実験が好き! 人の役に立ちたいという方必見! 好きや得意を活かし医療の発展に貢献できる職業とは?

はじめに

みなさんの中で、化学や生物、また理系教科の実験が好き、という方はいらっしゃいませんか? 自然や生き物に関して新しいことを知ったり、実際に実験で確かめてみるのって、とても面白いですよね。
そんな「理系の科目が好き」という気持ちを活かすには、どのような進路を選び、どのような職業を目指すべきなのでしょうか。
理系の進路は様々ですが、今回は「化学や生物の知識を活かしたい」、また「医療の発展に貢献したい」という受験生におすすめの仕事を紹介します。ぜひ進路選択の参考にしてください。

オススメ職業その1:テレビドラマなどでも取り上げられるMR

みなさんは、MRという職種を知っていますか? 
MRとは、Medical Representativesの略称で、日本語では医薬情報担当者と言い、主に医薬品メーカーに属する医薬品のプロフェッショナルです。近年、MRにフォーカスしたテレビドラマが放送されていたこともあり、そこで名前を知った方もいるかもしれませんね。
みなさんも風邪を引いた時に、薬を飲むことがあると思います。風邪の諸症状を緩和するために摂取しますが、場合によっては副作用があることも。市販薬であれば人体に及ぼす影響は比較的少ないですが、医療用医薬品となれば、どんな効能効果があるのか、そしてどんなリスクがあるのかを、きちんと知った上で取り扱う必要があります。
そこで薬を知るプロフェッショナル、つまりMRがメーカーと医療従事者の橋渡し役となり、医薬品について説明をする必要があります。また医療現場から情報を収集し、開発担当にフィードバックを行うことで新薬開発につなげる役割も、MRは担っています。
最近では、製薬会社から業務を請け負う企業で働くMR(コントラクトMRと言います)も増えてきました。高齢化が進む日本では、MRの働き方も変化しています。そのため、将来はどのようなMRが必要とされるのかを見据えて勉強することが重要です。

オススメ職業その2:新しい薬を開発する新薬開発者

では、MRが取り扱う薬は誰が作っているのでしょうか。
それは新薬開発者。新薬開発担当者は、製薬会社などに勤めて、新しい薬を開発する職業です。
新薬を世に送り出すまでには、様々なプロフェッショナルが携わり、多くの段階を経る必要がありますが、基本的な部分は以下の基礎研究、非臨床試験、臨床試験にまとめられます。

① 基礎研究
植物や動物、微生物などから、薬としての効果が期待できる候補化合物を発見する研究です。

② 非臨床試験
実験動物や培養細胞を使い、本当に薬としての効果が期待できるのか、毒性はないかを見極めていきます。

③ 臨床試験
非臨床試験で効果を確認できたら、今度は人間に有効か、人間にとって毒性がないかを見極めていきます。臨床試験では実際に人に投薬をして、その経過を観察します。

開発から販売まで、何年もかかる新薬開発。その過程では大変なこともたくさんありますが、自分が製品化に携わった薬で人の健康を支えることができたら、とても嬉しいですよね。
新薬開発者を目指すには、薬学部や理工学部などに進み、薬学や化学を学ぶ必要があります。その先は就職、もしくは大学院に進み、自らの知識と技術をより深めていくケースがほとんどです。

進路に合わせた科目取得が可能な薬学部 生命薬科学科

では、このような仕事に就くには、どのような大学で学べば良いのでしょうか。
例えば、東北医科薬科大学 薬学部生命薬科学科は、MRや新薬開発者を目指すのに最適な学科です。
「薬学部って、薬剤師になる人がいくんじゃないの?」なんて、思った方もいるかもしれません。実は、東北医科薬科大学の薬学部生命薬科学科では、総合教育科目をはじめ、様々な化学系科目や生物系科目を選択することが可能となっています。授業も少人数指導を採用しており、広く深い指導が受けられるだけでなく、実習も有機系、生物系など実際に手を動かして多岐にわたる知識を身につけることができるのです。
さらには、一人ひとりの個性を活かした、きめ細かいキャリア支援も充実しています。必修科目であるキャリア開発講座では、1年次からキャリアを意識することで、就職に向けたロードマップを描いていくことができます。
このように指導、キャリアサポートがともに充実している生命薬科学科は、非常に高い就職率を実現。卒業生は大手製薬会社をはじめ、医薬品関連企業に勤めるとともに、毎年3割程度の学生が研究者の道を志して大学院進学を選択しています。

宮城県仙台市に立地。自然に囲まれ、施設が充実したキャンパス

学びの内容はもちろん、キャンパスライフが充実しているのも東北医科薬科大学の魅力です。キャンパスは東北最大の都市である宮城県仙台市に位置しており、公共交通機関でJR仙台駅からは約20分(徒歩でも40分ほど)の好立地です。
通いやすい環境にありますが、その一方で自然が多くあり、豊かな自然を味わえるという特徴もあります。充実した施設と、豊かな自然の両方を兼ね備えている大学は、全国的に見ても珍しいかもしれません。4年間の大学生活をここで過ごすことは、きっと素晴らしい経験になるでしょう。

おわりに

今回はMRと新薬開発者、そして東北医科薬科大学の薬学部生命薬科学科について見てきました。
東北医科薬科大学では、オープンキャンパスの開催を予定しています。開催日程は、6月29日(日)、8月2日(土)3日(日)、10月12日(日)で、事前申し込み制を予定しています。さらに詳しい情報に関しては、下記のリンク先をチェックしてみてください。
遠方にお住いの方も、仙台観光とあわせてオープンキャンパスに参加できるチャンスです。少しでも興味のある方は、ぜひ以下のリンクより調べてみてください。きっと東北医科薬科大学と仙台の魅力を感じることができますよ。

この記事を書いた人
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