受験日に最大限パフォーマンスを発揮する!女子受験生に贈る、生理との付き合い方

はじめに

いよいよ受験本番。大一番の日だからこそ、コンディションを整えて挑みたいところ。追い込みとしての復習はもちろんですが、それ以上に体調管理が大切になります。
手洗い、うがい、マスクの着用など感染症対策をきちんとすること、受験本番の時間に合わせて生活リズムを整えること、パフォーマンスを最大限発揮できるように食生活、栄養バランスにも気を使うなどできることはたくさんあります。

その中でも今回は、女子特有のお悩み「生理」についての対策についてご紹介いたします。

受験期間における生理の悩み

女子にとって受験勉強の大敵なのが、生理のお悩み。ただでさえ受験シーズンは悩みがたくさんあり不安なのに、月イチブルーが重なってしまうと、受験日はもちろん、受験勉強にも支障が出てしまいますよね。

\どうしても避けられないこんなお悩み/

・生理痛がひどくて集中できない。
・薬を飲んだら眠くなってしまう。
・長時間のテストだと経血モレが気になってしまう。
・生理に重なりそうだけど誰にも相談できない。
・生理日をずらすためにピル服用はしたくない。

このように、人それぞれ何かしらのお悩みがあると思います。それでも最大限にパフォーマンスを発揮しなければならないのが大学受験。少しの工夫や意識しておくだけでも、不安なく受験の本番を迎えることが大切になります。
悔いなく受験生活を終えるためも、生理対策としてできることをおさらいしましょう。

\生理の周期を入力し、おおよそのスケジュールを把握しておこう/

前提として、おおよその生理スケジュールの把握は必須。受験日と照らし合わせながら確認しておくことで、前もって準備することができます。生理に当たりそうな場合、今からの対策で落ち着いた気持ちで試験に挑むことができるので、とても大切です。

食品や日々の習慣、勉強の仕方にも工夫を!

注意したいのが、毎日何を食べるかや、生活習慣、勉強の仕方です。
ここ数年進化している、女性のからだ特有の健康課題を、テクノロジーを使って解決する『フェムテック』、デジタル以外の方法でケアする『フェムケア』。自分らしい毎日を過ごすためにも、取り入れたい習慣です。生理・PMSの悩み解消につながるヒントにも繋がります。

生理痛で勉強に集中できない時は無理せず休み、暗記モノなどできることだけやる

生理痛の影響で体調がふるわず集中できない場合は、無理せず休みましょう。無理をすることでさらに体調が悪化してしまったら元も子もありません。集中して勉強ができるように、カラダを労ることも大切です。こまめに休憩をするなど、勉強のスタイルを変えるのも1つの手です。

それでも受験勉強に遅れを取ってしまっては不安になりますよね。横になりながら英単語などの暗記モノに目を通したり、参考書を読んだりするようにするようにしてみましょう。

デリケートゾーンのケア

⽣理前や⽣理中は、デリケートゾーンに不快なかゆみを感じる人も多いのではないでしょうか? 今は、ドラッグストアでも手に入るデリケートゾーンケアのアイテムが多く存在します。⽣理に伴う不快なかゆみや、乾燥やくすみといった悩みを軽減することも。バスタイムに、デリケートゾーン専用のアイテムを使ってケアする習慣を取り入れてみて。

生理痛・PMSの軽減が期待できる栄養成分を摂る

・α-LA(アルファ-ラクトアルブミン)

生理痛やPMSの軽減が期待できる成分「α-LA(アルファ-ラクトアルブミン)」をご存知ですか?
α-LAは牛乳や母乳に含まれる乳たんぱく質の一種。生理痛の痛みの元となるプロスタグランジンの過剰分泌を抑える働きがあり、痛みを軽減すると言われています。

また、生理前の倦怠感・めまいや生理中の物忘れ症状の軽減も確認されているんだとか。α-LAはセロトニンの材料となるトリプトファンが豊富に含まれています。セロトニンを増やして心の不調を減らす可能性も研究報告されています。

牛乳、プレーンヨーグルトのホエイに含まれているので、朝ごはんに必ず摂るようにしてみてはいかがでしょうか?

・EPA、DHA

一般的に脳の働きに効果的とされているEPA、DHAなど魚油に多く含まれるn-3 系脂肪酸という油は、摂取すると、下腹部痛、腰痛など月経困難症の症状軽減に繋がると言われています。サバ・サンマ・イワシなどの青魚を意識的に選ぶようにしてみてください。

・亜鉛

亜鉛には、PMSの精神症状・頭痛や乳房痛などの身体症状を減らす効果だけでなく、月経困難症の軽減にも効果的であることが報告されています。牡蠣などの魚介類・牛肉・豚肉・ココアに含まれているので、勉強合間に温かいココアでリフレッシュするなど工夫をしてみて。

・大豆イソフラボン

大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンのバランスを調整し、PMSの身体症状を緩和してくれます。納豆・豆乳・豆腐などの大豆製品を意識的に取り入れましょう。亜鉛との組み合わせになるので、豆乳ココアはおすすめ!

・ビタミンD

脳神経の興奮を抑える働きがあるといわれるカルシウムの吸収にも欠かせないビタミンDですが、不足するとPMSの精神症状が出やすいため、積極的に摂りたい栄養となります。ビタミンDを増やすには、食べものから摂る方法と、日光を浴びて皮膚で合成を促す方法があります。
きのこ類・鮭・牛のレバー・卵黄などを摂取するのはもちろん、朝の散歩など勉強合間のリフレッシュも効果的です。

受験直前の生理対策! 何ができる?

最後に、直前でできる対策をチェック。落ち着いて当日に臨みましょう。

生理日に当たってしまう場合、準備を怠らない

さらに、どうしても生理日と試験日が重なってしまう場合は、事前準備を今からしておきましょう。

・経血モレが気にならないショーツ、ナプキンを選ぶ

経血モレを気にせず集中できるよう、吸水ショーツやナプキンを用意してしっかり対策する

・生理対策の持ち物準備

受験日の合間のお手洗いで対策できるように、持ち物を準備しておきましょう。一つのポーチにまとめておくといいでしょう。

・いざという時のために、鎮痛剤を用意しておく

今なら眠くなりにくいもの、胃に負担がかかりにくいものなど種類も豊富なので、事前に自分の合うものを確かめておきましょう。持っておくだけでも安心できます。

・親や信頼のできる先生などに相談する

1人で不安を抱えたままでいるなら、親や信頼のおける人に相談しましょう。不安な気持ちを打ち明けることで、解決策に出会えるかもしれませんし、何より気持ちが楽になります。

おわりに

いかがでしたか? しっかり準備をしておけば心配ご無用です。今からできることはたくさんあるので、ぜひ今回ご紹介した習慣についてトライしてみてくださいね!

この記事を書いた人
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