現役大学生に聞く! この時期大切なこと&出願校選びのポイントは?

はじめに

入試シーズンが目前にせまるこの時期。すでに志望校・併願校を決めているという人も多いかもしれませんね。しかし、中には候補をしぼりきれず悩んだり、決めてはみたものの「この大学でいいのかな」と不安になったりする人も……
そんな今こそ、志望動機や併願パターンをしっかり見直して、モチベーションを保って本番まで走りきりましょう!
そこで今回は、東京・目白の学習院大学で学ぶ現役大学生3名にインタビュー! 先輩たちの実体験をもとに、この時期の勉強で大事なこと、出願校の選び方のコツ、入学の決め手になったポイントなどを教えてもらいました。

自分が志望校に通う姿を想像しよう!

最初にお話を聞いたのは、国際社会科学部国際社会科学科で学ぶFさんです。

――本番を控えた秋冬、どんなふうに勉強に取り組みましたか?
私はこの時期、社会科目の暗記が完璧ではなかったので、インプットをしながら同時に共通テストに向けた演習問題でアウトプットに取り組んでいました。
本番までのこの時期は、なかなか思うように結果が出せず不安定な気持ちになることも多かったです。私は志望校のキャンパスの写真をスマホのロック画面にして、スマホを見るたびに自分がその大学に通っている姿を想像してモチベーションを保つようにしていました。

――出願校はどのように選びましたか?
「英語を勉強したい」という軸があったので、そこを外さずに、合格安全校から挑戦校まで幅広く押さえました。疲れが出ないように、受験日が連続しすぎないのも大事ですね。
学習院大学を視野に入れたのは高校2年の春頃で、語学教育に力を入れている学部を探す中で、学習院大学の国際社会科学部を知り、興味をもったのが最初です。そこから徐々に調べました。

――入学にあたって、どんなことを重視しましたか?
一番は、落ち着いたおだやかな校風が自分に合うと感じたことです。また、キャンパスが駅からとても近く、家から4年間通いやすい点も考慮しました。

――学習院大学の魅力を教えてください!
少人数授業が充実している点です。教授との距離が近くて常に質問しやすい環境ですし、グループワークなど協力して主体的に学ぶ中で、学生同士の仲が深まるのも魅力です。また、都心にありながら緑にあふれるキャンパスで、落ち着いた雰囲気で勉強に集中できるところが気に入っています。

――受験生へのメッセージをお願いします。
苦しい時は自分が志望校に通っている姿を想像すれば、きっとモチベーションも上がるはず。やり切ったと思えるように頑張ってください。応援しています!

入学の決め手は、入試直前のキャンパス見学!

次にお話を聞いたのは、文学部日本語日本文学科で学ぶAさんです。

――本番を控えた秋冬、受験勉強ではどんなことが大切ですか?
復習です。実践の中で、自分の足りない部分をどんどん埋めていけるといいですね。たとえば国語の長文なら、解いた文章を読み返すだけでなく、そこから学べる背景知識や考え方を整理。古典は声に出して訳してみると、自分の課題が文法なのか語彙なのか確認しやすいです。英語長文も同じ。長文であっても構文をしっかり振って和訳し、何回も音読するといいです。国語も英語も、「精読」を繰り返すことで実力がつきます。
社会科目は、人物や出来事などのつながりを因果関係に注目して理解することが重要。苦手な単元は、中学の教科書で基礎を見直すのもおすすめです。

――学習院大学を志望校に入れた時期はいつ頃でしたか?
高校3年のゴールデンウィーク頃からです。国語の教員免許が取得できる大学を探していて、学習院の日本語教育の「日本の言語や文化を大切にしながら、世界の人々と結びついた学び」ということが、自分の中でうまく言語化できていなかった「やりたいこと」を引き出してくれました。

――どんなことが入学の決め手になりましたか?
入試直前、12月のキャンパス見学イベントで、具体的な学びや入試に向けたアドバイスを、志望する学科の先輩が丁寧に教えてくれたことです。自分もこの環境で勉強したい、合格して憧れの先輩に再会したいと強く思い、入試本番まで走りきる力になりました。

――学習院大学の魅力を教えてください!
一番はワンキャンパスであることです。勉強も課外活動も、学習院大学でできることのすべてが目白のキャンパスにあり、大学祭などのイベントも大学一体となって楽しめます。そんなキャンパスで、学科の教授や仲間たちと密に学べる環境は学習院ならではだと思います。

――受験生へのメッセージをお願いします。
受験勉強は入試だけでなく、大学での学びに必ず活きてきます。今の経験がきっとみなさんを強くします。この先の素晴らしい景色を目指して、最後まで走り抜いてください!

ルーティーンを作って、本番まで安定して取り組もう!

最後にお話を聞いたのは、経済学部経済学科で学ぶUさんです。

――どのように出願校を選びましたか? また、受験スケジュールはどのように立てましたか?
経済学部を志望していたので、出願校は学部重視で選びました。受験日が被らないか、別日に試験が組まれているか、2~3日連続で試験を組んだ場合の自分のメンタルなどを考えながらスケジュールを立てていきました。
また、私は学習院大学の独自入試と共通テスト利用をどちらも活用しました。共通テスト利用では、科目数が多いと倍率が低く狙い目だったりもするので、調べてみるとよいです。

――本番を控えた秋冬、どんなふうに勉強に取り組みましたか?
塾に通っていなかったため、自分で毎日の時間割を立てていました。私の場合は早起きが得意なので、何時に起きて勉強する、と決めてルーティーンにすることで、安定して取り組めたと思います。休憩時間には好きなアーティストの音楽を聴いたり、甘いものを食べたり、ちょっとした息抜きも大切にしました。


――どんなことが入学の決め手になりましたか?
合格した大学の履修科目の内容、部活・サークルの説明、留学制度、キャリア支援と就職先など、自分が大事と思うことをもう一度パンフレットを見比べて吟味しました。その結果、学習院大学が一番いいと思ったからです。

――学習院大学の魅力を教えてください!
建物がきれい! 特に2023年に完成した新図書館はガラス張りで景色もよくお気に入りです。授業内容も充実していて、特に少人数の授業は友達ができやすく、お互いを高めあっていけると思います。またキャンパスが駅からとても近く、アクセスのよさも毎日実感しています。

――受験生へのメッセージをお願いします。
毎日コツコツ続けていけば、知識は必ず身についてきます。ただし、適度な息抜きも重要。最後まで自分の力を信じて頑張ってください!

おわりに

いかがでしたか? 先輩の体験談やアドバイスを参考に、何より自分が納得できるスケジュールを立てて、前向きに取り組んでいきましょう。
また、まだ志望校選びで迷っている人、この記事をきっかけに先輩たちの大学に興味をもった人は、今回登場した先輩たちが通う学習院大学をぜひチェックしてください!

この記事を書いた人
    【PR】Studyplus編集部
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