文系と医療系。違う道を歩む2人が振り返る、この学科に進学した理由

はじめに

みなさんは将来、大学で何を学び、どんな仕事に就きたいと思っていますか?
進みたい道が明確に決まっている方、まだ悩んでいる方、様々だと思いますが、大学受験までは意外と時間がないのも事実。情報収集をしながら、将来のことを日々少しずつでも考えていくのが大切です。
ところで、現在大学に通っている先輩たちはどのように進路を決めたのか、気になりますよね。そこで今回は、駒澤大学に通う女子学生の先輩2人にインタビューを実施! 進学した理由や現在学んでいること、将来の夢など、様々なことを伺いました。

子どもの頃の経験がきっかけで、診療放射線技師を目指しました

1人目に話を伺ったのは、医療健康科学部 診療放射線技術科学科3年生の蓮池さんです。

――現在、学んでいることを教えてください。
主に病院で、X線検査など放射線を使った検査や治療を担当する診療放射線技師を目指して勉強しています。駒澤大学では唯一の医療系の学部で、学生は1学年60人ほど。授業では物理、化学、生物、数学など理系の知識が必要となり、診療放射線技師の国家試験受験資格を得るために病院での実習も行います。

――なぜ、この学科に進学しようと思ったのですか。
子どもの頃に病院でX線撮影を受ける機会があり、その時の診療放射線技師の方が私によく話かけてくれました。そこでこの仕事のことを知り、自分も技師になりたいと思ったんです。
高校時代は、様々な大学のオープンキャンパスに行き、大学のことを調べました。そのなかでも駒澤大学は医療機器がたくさん揃っていて、学ぶ環境が充実している点が印象に残っており、ここで学びたいと思うようになりました。

――実際に進学して、感じることを教えてください。
私の学科は学生数が少ないこともあり、友人や先生との距離がとても近いと感じています。実験は少人数で密にコミュニケーションを取りながら行っていますし、わからないことや勉強で悩みがあればすぐに先生に相談できるため、勉強に取り組みやすい環境だと思います。


――授業以外に、取り組んでいることはありますか。
学科内の友人たちと「ラジエーションサークル」という放射線の知識を広めるサークルを立ち上げました。サークルでは中高生向けに、『放射線お化けから身を守ろう!』という放射線のことを遊びながら学べるカードゲームを作り、学校に訪問。ゲームを通して、放射線に対する理解を広めることを目的とした活動に取り組んでいます。

――蓮池さんの将来の夢を教えてください。
まず4年生で診療放射線技師の国家試験に合格すること。これが一番の目標です。
卒業後は病院で働いて、かつて自分に優しく接してくれた診療放射線技師さんのように、仕事をしっかりやりながらも気軽にコミュニケーションが取れる技師になりたいと思います。

――最後に、受験生にメッセージをお願いします。
大学生になると自由な時間ができ、できることも一気に広がります。授業は忙しいですが、隙間時間にアルバイトやサークル活動をしていて、大学生活って楽しいと感じます。今努力している時間は、絶対に無駄になりません。頑張ってください。

――蓮池さん、本日はありがとうございました!

買い物をきっかけに、人の購買行動に疑問を持つようになりました

次に話を伺ったのは、経営学部 市場戦略学科3年生の伊藤さんです!

――現在、学んでいることを教えてください。
マーケティング、簿記、広告といった、会社経営や事業に関わることを学んでいます。そのなかでも私は簿記の授業が好きで、大学1年生の時に簿記3級を取得しました。今は簿記2級の取得を目指しており、授業以外の空いた時間を使って勉強しています。

――なぜ、この学科に進学しようと思ったのですか。
高校時代にスーパーやコンビニで買い物をした時に、「なんで人はこの商品を買うんだろう」と、疑問に思ったことが背景にあります。なんらかのきっかけがあり、商品を知って購入に至るわけですが、企業と消費者の間には何があるんだろうと考えるようになりました。そこで経営学部に進学して、マーケティングなどを勉強したいと思ったんです。

――実際に進学して、感じることを教えてください。
駒澤大学は先生との距離が近い大学だと思います。授業も工夫されていて、キャンパスで講義を受けたあとにオンラインで質問ができるので、じっくり考えて質問することができます。それに対して先生も丁寧に答えてくれるので、コミュニケーションが取りやすいです。

――高校時代はどのように受験勉強をしていましたか。
私は塾や予備校に通わず、自分一人で勉強をしていました。そのため、ある程度基礎を固めたら過去問を解き始めて、自分の理解度をチェックしていましたね。解いたら採点し、8割9割できたら大丈夫だろうと考えて取り組んでいました。

――伊藤さんの将来の夢を教えてください。
企業に入り、会計業務を担当する経理か広報関連の仕事に就きたいと思っています。最初はマーケティングや広告を学びたいと思い進学しましたが、大学に入ってから簿記と出会い、会計も面白いと感じるようになりました。そのため、経理や広報といった分野で、自分が学んでいることを活かしていきたいと思っています。

――最後に受験生にメッセージをお願いします。
「今取り組んでいる受験勉強が将来の役に立つのか」と、悩む方もたくさんいると思います。しかし自主的に勉強した経験やそこで身につけた力は、決して無駄にはなりません。必ず大学生になっても活きてくるはず。諦めず、目標に向かって頑張ってください。

――伊藤さん、本日はありがとうございました!

おわりに

蓮池さんと伊藤さんのインタビューはいかがでしたか。
2人とも、将来の目標をきちんと決めて受験勉強に取り組み、現在も熱意をもって勉強に取り組んでいる点が印象的でしたね。みなさんも色々と大学のことを調べながら、少しずつでも将来について考えることで、悔いのない進路選びをしてください。

今回ご紹介した駒澤大学は、医療健康科学部、経営学部のほかに、仏教学部、文学部、経済学部、法学部、グローバル・メディア・スタディーズ学部と、7つの学部を有しており、多彩な学部と学科があるため、きっと自分のやりたいことや挑戦したいことも見つけられるはずです。また都心に近く4年間をワンキャンパスで過ごせることも大きな魅力。興味が湧いたらぜひ、駒澤大学について調べてみてくださいね。

この記事を書いた人
    【PR】Studyplus編集部
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