時代の変化に合わせて大学も変わる! これからの大学の学びとは

はじめに

突然ですが、日本にはどれだけの数の大学があるか知っていますか?
答えは約800校。それぞれの大学が多様な学びを実践していますが、少子化や都市部への人口流入が加速していくなかで、大学も変化が迫られています。「大学の生き残り」なんて言われたりしますが、どうすれば魅力的な大学になれるのか、受験生から選ばれる大学になるのかが、大きなテーマとなっているのです。
そこで一部の大学が取り組んでいるのが、学部・学科の改組(かいそ)。改組とは組織を改めることを指しますが、学部・学科を改めることで、変化を恐れず、時代に合わせた学びを実現しています。
改組した大学ではどんなことが学べるのか、少し覗いてみましょう。

常に変化を続ける京都橘大学って?

京都にある京都橘大学は、改組をしながら常に進化し続ける大学のひとつです。工学、人文、国際、教育、社会、医療と幅広い領域にわたり、社会の課題に応える人材を輩出してきた大学ですが、ここ数年では以下のような出来事がありました。

・ 2021年 「アカデミックリンクス」完成 工・経済・経営の3学部設置
・ 2023年 総合心理学部を設置し9学部15学科の総合大学へ

そして、来年、再来年には、以下を予定しています。

・ 2025年 日本語日本文化学科に国際日本文化コースを新設
経営学科に経営学専攻とスポーツ経営学専攻の2専攻制に発展
・ 2026年 1学部2学科を設置構想中

数年間でも、これだけの変化があるのです。
AIやテクノロジーの発展が著しいなか、京都橘大学が大切にしているのは「総合知」による突破力。文系・理系の壁を越えて「面白い」を突き詰めることで、総合的な視野や知識を身につけることを目指しています。

日本語日本文化学科と経営学科に新設されるコース・専攻

来年にはどんな進化があるのか、気になりますよね。
2025年に新たなコースが設けられる日本語日本文学科、そして2つの専攻に発展した経営学科を見てみましょう。

日本語日本文学科

日本語日本文学科では、京都にキャンパスを構えていることを活かし、実際に京都の街へに赴き、建造物や文化財に触れる授業を実施。グローバルな視点をもって日本を見つめ直すことで、国際性や教養を身につけていくことを目的としています。

国際日本文化コース(2025年4月新設):グローバルな視点から日本の伝統文化やアニメ、マンガ、ゲームといったサブカルチャーの価値を研究しながら、創作技術も学びます。

日本語日本文学コース:古典から近現代までの文学や日本語表現、日本語教育を学び、豊かな表現力を身につけることができます。

書道コース:書道展で優秀な成績を残す、レベルの高い書道教育を学ぶことができます。書で培った集中力と独創性は、実社会でいきる資産になります。

経営学科

社会で求められる専門性の獲得をめざし、経営学専攻とスポーツ経営学専攻の2つの専攻に進化した経営学科では、幅広い視野を身につけ、文理の垣根を越えた知識を習得できます。また希望者は海外留学も可能。グローバルな視点を養うこともできる学科です。

経営学専攻:ビッグデータなどの情報技術と経営学の知識を合わせ、社会を変革する力を養うために、「会計・ファイナンス」「マーケティング・イノベーション」「戦略・組織」の3つの経営学の領域を中心に、専門的に学ぶことができます。

スポーツ経営学専攻:スポーツマネジメントを重点的に学び、スポーツ関連企業や行政と連携を行い、社会が抱える課題について、実現可能な解決策を見つけ、実践する力を伸ばします。

2026年にはAI時代に対応する新学科の設置を構想中!

さらに2026年4月には、1学部2学科の設置を構想中。日々進化し続けるAI時代に求められる人材の育成に取り組んでいます。

デジタルメディア学部デジタルメディア学科※

ゲーム、アニメーション、メタバースなど、デジタルアート分野の注目が集まるなかで、ITとクリエイションを融合させたカリキュラムにより、次世代コンテンツを創造できる「工学の知識と技術豊かなクリエイター」「デザイン力を武器にしたITエンジニア」を育成し、ソフトウェア、ゲーム、デザイン等の幅広い産業への進路を目指します。

工学部ロボティクス学科※

機械・電子・情報などの総合的な工学知識や技術を身につけ、AIおよびロボットを含む機械技術の研究・開発や運用スキルを修得。将来的にますます需要が高まると予測されるメカトロニクス技術者を育成し、機械・電気メーカーやソフトフェア産業等への進路を目指します。

健康科学部臨床工学科※

西日本最大規模の医療系分野をもつ京都橘大学が、臨床工学技士を養成します。加えて情報系、工学系教育の充実により、医療機関に加え、医療メーカーへの進路を目指します。

いかがでしょうか。ほんの数年で、これだけの変化がある大学ってなかなかないですよね。京都の地の利を活かした学び、また時代に合わせた最先端の学びを追求しているのが、京都橘大学なのです。
※仮称 2026年4月開設予定。計画は予定であり、変更することがあります。

おわりに

進化し続けている京都橘大学を見てきました。
今、社会は刻々と変化しています。その中で活躍する人材になるには、進化する大学で学ぶのもひとつの道。少しでも興味が湧いたら、自分のいきたい学部・学科があるか、探してみてはいかがでしょうか。
ご紹介した京都橘大学では、7月・8月にオープンキャンパスを開催予定です。実際に大学に通う学生、また先生に話を聞くチャンスでもありますので、ぜひ参加してみてください!

オープンキャンパス日程
7月21日(日)、8月3日(土)、8月4日(日)、8月25日(日)

この記事を書いた人
    【PR】Studyplus編集部
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