保護者のみなさん必見! 大学選びで確認したい3つのポイントをご紹介!!

はじめに

昨今の日本では労働力不足や地域格差など多くの課題が顕在化してきていますが、今後も持続的成長と技術革新を遂げてゆくためには、男女問わず多様な人材の活躍が求められています。特にこれからの社会で必要とされるのが、物質や自然現象に関する理論・原理を追究する「理学」と、その知識を実用的な課題の解決に応用していく「工学」の視点をあわせもった「理工系人材」です。その養成は急務となっていますが、OECDによる調査では、女性の理工系人材の育成が遅れている実態が改めて浮き彫りになっています。
こうした背景のもと、多くの大学が理系分野の充実、新学部の立ち上げに力を入れています。そこで今回は、進学を考えているわが子をサポートしていくため、保護者のみなさんにもぜひ知っておいていただきたい大学選びの3つのチェックポイントについて紹介していきます。

チェックポイント1「大学の設備」

大学選びにおいて、各大学のカリキュラムや教育内容の特長はもちろんですが、学生の成長を促す学修環境の比較も重要です。グループや個人での研究活動、創作活動、語学学習、自習などの学習スペース、授業以外で使用するラウンジ等、学生同士が主体的・協働的に学び合うための環境が充実しているかどうかチェックしておきたいところです。
また、立ち入りが可能であれば、平日の授業を行っているときに大学を訪問してみることをおすすめします。オープンキャンパスとは違った大学の素顔を見ることができるはずです。

チェックポイント2「就職のサポート」

大学の就職状況だけでなく、就職に対してどのようなサポートを行っているのかもポイントです。
近年ではキャリア教育に力を入れている大学も多く、個別面談や資格取得のサポート、就職ガイダンスに加え、企業で就業体験を行うインターンシップを充実させている大学も増加しています。インターンシップでは実際の仕事現場を体験することで、主体的な職業選択や高い職業意識を養うことができます。研修先企業の幅広さ、事前事後の教育体制が充実しているかなど、確認しておきたいポイントです。

チェックポイント3「学費・奨学金」

大学在学中にかかる学費も、大学を選ぶうえで大きなポイントとなります。
国公立か私立か、文系か理系かだけでなく、同じ分野の学部であっても学費が大きく変わることがあるため、しっかりチェックしておきましょう。
さらに、学費やひとり暮らしの生活費を支えてくれる奨学金制度の内容もポイントです。大学独自の授業料免除や、返済が不要な給付型の奨学金など、大学によってさまざまな方式が設けられているため、志望校をしぼり込む際の判断材料になります。

保護者のみなさんにも安心していただける安田女子大学

以上のポイントを加味したうえで保護者のみなさんにご紹介したいのが、広島県にある安田女子大学です。

7学部14学科が1キャンパスに集う安田女子大学。その大きな特長の1つは、総合大学として文系理系の幅広い教育の可能性を広げるとともに、学生たちが自らの専門分野を超えて能動的・協働的に学ぶ環境づくりに力を入れている点です。研究活動や自習に使用できる個人向けのエリアから、グループスタディやプレゼンテーションなど複数人での学びに特化したエリアまで、幅広い教育環境が整っています。

2025年4月には女子大学として、日本ではじめての理工学部の設置を計画しており、同年に延床面積約15,000㎡の新棟(理工学部棟)も完成予定。注目を集める理工系分野についても、最新の専門機器・設備が整い、ますます教育環境が充実します。

次に就職サポートについては、クラスごとに担任が決められたチューター制度により、学生一人ひとりに合わせた多角的かつきめ細やかな支援を行っているのが特長です。また、インターンシップでは文理融合の総合大学という強みを活かして、多様な業種の受け入れ先企業を開拓しており、近年では地元企業を中心におよそ180社の研修先を確保。さらに研修成果を高めていくため事前教育と事後教育を徹底し、研修中も教職員と企業担当者が連携しながらしっかりフォローしていきます。

安田女子大学に新たに開設される理工学部とは?

安田女子大学には2025年4月に理工学部が新設されます(設置構想中)。同学部は生物科学科、情報科学科、建築学科の3学科で構成されていますが、いずれも文系・理系の枠組みを超えた学びの多様性を大切にしており、総合大学の強みを生かした幅広い教養科目の展開、分野を横断した地域連携・産学官プロジェクト学修などが特長です。

一部の入試では「国語・英語・数学・理科・情報」からの2教科選択制とし、文系科目による受験も可能となるよう検討しています。入学後は理系科目について基礎から段階的に学びを深めていけるカリキュラムを展開し、文系の受験生でも安心してチャレンジできる点も特長となっています。

学費に関しては、授業料だけでなく入学金や施設費などを含めた4年間トータルで比較することが重要です。全国の理工系私立大学の令和3年度平均が5,790,000円(※)であるのに対し、安田女子大学は5,616,000円。これは同県内にある理工系私立大学の5,710,000円(※)、近畿地方の理工系私立大学の5,908,000円(※)と比較しても、いかに安田女子大学の学費が学生に寄り添っているかがうかがえます。

(※)安田女子大学調べ。他大学学費については2023年7月HP掲載額

おわりに

大学選びで大切にすべきポイントについて、ご理解いただけましたでしょうか? 今回、ご紹介させていただいた内容を参考にしていただくことで、みなさまのお子さまがより良い大学選びを実現することを願っております。

また、今回の記事をきっかけに安田女子大学に興味をもたれた方は、大学のホームページをご覧ください。計画されている理工学部に関しても、最新情報が随時掲載されておりますので、ぜひチェックしていただければ幸いです。

※理工学部については設置構想中につき、学部学科名はすべて仮称。また掲載内容は予定であり、変更となる可能性があります。

この記事を書いた人
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