はじめに
季節はすっかり春らしくなってきましたね。高校生の皆さんは新しい学年のスタートを目前にして期待や希望をもって過ごしているでしょうか。また、新年度のスタートは高校生活だけではなくその先の「進路」を意識することも増える時期かもしれません。そんな皆さんへ今回は関西学院大学のご紹介を通して大学での学びの魅力をお伝えします!
全国にはどれくらいの大学がある?
突然ですが、皆さんは現在国内にどれくらいの大学が存在するか知っていますか?「少子化とよく見聞きする」・「近くの高校が合併した」など、高校生が少なくなっているというイメージがあるのではないでしょうか。そこから、大学の数も減っているのではないかと思うかもしれませんが、実は国内の大学の数は2024年度も増え、その数815校(※)と多くの大学が存在しています。さらに、海外にも目を向けるとより多くの大学があり、その中から自らが進学する学校を選択しないといけません。重要なのが、入試の難易度や受験方式だけを調べるのではなく「その大学で何が学べるのか」や「自分がやりたいことや興味があることを実現できるのか」という視点からも大学について知ることです。大学受験はゴールではなく、あくまでスタートですので4年間何が出来るのかを知ることをまず考えてみましょう。
※国立大学86校、公立大学103校、私立大学626校 大学院大学、通信制を含む
自由に私らしく学びたい!を実現する“関学”の魅力
関西学院大学は、兵庫県を中心にキャンパスを有する私立の総合大学で、1889年に創立された歴史ある大学です。2021年に理系4学部(理学部・工学部、生命環境学部、建築学部)を再編し、現在は14学部、14研究科を有しています。キャンパスの美しさ(写真上)には定評がありますが、教育プログラムにおいても、高い専門性を育む学部・研究科での学びに加え、未来を見据えた先進的なプログラムを数多く提供しています。
一例として、マルチプル・ディグリー制度を日本で初めて開始、最短4年で2つの学位を取得(2学部卒業)可能にしました。これにより例えば、商学部と法学部の学位を取得することで、法律に明るい経営者を目指すことができるなどのメリットがあります。
他にも、自身の専攻に加え他学部の専攻分野を体系的に履修できる複数分野専攻制など総合大学の強みを活かした自由な学びが実現できます。
起業家育成から国連まで!学生の学びを後押しする多様なプログラム
新たなビジネスの創造に挑戦する起業家(アントレプレナー)は、社会に変革をもたらし、次の時代を切り拓く力を生み出します。関西学院大学では、このアントレプレナー精神を育む独自プログラムを入門から実践まで段階に合わせ全学部対象に開講しています。さらに、卒業生による資金提供30億円で起業を支援する体制も用意されており、これまでの大学という枠を越えた学びが実現できます。
関西学院大学は創立当時(1889年)全授業が英語で行われていました。また、アジア初や日本初としていち早く国連との連携により国際貢献を推進し、現在も学生のグローバルなチャレンジを後押しするプログラムを多く用意しています。海外協定大学とダブルで学位を取得できる留学や各学部の独自留学など、目的やレベルに合わせ可能性を広げる多種多様な留学先を奨学金制度とともに整備し、学びのフィールドを広げています。また、開発途上国の国連機関で5か月間活動を行う「国連ユースボランティア」へは、アジア初の協定校として毎年複数名を派遣しています。さらに、国連や国際機関と連携した「国連・外交プログラム」を開設し、学部生から国連や外交について体系的に学ぶ機会を提供しています。
そして、教員資格もグローバル!関西の大学で唯一、国際教職プログラムを提供しています。
理系にも注目!最先端&高度な学びがキャンパスを越えて広がる!
2025年4月開設KSC複合施設(起業家育成拠点×寮×商業施設)
関西学院大学理系4学部(理学部・生命環境学部・工学部・建築学部)では、1年次から最先端科学技術に触れ学ぶことができるよう、世界最高性能の大型放射実験施設SPring-8と連携し、放射光利用研究で必要な知識と技能を網羅した授業を開講しています。また、私立大学では西日本唯一となる、JAXAとの連携大学院協定により、国内最前線かつ世界最高水準の研究者の下で大学院生が研究に取組める制度が整っており、小惑星リュウグウの地質解析を行うなど最新の宇宙研究に参画しています。さらに理系3学部(理、工、生命環境)では主に1、2年次に履修する英語科目に加え、科学技術英語や特別英語セミナーといった、理系に特化した英語科目が履修できます。また、理系4学部独自の海外留学プログラムを提供し、理系でも留学の機会を持つことが可能です。
さらに、2025年4月には理系学部を有する神戸三田キャンパス近接地に、起業を志す人たちを産学官民の連携によって支援するインキュベーション施設、300人規模学生寮などを擁した複合施設が開設されます。
入口“入試制度”と出口“就職実績” 関学の実態は?
最後に、みなさんが気になる入試制度と就職実績についてもご紹介します。関西学院大学では近年入試制度の改革を進め、一般入試での募集人員拡大や得意科目を活かせる入試方式の導入、国公立大学との併願がしやすい共通テストの併用など、合格を目指せるチャンスが確実に広がっています。また総合型選抜入試では、探究評価型やスポーツ選抜、文化活動推薦など、高校在学中からの努力とその結果として獲得した優れた成績や成果を評価し入学の機会を提供しています。そのため、入学後も課外活動で活躍をしたり、学ぶ意欲が高く複数のプログラムに挑戦したりする学生も多くいます。
就職実績では、各社のランキングにおいて全国トップクラスの就職率を維持し続けています。人生におけるキャリア形成を第一に考え、一人一人の学生に寄り添う関学の就職支援は、国内外の様々な分野で活躍する卒業生や企業からのバックアップも得て取り組まれており、学生の就職先への満足度97.1%という高い数値に表れています。
“関学”の最新情報をチェックしてみよう!
いかがでしたでしょうか。今回は関西学院大学の魅力をご紹介しました。
初めにもお伝えした「大学で何が学べるのか」「自分のやりたいことが出来るか」という視点を持ってこれからの進路選択を進めていきましょう。関西学院大学の最新情報は下のボタンからチェックできますのでぜひ確認してみてください!