はじめに
7月に入って志望校選びが本格化してきています。皆さんのなかには、すでに志望校を決めている人もいると思いますが、志望校選びに悩んでいたり、「大学での学び方って、高校とはどう違うんだろう?」という疑問をもっていたりする人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、“大学の学び方”という視点から考える志望校選びのポイントをお伝えします!
学び方のスタイルはいろいろ! 大学での学びとは?
高校までは出題される問題に正解があり、その解き方を先生が教えてくれましたが、大学では自分から能動的に調べたり、試行錯誤したりしながら答えを見つける必要があります。そのため答えは簡単に見つかりませんし、答えがひとつとは限りません。そもそも大学では、疑問に思う問題自体を、自分で見つけることからはじめなくてはいけないのです。
そして、大学では履修登録やゼミの選択などを通じて得た知識を活かしながら、自分が本当に興味のあることを学んでいきます。また、専門分野に特化した教育によって、学生が自らの専門性を高めていくことが一般的です。
しかし、専門教育とは異なる学びのスタイルとして、近年、注目されている学び方があります。それがリベラルアーツ教育です。
今、リベラルアーツ教育が必要とされる理由とは?
リベラルアーツ教育とは、幅広い分野の科目を履修することで、総合的な教養を身につけることが重視される学び方です。専門分野だけでなく、人文科学や社会科学、自然科学など、様々な分野の知識を総合的に学ぶことにより、問題解決能力や批判的思考力を育むことをめざしています。
リベラルアーツ教育が必要とされる背景には、急速に変化するグローバル社会に対応するため、柔軟な思考をもった人材が求められていることが挙げられます。そこで近年では様々な大学でその導入が進められていますが、「メジャー制度」という新しい学びの形を提供していることで注目されているのが、香川県にある四国学院大学です。
四国学院大学の「メジャー制度」、その特徴って?
四国学院大学で採用されている「メジャー制度」の大きな特徴は、自由に学びをカスタマイズできる点です。ひとつのメジャー(専攻)をとことん深く学ぶ。メジャーとマイナー(副専攻)を組み合わせて独自の学びをつくる。あるいは、自分の興味や進路の変化に合わせて入学後にメジャーを変更することも可能で、その際には学部を越えてメジャーを選択することができます。四国学院大学では、1年次に教養教育科目を幅広く勉強し、2年次からメジャーを選択します。ほとんどの大学では入学時に学部・学科・専攻が決まりますが、「メジャー制度」なら、学びのミスマッチが起きにくく、かつ一つの学問にとらわれず幅広く学ぶことが出来ます。
このように学生一人ひとりが主体となり、幅広い分野から学びたい学問を自由に選んでいくことで、自分の可能性を追求できるのがメジャー制度の大きな魅力となっています。
注目のメジャー・マイナーを紹介!
四国学院大学には様々な種類のメジャー・マイナーが開設されていますが、特に注目されているのが演劇系メジャー・マイナーです。
最先端の実践的な授業でプロの俳優を目指す【身体表現と舞台芸術メジャー】。
舞台公演のプロセスを総括的に学ぶ【舞台技術・公演マイナー】。
演劇ワークショップを学び、教育や福祉の現場で活かせる力を身につける【演劇ワークショップ実践マイナー】。
いずれも芸術系大学以外では珍しい、演劇系に特化した学びを得られるのが特徴です。さらに、【舞台芸術特別奨学金】として、演劇系コースに特化した最大授業料全額が4年間支給される返済不要のの特別奨学金も導入されています。
また、スポーツパフォーマンス向上のための実践的な取り組みを行うだけでなく、スポーツと社会との関係性を学び、スポーツの価値を高めていくのが【アスリート科学メジャー】で、野球・サッカー・陸上競技を中心にアスリートを目指す学生が全国から集っています。
ほかにも【経営と情報加工メジャー】では、クリエイティブで効果的な情報発信を行うための方法や、マーケティングについて基礎から学ぶことで、企業経営に求められる発想力を養っていきます。
学ぶ意欲のある学生を支援する新しい奨学金制度
四国学院大学では、学ぶ意欲のある学生を支援するため、新たに2種類の奨学金制度の実施が決定しています。
ひとつめが、国立大学よりも軽い負担で学びに専念することを実現した【サール・テッラエ特別奨学金】です。授業料750,000円を入学時より4年間支給(※継続審査あり)するスカラーAと、授業料500,000円を入学時より4年間支給(※継続審査あり)するスカラーBがあり、オープンキャンパス当日に実施されるグループワークへの参加が選考を受けるための条件になっています。
ふたつめが、「学びのはじめ」を支援する【フレッシュマン支給奨学金】です。初年度の授業料全額相当額750,000円を支給する(フレッシュマンA)と、初年度の授業料半額相当額375,000円を支給する(フレッシュマンB)があり、一般選抜(A日程・3教科型)や大学入学共通テスト利用選抜(A日程・3教科型)に合格した学生のうち、成績優秀者が支給の対象となっています。
おわりに
皆さんが興味のある大学の学び方は見つかりましたか?
今回の記事をきっかけに、四国学院大学の「メジャー制度」に興味をもった人は、ぜひオープンキャンパスに参加してみてください。開催日時は、7月21日(日)・8月10日(土)・8月25日(日)・9月21日(土)で、大学概要説明や個別相談、総合型選抜に利用できる「大学の授業体験」をはじめ、マグノリア学寮見学、カフェテリア コイノスでのランチ体験もできます。また、7~8月のオープンキャンパスではサール・テッラエ特別奨学金一次審査も行われますので、奨学金を希望する人は参加必須です。
四国学院大学が開催するオープンキャンパスの詳しい情報に関しては、下記のサイトに随時情報がアップされていますのでチェックしてみてください!