はじめに
インターネットが普及した現代では、仕事の幅が大きく広がっています。特に最近では、ICT（情報通信技術）を活用したDXエンジニア、データサイエンティスト、ITコンサルタント、プロジェクトマネージャーといったコンピュータやインターネットに関わる職業が数多くあり、このようなIT/ICTの知識を持った人材は、様々な業界で求められています。
「どんな仕事なんだろう」と興味を惹かれる反面、文系の方はエンジニアやサイエンティストといった言葉を目にすると、つい敬遠してしまうかもしれませんね。しかしこれらの職業は、実は文理を問わずチャレンジできる職業でもあるのです。
そこで今回は、これらの職業の方々がどんな場面でどんな仕事をしているのか、またどんな能力が求められるのかなどを、ご紹介していきます。
情報化が進んだ現代で必要とされる職業とは？
早速ですが、それぞれの職業について見ていきましょう。
・DXエンジニア
DXとは、デジタルトランスフォーメーションの略称。企業がデジタル活用を推進していくうえで欠かせない職業が、DXエンジニアです。DXエンジニアはDXについて専門的な知識とスキルを持ち、目的の達成に向けて、必要な技術を提案し、企画を立てるのが主な仕事です。
・データサイエンティスト
データサイエンティストは、膨大なデータを分析して、可視化された結果をビジネスや社会活動に活用していくのが主な仕事です。その応用の幅は広く、IT業界はもちろん、金融業界、広告業界など多くの場所で必要不可欠な職業だと言われています。
・ITコンサルタント
企業が持つ課題を高度なITスキルで解決する人材をITコンサルタントと言います。それぞれの企業に合ったIT戦略を立て、システムの最適化を図ることで、経営を手助けしていきます。
・プロジェクトマネージャー
担当しているIT関連のプロジェクトに対して、全責任を持つのがプロジェクトマネージャーです。プロジェクト全体の進行はもちろん、予算、品質に至るまで全てをチェックし、管理します。
これらの職業に就いている方は、理系の出身者ばかりではありません。特に情報化が進んだ社会で活躍するためには、様々なスキルや視点の掛け算が大切で、文系の考え方も大いに活かされるところがあるのです。
東京工科大学の社会情報専攻では、文理の枠を超えてスペシャリストを目指せる！
これらの職業に就くために、文系の学生が学ぶべきこと。それは、ビジネスとコンピュータサイエンスを掛け合わせた領域です。この領域は、「ICTをビジネスの現場でどのように活かすか」という目線で学ぶため、文系にとっても学びやすい領域なのです。
そして、このような領域を学べる大学に、東京工科大学コンピュータサイエンス学部 社会情報専攻があります。
社会情報専攻は、2024年4月に新設される専攻。こちらの専攻では、ビジネス変革、ビジネスサイエンス、デジタルトラスト、プロジェクトマネジメントの４領域を探究し、社会的な価値創造を軸として、学びを深めていきます。
社会情報専攻は、入試形態にも大きな特徴があります。コンピュータサイエンス学部というと数学が必須に思われるかもしれませんが、実は社会情報専攻の入学試験では、数学は必須ではありません。
一般選抜の奨学生入試・A日程・B日程においては、数学、英語、理科、国語のうち3教科で受験が可能。そのため、数学が苦手な人にもチャンスがあります。もちろん必要な数学については入学後にしっかり学べますので、そこできちんと身につけることができます。
既存の先進情報専攻にもコースを新設！ 自分の興味に応じて学ぼう
また従来の先進情報専攻にも、ネットワーク、クラウド、セキュリティ、計算科学などを領域とする情報基盤コース、音声処理、画像処理、人間工学、認知科学、メタバースなどを領域とする人間情報コース、機械学習、自動運転、知能ロボット、生成系AIなどを領域とする人工知能コースの3コースが2024年4月に新設されます。この社会情報専攻、先進情報専攻の2つの専攻で、ICTが活用される幅広い領域に対応する視座や思考力を養っていきます。
数学が得意ではない受験生にもチャンスがありますし、文系でも数学が得意で論理的思考力を活かしたい、また理系でビジネス的な視点から物事を考えたいという受験生もいるかと思います。社会情報専攻と先進情報専攻は、そのような要望にも応えられる形となっていますので、ぜひ興味があったら調べてみてください。
おわりに
情報化が進んだ社会で活躍するためには、「ICTを使って社会の課題をどのように解決していくか」という、目線とスキルが必要です。このような力を養うために、東京工科大学コンピュータサイエンス学部はピッタリではないでしょうか。
東京工科大学コンピュータサイエンス学部では、8月6日(日)、8月20(日)に、八王子キャンパスでオープンキャンパスを開催します（申込制／入退場自由）。
「先端技術を追求したい」「実社会で起きている課題を研究したい」「ICT関連の仕事に就きたい」と考えている方は、この機会にぜひ参加してみてください。きっと自分の学びたい分野が見つかると思いますよ。
