はじめに
10月に入り、すっかりと涼しい季節になってきました。受験生の皆さんの中には、既に自身の進路を決められた方や今まさに迷っている方など様々な状況にいるのではないでしょうか。今回は、“学生の街”といわれる京都で学ぶ魅力についてお伝えいたします! 志望校の最終決定に迷っている方、必読です!
歴史ある京都、実は学生の街って知っていましたか?
日本のみならず、海外からも人気のある京都。コロナ禍も落ち着いてきて、観光客や修学旅行など京都を訪れる人が戻り活気のある様子を見せています。そんな京都ですが「学生の街」と呼ばれていることを知っていますか。実は京都市内には現在38もの大学・短期大学があり、大阪市(21校)と比べても約2倍近くの大学・短期大学があります。人口の割合でみると「10人に1人が大学生」というのが京都市の状況であり、街を歩いていると大学生が多いと感じます。学生に向けたカフェやショップなども多く充実した学生生活が送れる環境が整っており、毎年多くの方が京都へ進学しています。
大学の数が多すぎて逆に迷ってしまう??
京都市内の大学に通う大学生に「なぜ京都市内の大学に進学したか?」を聞いてみると「修学旅行がきっかけ」だったり「大河ドラマなどで見た歴史的な街並みに憧れて」という声が多くありました。また「京都で学びたい学問・分野がある」という声も多く、それだけ京都には都市としての魅力と学べる環境が揃っているということです。一方で「大学選びの基準を偏差値で決める」「ネームバリューのある大学だから」という声もありましたが、本当にそれが正しいのでしょうか。京都だけに限りませんが、進学先を決めるのは大きな決断となります。偏差値や有名ということだけではなく自分が学びたいものがあるか、環境はどうかなどさまざまな情報と自身の考え方を合わせて決めていく必要があります。
産近甲龍ではなく“産近佛龍”⁉
受験生の方はいくつかの大学をまとめて呼ぶ大学群というものを知っているかもしれません。京都も含めた関西エリアでは「関関同立(関西学院大学・関西大学・同志社大学・立命館大学)」「産近甲龍(京都産業大学・近畿大学・甲南大学・龍谷大学)」「摂神追桃(摂南大学・神戸学院大学・追手門学院大学・桃山学院大学)」という呼び方があります。この中でも「産近甲龍」ですが、実はこの呼び方には地域差や世代間での違いがあり、京都では“産近佛龍(さんきんぶつりゅう)”という呼び方があるそうです。”佛“とは京都市内にある佛教大学のことです。これはエリア的な要素が強い呼び方かもしれませんが、覚えておくと志望校選択の際に役立つきっかけになるでしょう。
開学111年! 京都の中でも歴史ある佛教大学
進学先を選ぶ基準は人それぞれとお伝えしましたが、比較するポイントはいくつかあります。今回は佛教大学に協力いただき「歴史・学び・キャンパス」についてお伝えします。まず「歴史」です。大学はその年月の中で学生を育て社会で活躍する卒業生を輩出してきた歴史があります。大学卒業後、社会に出た際に同じ大学出身の先輩方が活躍されているというのはとても安心感のあるものです。佛教大学は今年で開学111年と京都市内の中でも長い歴史を持つ大学でありこれまで多くの卒業生を輩出しています。
次に「学び」についてです。佛教大学では7学部15学科を持っておりそれぞれの分野で日々学生が学んでいます。京都らしい歴史・文化を学べる文学部や歴史学部、現代社会について考える社会学部、子どもたちを育て支える教育学部や社会福祉学部、これからの日本の課題である医療を支える人材を育成する保健医療技術学部など、その学びの内容は多岐にわたります。
そして「キャンパス」についてです。皆さんの中には「規模の大きい大学は自分に合うのか」といった不安を抱える方もいらっしゃるかもしれません。関西には2~3万人近い大学生を有する大規模大学も多くありますが、佛教大学は約6,000人が在学する中規模大学です。
佛教大学は金閣寺の側に位置する紫野キャンパスとJR二条駅に直結した二条キャンパスと京都市内に2つのキャンパスを有し、交通の便が良く周辺には歴史的建造物も多くあり日々の通学も学びに繋がる環境が整っています。
学校推薦型選抜(公募制)や一般選抜で併願がしやすい受験制度
佛教大学では、受験生の皆さんがチャレンジしやすいように多彩な入試制度を整えています。11月に実施する学校推薦型選抜(公募制)は基礎能力試験(「英語」・「選択(国語・数学)で実施します。3日間で最大6回の受験が可能です。同じ学科を複数回受験することも異なる複数の学科を併願することも可能です。また判定方法は2科目合計200点満点で判定する「基礎評価方式」と、出願時に希望すれば高等学校の成績を活かせる判定として基礎評価方式に評定点を加えた300点満点で判定する「総合評価方式」を追加することができます。複数の受験チャンスを得られることで、1回だけの受験に比べて気持ちの余裕が生まれ、試験の緊張感になれることで、本来の実力を発揮しやすく合格の可能性をさらに高めることができます。出願開始まで間もなくですので、是非入試情報をチェックしてみましょう。
一般選抜はA日程(1月・2月)/B日程(3月)があり、大学入学共通テストの成績で判定する方式もあり、直前で他大学との併願先を考える受験生に広く受験の機会を設けております。また、複数学科併願も可能で、より受験のチャンスが広がるようになっています。詳しくはリンクをチェックしてみましょう!
おわりに
いかがでしたでしょうか。今回は京都への進学の観点から佛教大学を紹介いたしました。
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