3人の先輩が語る! 薬学部志望者の進路の考え方・調べ方とは

はじめに

「将来は薬剤師になりたい!」「薬学を学んで、医療の仕事に携わりたい!」みなさんの中にはこんな思いを持って、薬学部を目指している方もいるのではないでしょうか。
薬学部には6年制と4年制があり、特に6年制は通常の学部と比べると学校に通う期間が長いため、大学選びはより慎重に進めたいもの。しかし実際のところ、どんな基準で大学選びを進めればいいのか、わからない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、星薬科大学の現役薬学部生3名にインタビューを実施。大学選びで重視すべきポイントや情報収集の仕方など、様々な話を伺いました。ぜひ大学選びの参考にしてください。

対面のオープンキャンパスに参加して、学校を知ってほしい

1人目は、薬学科5年生の古澤魁世さんです!

――大学を選ぶ上で、重視すべきポイントを教えてください。
一番は学校を知ることだと思います。まずはオープンキャンパスに参加するのがオススメ。薬学部のカリキュラムはどの大学もほぼ同じなので、「通いやすさ」「学校の雰囲気」を軸にして考えるのが良いと思います。

――古澤さんは、オープンキャンパスに参加しましたか。
複数の大学のオープンキャンパスに参加しました。その中でも星薬科大学は、ダントツで先輩と話せる時間が長かったんです。学生生活についてたくさん知ることができたため、通っている自分の姿がイメージでき、この大学で学びたいと思うようになりました。

――星薬科大学の特長を教えてください。
実践を見据えた授業をしていること。また、たくさんのOB・OGがいることです。
薬学科では、4年生の最後に受ける薬学共用試験というものがあります。その試験の前に薬剤師となるための具体的な知識・技能・態度を学ぶ科目があるのですが、その科目では共用試験の合格というところだけではなく、その先の現場に出た時のことまで見据えて授業が組まれています。そのため、身につけた知識が単なる知識で終わらず、実践で活かすことができます。実務実習に行き、そう強く感じました(※)。
※実務実習…5年次に行う、病院と薬局における現場実習のこと。
また、就職活動をしていると、先輩が活躍している姿を目の当たりにする機会が多いです。それも、これまで積み重ねてきた長い大学の歴史があるから。様々な現場にOB・OGがいることを心強く思います。

――最後に、受験生にメッセージをお願いします!
ぜひ対面型のオープンキャンパスに参加して、学生の声を聞いてほしいです。能動的に情報を集め、大学生のリアルを知ることで、進学後のイメージがわいてくるはず。悔いのない選択をしてください。

将来を見据えて、やりたいことができる大学かを調べてほしい

2人目は、同じく薬学科4年生の葛西伶乃凜さんです!

――大学を選ぶ上で、重視すべきポイントを教えてください。
立地、また将来を見据えて自分のやりたいことができるのかを調べるのが良いと思います。薬学部というと薬剤師になるイメージがありますが、私は公務員志望。そのため、受験生の頃には先輩の就職先をチェックして、公務員の勉強と薬剤師国家試験の勉強を並行できるのかを確認して、受験校を絞っていきました。

――星薬科大学の特長を教えてください。
授業後に教授が質問を受け付けていて、気軽に質問できる点が良いと思います。
また指導グループ(※)があるのも良さのひとつ。勉強を進めていく上で、周囲との情報交換やコミュニケーションは欠かせませんが、指導グループがあることにより、スムーズに同じ学年の子とつながることができました。今でもグループの友達とは仲が良く、一緒に勉強を頑張っているので、指導グループがあることで、私はとても助かりました。

※星薬科大学の指導教員制度。薬学科では、入学時~2年生までは5~7名で1つのグループが組まれ、各グループに1名の指導教員がつく。創薬科学科では、学年担任制を採用し、各学年に数人の教員が担任としてつく。

――最後に、受験生にメッセージをお願いします!
模試の結果に気持ちが左右されたり、プレッシャーで不安を抱えたりすることがあると思います。そういうときには、目標をあらためて考えてみたり、オープンキャンパスに参加したりして、気持ちを新たにするのが良いと思います。自信を持って試験に臨んでください。

何を学べるのかを、把握しておくことが大切

最後は、修士課程1年生(創薬科学科出身)の千葉崚太郎さんです!

――大学を選ぶ上で、重視すべきポイントを教えてください。
何が学べるのかを把握しておくと良いと思います。私の場合は、理系だけでなく文系の勉強もしたいと思っていました。そこで大学のカリキュラムを調べていくと、星薬科大学は様々な科目を学べることがわかり、ここにいきたいと思うようになりました。

――どのように大学の情報収集をしていましたか。
私は赤本の入試情報ページをよく見ていましたが、今はSNSや公式サイトの情報も充実しているので、そういったところで調べるのも良いと思います。
また、オープンキャンパスへの参加もオススメ。私はオープンキャンパススタッフをしているのですが、星薬科大学のオープンキャンパスは学園祭かと思うくらい盛り上がっています。少し緊張してしまうかもしれませんが、在学生が温かく迎えてくれるので、遠慮しないで交流を図ってみてください。

――星薬科大学の特長を教えてください。
創薬科学科は1学年20名のため、先生と学生の距離が近く、わからないことが気軽に聞ける環境にあります。あとは、研究室配属が3年前期という早期から始まるのも、なかなか他にはなくて良いなと思っています。
将来の進路が幅広いのも星薬科大学ならでは。薬剤師になって活躍する人もいれば、研究の道に進む人もいる。頑張った分だけ、選択肢が広がる大学だと思います。

――最後に、受験生にメッセージをお願いします!
いきたい大学に合格できるだろうかと不安な気持ちもあると思いますが、大学受験はあくまでも通過点。第一志望に受かっても、そうでなくとも、結果を正解にするのは大学生になった自分自身です。あまり気負わずに、がんばってください。

おわりに

インタビューはいかがでしたか。
大学選びのポイント、また大学の特長など、それぞれの観点から話してくれました。三者三様の意見を、大学選びに取り入れてみてください。
3人が通う星薬科大学は、薬学科と創薬科学科を設置している薬学の単科大学です。少人数制で、学生一人ひとりの将来設計にあわせて社会で活躍するための実践力を養っているのが特徴。これまでに多数の薬学の専門家を、様々な業界に輩出しています。
興味のある方は、ぜひオープンキャンパスに参加してみてください。先輩たちが大学について、そして大学生活について、いろいろ教えてくれますよ。

この記事を書いた人
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