みなさん、高校卒業後の進路は考えていますか?
進学、就職など、道は様々ですが、どんな進路を選ぶにしても「どんな大人になりたいのか」「どんな仕事に就きたいのか」を考えていくことが大切です。
でも、どうやって自分の進むべき道を決めたらいいのか、なかなかわからないですよね。やりたいことがたくさんあったり、反対にやりたいことが見つからなかったり、将来を迷っている方もたくさんいるのではないでしょうか。
そこでぜひ使ってほしいのが、職業情報提供サイト“job tag(ジョブタグ)”です。
“job tag”は、気軽に楽しく、職業情報の検索や自己診断に使える厚生労働省のWebサイト。会員登録なし、無料で利用でき、世の中にはどんな職業があるのか、また自分の興味・関心はどこにあるのかを知ることができるんです。
どんなサイトなのか、さっそくみていきましょう!
“job tag”の機能 その1:職業情報提供機能
例えば、「アニメーター」や「システムエンジニア」といった名前は聞いたことがあっても、どんな仕事をするのかはあまり知らない職業はありませんか。
“job tag”には、531種類もの職業に関する情報が掲載されています。いろんな職業の仕事内容を、動画付きで詳しく解説。動画では、実際に働いている人の様子が90秒程度でまとめられていますので、仕事の雰囲気やイメージを短時間でつかむことができます。
さらには仕事の中身だけでなく、就職する際に必要となるスキルや労働条件など、その職業に関する様々な情報を知ることができます。気になる職業がある方は、積極的に調べることで、理解を深めていきましょう。
“job tag”の機能 その2:職業検索機能
でも、そもそも将来なりたい職業がわからないから調べられない……という方もいますよね。
そんな方に使ってほしいのが、こちらの職業検索機能。例えば、「コンピュータ関係の仕事が気になる」「海や空を舞台にした仕事に興味がある」といった、なんとなくの興味・関心から仕事を調べることができちゃうんです。
加えて地図からエリアを指定して、その地区に関係する職業を検索する機能も。そのほかにも以下の切り口からも、職業を調べることができます。
・仕事の性質
・スキル・知識など
・免許・資格
・職種カテゴリー
・産業別
・未経験でも比較的入りやすい職業
・BtoB(企業間取引)の仕事
・BtoC(消費者取引)の仕事
・土木・建築の仕事
・IT関連の仕事(業界別)
・IT関連の仕事(工程別)
・介護の仕事
・仕事の内容
・職業分類
・タスクで検索
・賃金・求人倍率で検索
たくさんの切り口から職業を調べることができるため、気になる仕事がきっと見つかるはず。自分には何が向いているのか、どんな仕事をしたいのかを知るきっかけにしていきましょう。
“job tag”の機能 その3:自己診断ツール
また進路選択には、職業を調べるだけでなく、自分を知ることも重要です。“job tag”では簡単な質問に答えるだけで、自分に合った職業を知ることができます。
職業興味検査や価値観検査は、画面に表示される質問に対して、自分の考えに合っている選択肢をチェックしていく検査。10分〜20分ほどで終了しますので、ぜひ勉強の合間に試してみてはいかがでしょうか。
ほかにも、能力面の特徴を検査する職業適性テスト(Gテスト)が用意されています。時間を見つけて、トライしてみましょう。
※注意※
これらの検査の結果で提示された職業については、「必ずその仕事につかなければならない」ということではありません。あくまで、将来を考えるため、自分を知るための「ヒント」として使ってください。
興味がわいたら、“job tag”を使ってみよう!
自分の興味や関心をもとに、様々な職業を知ることができる“job tag”をご紹介しましたが、いかがでしたか。
将来について迷うことはたくさんあると思いますが、自分ひとりで考えてしまうのではなく、まずは一歩を踏み出すことが大切です。ぜひ“job tag”を利用して、将来を考えてみてください。
また詳しいサイトの使い方については、以下の動画でも簡単にまとめられています。こちらもぜひ見てみてくださいね。