医療の仕事を目指す人必見! 先輩が薬剤師を目指した理由とは

はじめに

みなさんは、「薬剤師」という仕事を知っていますか?
薬剤師とは、医薬品全般について幅広い知識を持つ薬の専門家。薬局や病院で処方せんに基づいた調剤や患者への服薬説明をしたり、薬を販売したり、患者の相談にのったりと様々な業務を行います。
この薬剤師を目指す学部である薬学部が、今年4月に順天堂大学にできたのをご存知でしょうか。順天堂大学といえば、医療分野で歴史と実績のある大学。医療に強い順天堂大学で薬学を学べたら、とても充実した6年間になりそうですよね。
そこで今回は、順天堂大学薬学部で学ぶ1期生にインタビューを実施。薬剤師を目指した理由や学校での学びなど、様々なお話を伺いました。医療系の進路、特に薬剤師を目指す方は、ぜひ参考にしてください!

小学生のときから、薬剤師になりたいと思っていました

1人目は、H(千葉県の私立成田高等学校出身)さんです!

――薬剤師を目指したきっかけを教えてください。
小学生のときから薬剤師になりたいと思っていました。当時は体があまり強くなく、病院に通うことが多かったのですが、私の担当をしてくれていた薬剤師がとても優しい方だったんです。関わりをたくさん持つうちに、将来はこの人みたいな薬剤師になりたいと憧れるようになりました。

――受験勉強を進めるうえでどんな工夫をしていましたか?
通学の際に電車に乗っている時間が長かったので、英単語など、暗記系の勉強は通学時間に行うようにしていました。受験勉強も高校1年生の時から意識していましたので、移動時間などでもできることをやろうと意識していました。

――様々な大学の薬学部がある中で、順天堂大学を選んだ理由を教えてください。
私は千葉県出身なので、順天堂大学や附属病院が多くあることを元々知っていました。医療系の総合大学で、薬学はもちろん、臨床現場の知識をより深く学べると思いました。また医師や看護師の国家試験合格率も高いため、薬学部も高い合格率になるのではないかと思ったのも理由のひとつです。

――大学の授業と高校の授業に違いはありますか。
高校は広く浅く、様々な分野を学んでいきますが、大学は専門分野を深く学んでいきます。特に薬に関わる化学の授業は、1年生から専門性の高い授業をしていると思います。また授業時間が長いのも大学の特徴。大学の授業時間は90分間なので、集中力を持続することが大切だと思います。

将来は、地域に根付いた場所で、地域のために働く薬剤師になりたい

2人目は、Yさん(山形県立米沢興譲館高等学校出身)です!

――様々な大学の薬学部がある中で、順天堂大学を選んだ理由を教えてください。
医療に強いのが一番の理由です。薬学部は1期生ということで少し不安がありましたが、実習を附属の病院で実施することや、多職種連携教育もおこなっていることもあり、座学のみならず将来を見据えて医療現場で学ぶことも多いのではないかと思いました。

――将来の目標を教えてください。
将来は、調剤薬局かドラッグストアで働きたいと思っています。病院に勤める薬剤師も多くいますが、私は地域に根付いた店舗で地域のために働きたい。誰にとっても身近な存在として、たくさんの人をサポートできるような薬剤師になりたいと思います。

――大学での生活はどのような感じですか?(一人暮らしの状況、勉強方法など)
春から初めて親元を離れて一人暮らしをしていますが、ようやく慣れてきました。通学時間も短いのですごく助かっています。キャンパスが新しく、自学自習の環境が充実しているので、そこで友達と勉強などしています。今度初めての試験があり不安なのですが、準備をして乗り切りたいと思います。

学生へのフォローが手厚い点に、魅力を感じています


最後は、Aさん(茨城県立水戸第一高等学校出身)です!

―いつ頃から大学受験について考え始めましたか?勉強の工夫について
高校3年生から本格的に考え始めました。母も一緒に受験情報を収集してくれてすごく助かったのを覚えています。受験勉強に関しては夏までは基礎固めを重視し、夏休み明けから演習問題に取り掛かりました。私は家で集中して勉強に取り組むことができなかったので、塾の自習室などを活用していました。

――様々な大学の薬学部がある中で、順天堂大学を選んだ理由を教えてください。
オープンキャンパスに参加して、大学を深く知れたのが一番の理由です。小さな頃から薬剤師になりたいと思っていた私は様々な大学を調べていましたが、医学部の合格実績が充実している点に魅力を感じました。

――順天堂大学の良さや魅力を教えてください。

オープンキャンパスで感じたイメージの通り、フォローが手厚い点です。夜まで残って勉強をすることがあるのですが、遅い時間に先生に質問をしても、優しく答えてくれます。一生懸命に勉強する人に、しっかりと向き合ってくれる大学だと感じます。


――大学の授業と高校の授業に、違いはありますか。
授業時間が長く授業のレベルが上がること、そして授業内でディスカッションの時間がある点が違いだと思います。今は座学(講義)中心ですが、時折「薬剤師に必要な資質とは何か」といったテーマで話し合う場面があり、知識だけでなく自分で考える時間があるのが面白いと思いました。


先輩から受験生へのメッセージ

――最後に、受験生にメッセージをお願いします!
H:今から来年の受験まで、勉強中心の生活が続くと思います。特に夏休みは夏期講習などで勉強が嫌になることもあると思いますが、つらい時期を乗り切ったら、目標にぐっと近づけるはず。自分の夢に向かって、諦めずに取り組んでください!

Y:すでに志望校が決まっている人、そうでない人、様々な人がいると思いますが、受験勉強は早く始めた方がいいと思います。できるだけ早期に受験勉強に取り組み、ぜひ順天堂大学も視野に入れて頑張ってください!

A:まだ志望校が決まっていない、模試の判定がよくないといった理由で悩んでいる方もいると思いますが、まだ大丈夫です。私が第一志望を決めたのは高校3年生の9月頃で、そこから成績が伸びていきました。試験前日まであきらめずに頑張ってください!

おわりに

3人のインタビューはいかがでしたか?
3人とも、小さな頃に薬剤師になりたいと思い、夢に向かってずっと挑戦を続けている点が印象的でしたね。みなさんも勉強を続けることで、未来が拓けていくはず。夏になり、より受験勉強が本格的になっていきますが、諦めないで頑張っていきましょう!
ご紹介した順天堂大学薬学部は、来年4月で2期目を迎えます。薬学部がある日の出キャンパスは新しいキャンパスなので、大学の歴史と実績を大切にしながら、新しい学部、新しい環境で学ぶことができます。薬学部に興味がある人、将来は薬剤師になりたいと思っている人は、ぜひ調べてみてくださいね。

この記事を書いた人
    【PR】Studyplus編集部
    スマホアプリで
    学習管理をもっと便利に