文理の枠を超えて学び、超情報化社会で求められる人材になる!

はじめに

みなさんは大学を選ぶときに、文系か理系かで悩んだことはありませんか?
自分の将来にかかわることですから、どちらを選ぼうか迷ってしまうのは当然です。しかし、最近では文系・理系の二者択一ではなく、別の選択肢もあることを、みなさんはご存知だったでしょうか?
今回の特集では、なぜ専門分野の枠を超えた学びが求められているのか、その背景について解説しながら、文理探究の新しい学びを導入している大学について紹介していきます。

文理の枠を超えた新しい学びが拡大している背景とは?

文系・理系のどちらを選択するのか。それは一般的に高校時代からはじまって、大学進学、さらには将来の仕事においても、どちらかひとつを選ばなければならないのがこれまでの常識でした。
しかし、こうした文理が分断されている状況は、最近になって変わりつつあります。いま世界は、情報テクノロジーやAI技術の進展など、情報化や技術革新が急速に進み、予測困難な時代を迎えつつあります。そのなかで日本政府が国を挙げて取り組んでいる高度情報通信社会の構築、Society 5.0(超スマート社会)の実現に向けて求められているのが、文理の枠を超えた普遍的知識・能力を身につけた人材です。
こうした観点から、文理横断的・探究的な学習を推進する動きは活発化していて、様々な大学で情報系の学びを強化するとともに、文系・理系の枠にとらわれない横断的な学びが積極的に展開されるようになっています。

未来に向けて新たな進化を遂げる金沢工業大学

こうした文理の枠を超えた新しい学びを導入し、ダイナミックな進化を遂げようとしているのが金沢工業大学です。
金沢工業大学では、持続可能な社会「SX※1」の実現、産業構造を変革させる「GX※2」、デジタル技術の活用によりビジネスを変革させる「DX※3」などに代表される社会課題に対応していくため、2025年4月、「文理の枠を超えた社会実装型総合大学」へと進化します。
多様な人とのコミュニケーションを図ることで、複雑・多様化する社会課題に対して新たな価値やビジョンを創造しながら、真の課題を追究・解決できる人材を育成するため、現在の4学部12学科を6学部17学科(設置届出中)体制へと改組。「文系を志向する学生と理工系を志向する学生」が一緒に学びを深めていくことで、これまで以上に社会に貢献していく大学をめざします。

※1 サスティナビリティトランスフォーメーション
※2 グリーントランスフォーメーション
※3 デジタルトランスフォーメーション

“専門分野×情報技術” 新時代に求められる人材になるために

金沢工業大学が新たに設置を予定している学部・学科は以下の通りです。

◎情報デザイン学部(新設学部)※1
経営情報学科※1
環境デザイン創成学科※1

◎メディア情報学部(新設学部)※1
メディア情報学科※1
心理情報デザイン学科※1

◎情報理工学部(新設学部)※1
情報工学科※1
知能情報システム学科※1
ロボティクス学科※1

◎バイオ・化学部
環境・応用化学科※2
生命・応用バイオ学科※2

◎工学部
機械工学科※1
先進機械システム工学科※1
航空宇宙工学科※2
電気エネルギーシステム工学科※1
電子情報システム工学科※1
環境土木工学科

◎建築学部
建築学科※1
建築デザイン学科※1

※1 2025年4月設置届出中
※2 2025年4月名称変更届出中
※設置される学部・学科等の名称・内容などは予定につき、変更する場合があります。


金沢工業大学ではこうした文理探究型の学部や、DXを活用する工学・理工学系の学部を設置し、異なる世代の社会人とともに学び合う「世代を超えた共創学修」、クラスター研究室や学部学科横断クラス等による「分野を超えた共創学修」、世界の大学と連携してグローバルな視点を獲得する「文化を超えた共創学修」という、世代・分野・文化を超えた共創学修を実現します。そのうえで“専門分野×情報技術”という複合的な力を身につけた、超情報化社会で活躍できる人材を育成していきます。

おわりに

文系・理系という枠組みにとらわれない新しい学びは、今後もさらに拡大が予想されます。専門分野の枠を超えて学びたい方、文理探究の学びを通じて未来の課題を解決することに興味のある方は、進学先の選択肢に金沢工業大学を加えてみてはいかがでしょうか?

金沢工業大学の新しい取り組みについては、下記のサイトに詳細な情報が掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください!

この記事を書いた人
    【PR】Studyplus編集部
    スマホアプリで
    学習管理をもっと便利に