3級、ファイナンシャル・プランニング技能検定試験2級・3級などの取得を支援しており、2022年度は1101名が資格・検定試験に合格しています。
学生の就職をサポートする独自のキャリア対策として人気なのが、公認会計士・税理士といった難関資格取得や公務員採用試験合格の高い実績を誇る、4年間受講料無料の学内Wスクール「Sコース(特修講座)」です。Sコースは課外講座で1年次から学部にかかわらず受講が可能で、経営学部の正課授業と連動させることで、資格取得に向けて効果的かつ効率的な学修を実現。その結果、公認会計士試験合格4名(2018~2022年)、国税専門官採用試験合格6名(2018~2022年)、税理士試験合格[科目合格]4名(2018~2022年)、日商簿記検定試験1~3級合格291名(2018~2022年)、公務員採用試験合格343名(2018~2022年)という、高い合格実績を誇っています。
おわりに
以上のような取り組みを踏まえたうえで、大阪経済法科大学経営学部の就職率(就職者数/就職希望者 2023年3月卒業)は97.2%。公認会計士や税理士など、Sコースで学んだ先輩たちはプロフェッショナルとして各分野で活躍しています。
今回、ご紹介した内容をきっかけに大阪経済法科大学の経営学部に興味をもったという方は、まずオープンキャンパスに参加してみてはいかがでしょうか。学部の学びがよくわかる体験授業や先輩と交流できるプログラム満載の来場型のほかにも、LIVE配信で実施されるWEB型、個別相談会も随時開催されているため、自分に合ったスタイルで参加することができます。特に7月23日(日)には、ロボット掃除機「ルンバ」で知られるiRobot社の社長から、グローバル企業の「経営戦略」について学べるプログラムが実施されます。詳細はホームページに掲載されていますのでチェックしてみてください!
また、自身が希望する進路を実現した先輩たちの等身大のキャリアストーリーを紹介したインタビューページには、将来を考えるうえでたくさんのヒントがつまっていますので、こちらもぜひご覧ください!