はじめに
学生の学びたい気持ちを経済的に応援してくれる奨学金ですが、その内容は多岐にわたっています。大学のなかには独自の内容を盛り込んだ、特色ある奨学金制度を開設しているところもあり、その選抜方法も大学ごとにさまざま。充実した学生生活を送るためには、自分に合った奨学金を見つけたいところです。
そこで今回は、奨学金を検討している、あるいは興味がある受験生のために、大東文化大学の「桐門(とうもん)の翼奨学金」について紹介していきます。
将来の目標をかなえるための修学を支援! 「桐⾨の翼奨学⾦」とは?
「桐⾨の翼奨学⾦」とは、全国の高等学校出身者、または高等学校卒業程度認定試験合格者を対象とする、大東文化大学独自の奨学金制度です。人物が良好であり、「桐門の翼奨学金試験」の成績が優秀な学生に対し、入学前から在学中の授業料免除することで(※)、将来の目標をかなえるための修学を支援してくれるのが特徴です。奨学金の採用人数は100名以内。他大学との併願も可能となっています。
※2年次以降は学業成績等による継続審査があります。
「桐⾨の翼奨学⾦」で受けられる具体的な支援内容は?
では、具体的にどんな支援を受けられるのでしょうか?
「桐⾨の翼奨学⾦」に採用された場合は、条件(※)を満たすと原則として4年間、⼊学が決まった学科の授業料が免除されます。通常、⼀般学⽣と同様の⾦額を⽀払った後、奨学⾦が給付されることが多いですが、桐⾨の翼奨学⾦に採用されると、初年度の納付額は奨学⾦分が引かれた⾦額になります。少ない負担で入学できるのが大きな魅力となっています。また、奨学金によって免除される金額は学科によって異なりますが、最大で4,000,000円の授業料を免除。こうした支援により、国立大学に近い、あるいはそれよりも安い学費で4年間を過ごすことができます。
ただし、授業料を除く費用(⼊学⾦・教育充実費・実験実習費・諸会費など)は納⼊が必要となりますのでご注意ください。
※2年次以降は学業成績等による継続審査があります。
2種類の合格チャンスがある「桐⾨の翼奨学⾦試験」
ほかにも「桐門の翼奨学金」の大きな特徴といえるのが、2種類の合格チャンスがある点です。
奨学金に採用されるためには「桐⾨の翼奨学⾦試験」に合格することが必要です。しかし、万が一、採用されなかった場合でも、一般選抜合格者と同等もしくはそれ以上の学力を有することが認められた受験生は、「一般選抜免除合格」として大学へ入学する権利が得られるのです。
また、合格になったとしても、大東文化大学以外の大学とも併願が可能となっているのも魅力の一つです。
受験会場を全国15都市に設置! 2科目で受験できるのも魅力!
最後に「桐門の翼奨学金試験」の概要は以下の通りです。
【試験日】
2024年1月31日(水)
【試験科目】
国語(現代⽂)・英語※の2科⽬で受験可能。
科⽬数の負担が少なくチャレンジできるのが特徴です。
※「英語」科⽬での英語⺠間試験(級・スコア)の活用はできません。
【試験会場】
札幌、仙台、郡山、水戸、宇都宮、高崎、千葉、東京(東京板橋キャンパス)、横浜、新潟、富山、甲府、長野、静岡、福岡の全国15都市を予定。
各地の主要都市に受験会場が設置されるため、自分の地元に近い会場を選べば、移動時間や出費が少なく済みます。
【検定料】
1学科目 35,000円。
さらに、併願するほどお得な検定料割引制度「グリーン出願」を採用していて、2学科目は無料、3学科目以降は1学科につき10,000円の追加金で受験することができます。
【その他の注意点】
出願時には、
①将来の目標は何ですか(将来就きたい職業など)
②将来の目標をかなえるために大学時代に頑張りたいことは何ですか
という設問への回答が必須となるため、事前に考えをまとめておくことをオススメします。
さいごに
ここまで大東文化大学の「桐門の翼奨学金」について紹介してきましたが、みなさんの奨学金選びの参考になりましたでしょうか?
試験の出願期間は2023年12月18日(月)〜2024年1月12日(金)。合格発表⽇は2024年2月10日(土)13時となっていますので、ぜひ自分の得意を活かしてチャレンジしてみてください。
詳細は下記の動画に加え、大学サイトでも紹介されていますので、ご参照ください。また、今回の記事をきっかけに大東文化大学に興味をもたれた方は、大学のホームページもチェックしてみてくださいね!