はじめに
みなさんは、どんな基準で大学選びをしていますか?
様々な指標がありますが、重要なのは「何を学ぶか」。そして「学んだことを活かして就職できるか」。これらは誰にとっても大切です。
この2点をしっかりと満たせる大学に、日本大学の生産工学部があります。
工学部が「モノづくり」だとすると、生産工学部は「モノづくりそのもの」を学び、「コトづくり」を学ぶ学部。日本大学の生産工学部は日本でただひとつであり、9つの専門分野・学科と7つの専攻課程から、自分の興味に合わせて学ぶことができます。
生産工学部はどのような学部なのか、見ていきましょう。
一般的な理系大学よりも就職率が高く、離職率が低い生産工学部
まず「学んだことを活かして就職できるか」。すなわち生産工学部の就職率について見ていきましょう。
日本大学生産工学部の就職率は、98.4%。一般的な理系大学と比較しても高い水準を維持しているとともに、従業員500人以上の大企業への就職は学部卒で58.3%、大学院卒では81.8%と、多くの先輩が様々な業界で活躍しています。
また就職後の「定着率」も高いのもポイント。現在の日本では転職が当たり前になり、新卒で就職した社会人の実に3人に1人が3年以内に転職をしていると言われています。そのような中で、生産工学部の転職率はおよそ10人に1人。定着率が高い点も、企業からの信頼が厚い理由のひとつです。
その背景には、生産工学部での学びの内容と、就職先の企業とのマッチングが高い点があります。社会で求められることをきちんと学ぶとともに、あらゆる産業界・専門分野の120万人以上の卒業生ネットワークを活かすことができるのは、日本一大きい日本大学ならでは。希望する就職先に活躍している先輩がいるケースも、決して珍しくはないでしょう。
日本大学生産工学部ならではの学び「EL cycle」とは
次に「何を学ぶか」。学びの中身にも特長があります。そのひとつが生産工学部独自の「EL cycle」。EXPERIENCE(実体験)とLIBERAL ARTS(真の教養)から成り立っています。
EXPERIENCE(実体験)
EXPERIENCEとは生産実習などを通じた「実体験」。生産工学部には「EXPERIENCE」を実践するための4つの取り組みがあります。
1つ目は整った施設設備。学んだ理論や研究成果をすぐに試せる環境があるとともに、学生ラウンジやゼミ室などの学生の居場所が充実しています。
2つ目は生産実習。社会に触れて、問題の解決策を考えるこの実習では、800以上の提携企業・海外生産実習・長期実習を通して、社会の「いま」を実体験することができます。
3つ目が海外留学。海外留学では世界の文化やモノづくりを国際的なチームで体験することができます。
そして最後が、クォーター制。通常、大学は前期・後期と2期制ですが、生産工学部は4期制。長期休みが「夏休み+1ヶ月」と計4ヶ月の休みが生まれることから、無理なく長期の生産実習に参加したり、休学せずに海外留学をしたりと、自分のやりたいことにチャレンジできます。
LIBERAL ARTS(真の教養)
LIBERAL ARTSとは、教養。授業だけでなく、生産工学部の全学科から受講できる選抜制プログラムである「4BE(学科横断プログラム)」を受講することで、真の教養を身につけることができます。
「4BE」とは、グローバルな社会での活躍を目指す「Glo-BE」、社長を目指す「Entre-to-Be」、ロボット社会を創り出す「Robo-BE」、科学と芸術を融合させる「STEAM-to-BE」の4つの人材育成スペシャルプログラムで成り立っています。どれもひとつ上の技術者を目指す上で欠かせないプログラムで、自分の興味に沿って、プログラムを受講することができます。
「EL cycle」は、学生一人ひとりの探究心に向き合うために作られました。普段の授業に加えて、上記のようなEXPERIENCE(実体験)とLIBERAL ARTS(真の教養)を行き来することで、社会で役立つ本物の実力を身につけることができるのです。
教授陣の層の厚さ、起業支援プログラム……ほかにも魅力がたくさん!
生産工学部の魅力はこれだけではありません。
例えば、教師陣の層の厚さ。学部の教員数は179名(令和6年度)で、これは一般的な大学の平均教員数と同程度となり、一学部で一般的な大学と同じ教員数を有している計算になります。
また企業で働いたことのある先生も多くいるため現場の経験を聞くことができたり、女性教員の割合が一般的な理系大学と比較して2倍以上いるため女子学生も学びやすい環境であったりと、特色豊か。研究面でも7つのリサーチ・センターと1つのリサーチ・グループを有しており、研究がしやすい体制が整っています。
さらには起業したい学生を本気で支援する「起業支援プログラム」があるのも特長。学生起業家を輩出することを目的に、技術・経営を同時に学べるのがこのプログラム。エントリー可能なのは、学部1年生、学部3年生、修士1年生となっていますので、将来は起業したい、経営者になりたいという方は、こちらもチェックしてみてください!
おわりに
日本大学生産工学部について見てきました。日本にただひとつの生産工学部には、夢や目標、「こんなことをやりたい」という思いを形にする環境があります。理工系の進路に興味のある人は、ぜひ調べてみてください。
また生産工学部では7月14日(日)、8月4日(日)にオープンキャンパスを開催予定です。学校の雰囲気を知るのはもちろん、先生や先輩に直接話を聞けるチャンスですので、こちらもぜひ参加してみてくださいね。