スポーツを大学で学び、地域社会に貢献できる人材を目指そう!

はじめに

体育の授業や運動会、球技大会など、高校生活でスポーツに触れ合う機会はたくさんあります。たとえ運動部に所属していなくても、「スポーツに興味がある」「体を動かすのが好き」という方は多いのではないでしょうか。
スポーツを通じて得られる健康は、全ての人々に共通する大切なテーマ。特に、高齢化が進む日本社会では、体を知り、体を動かすことの重要性は日々高まっています。
生涯にわたって関わるスポーツ、その知識・技能を将来に活かす為の学びを深められる大学があるのをご存知でしょうか。周南公立大学 スポーツ健康科学科はそのひとつ。体を知り、スポーツに携わる仕事を目指せる学科なのです。
そこで今回は、このスポーツ健康科学科についてご紹介!スポーツが得意な方はもちろん、「体のことを知りたい」「運動についてじっくり学んでみたい」という方は、ぜひチェックしてください。

「健康のエキスパート」を養成するスポーツ健康科学科

山口県周南市にある周南公立大学 人間健康科学部スポーツ健康科学科では、健康のエキスパートを養成しています。
スポーツは年齢を問わずできるもので、他者とのコミュニケーションを円滑にしたり、充実した時間を過ごせたりと、心身に良い影響をもたらすことが知られています。
スポーツ健康学科では、地域と、地域に暮らす人々の活力向上を目指して、幅広い知識を備えた人材を輩出していきます。人体の構造と機能に関する分野の基礎知識をもとに、スポーツや身体運動に関する専門知識や技能を備えることで、すべての人の、Well-being(ウェルビーイング)の向上や、健康増進に貢献できる専門職者になることを目指しています。

Well-being(ウェルビーイング)とは……心身ともにすべてが満たされた状態を指します。「幸福」とも訳されます。WHO憲章では、「健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態(Well-being)にあることをいう」と表現されています。

※出典
世界保健機関(WHO)憲章とは
https://japan-who.or.jp/about/who-what/charter/

スポーツ健康科学科の3つの学びのポイント

そんなスポーツ健康科学科では、学びのポイントを3つ掲げています。

ポイント1
Well-beingの向上や健康増進を促進するうえで必要な、人体の構造と機能やスポーツ・身体運動の基礎について学ぶ。

ポイント2
国際化や多様化に対する知識や教養、技能を習得するとともに、地域を知り、諸課題を多面的にとらえる能力を身につける。

ポイント3
スポーツや身体運動に関する専門的知識や実技を学ぶとともに、地域や社会の健康及び、スポーツをテーマとした演習・実習を受講できる。

スポーツの学科と言っても、運動神経が良いとか、得意なスポーツがあることを強く求めている訳ではありません。人々の心身が満たされた状態、すなわちWell-beingを実現するために、幅広い知識を備えた健康のエキスパートの養成を目指すのが、スポーツ健康科学科なのです。


将来の進路は? スポーツ健康科学科ではこんな資格が取得できる!

スポーツ健康科学科では在学期間中に学びを深めていく中、様々な資格を取得することができます。

・アスレティックトレーナー受験資格(国公立大学(4年制)では唯一の認定校/令和6年5月8日現在)
・健康運動実践指導者受験資格
・公認スポーツ指導者受験資格
・レクリエーションインストラクター受験資格
・健康運動指導士受験資格
・初級・中級障がい者スポーツ指導員
・教員免許(保健体育)(中学校、高等学校)

上記の通り幅広い資格があり、これらを取得することで、病院や福祉施設などでの運動指導、スポーツ選手のコンディショニングケア、障がい者の運動・レクリエーション指導などを行うことができるようになります。また、複数の資格を取得することで、進路の幅も一気に広がります。
中学校・高校の保健体育教員免許の取得を目指せるのもポイントです。スポーツ健康科学科で身につけた知識を活用し、保健体育の授業を通して、スポーツの素晴らしさ、心身ともに健康であることの大切さを伝えることができます。「将来 先生になりたい」と考えている方はぜひ検討してみてください。

おわりに

プロのスポーツ選手から地域の住民まで、スポーツ関係者は多く、スポーツに携わることのできるフィールドも幅広くあります。
人間健康科学部スポーツ健康科学科では、そのような幅広いフィールドで活躍できる人材の育成を目指しています。スポーツや健康に関心がある高校生の皆さん、ぜひこの学科をチェックしてみてください。
地域や社会のWell-being(ウェルビーイング)の向上や健康増進に貢献できる人材として、社会に貢献できるヒントがここにあります。

この記事を書いた人
    【PR】Studyplus編集部
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