はじめに
みなさんは社会にでて働いている自分を想像したことがありますか?
自分の興味を突き詰めた研究をしていたり、業界をリードするグローバル企業で最先端の技術を駆使して働いていたり……そんな将来を想像すると、ワクワクしてきますよね。
好きな分野を究めることも、有名企業で働くことも、決して夢物語ではありません。今から大学進学、そしてその先の大学院進学についてしっかり考えて進めば、十分に実現可能な目標なのです。
大学院についてはあまり馴染みがないかもしれませんが、最近では大学院進学者が増えているのをご存知でしょうか。文部科学省の調査によると、以下の割合で大学卒業後に大学院に進学しているそうです。
理系学部
・理学部:44.0%
・工学部:38.4%
文系学部
・文学部などの人文科学:4.1%
・法・政治・商学部などの社会科学:2.6%
(文部科学省 - 令和5年度学校基本調査より)
理系ではなんと4割程度が大学院へ進学しています。このことから理系のキャリアにおいては、大学院での学びがとても重要であることがわかると思います。
大卒と大学院卒(修了)では、初任給も生涯賃金もこんなに違う!?
ところで、大学を卒業して就職するのと、大学院を卒業して卒業するのとでは、どんな違いがあるのでしょうか。職務内容など様々な違いがありますが、例えば給料の違いもそのひとつです。初任給と生涯賃金について見てみましょう。
【初任給】 ※男女計平均
大学卒:228,500円
大学院卒(修了):267,900円
(令和4年賃金構造基本統計調査(新規学卒者))
【生涯賃金】※男女計平均
大学卒:285,872,101円
大学院卒(修了):336,212,645円
(大学院卒の賃金プレミアム)
大学卒と大学院卒(修了)では、初任給は4万円ほどの差ですが、その後の生涯賃金を比較すると、なんと5,000万円もの差があることがわかります。
国公立大学大学院卒業者が持つ専門性と技術が、企業では求められている
なぜ、大学卒業と大学院卒業(修了)とでは、これほどまでの差が出るのでしょうか。
その理由は、大学院卒業者は、より深い知識と高度な技術を有しているから。特に理系分野では、専門性を深めることが将来の仕事の幅を広げるカギとなります。広範囲かつ深い知識と技術を持って社会に出ることで、将来が変わってくるのです。
とりわけ研究環境が充実している国公立大学大学院卒業者(修了者)が有利な傾向があります。
有名化学メーカーや大手電子機器メーカーを例に見てみましょう。研究職において高度な技術が求められるこれらの業界では、大学院、とりわけ国公立大学大学院で専門的な知識と技術を身につけた博士号取得者を積極的に採用し、新技術の開発や、プロジェクトリーダーとしての活躍が期待されています。業界内での競争が高いとされる技術分野では、大学院での研究やプロジェクトから得られる経験が、将来のキャリア選択にも大きく影響してきます。
難関国公立大学大学院に多数の合格者を輩出! 大和大学とは?
では、どんな大学で学べば、充実した学びと自身が望む大学院への進学が実現できるのか。見るべきポイントのひとつが、大学院への進学実績です。例えば国公立大学の大学院進学を目指すなら、進学実績が豊富な大学を選ぶことで、夢を実現する可能性がぐっと高まります。
大阪府吹田市にキャンパスのある大和大学では、大学院の進学実績が豊富なことで知られています。大和大学では、難関国公立大学大学院への進学支援が特色。東京大学や大阪大学、名古屋大学をはじめ、大阪公立大学、筑波大学といった難関大学大学院への合格者を多数輩出しています。
その背景には、きめ細やかな指導があります。全国の国公立大学院と連携し、入試の傾向を分析した上での指導を実施。さらには習熟度別の講座や特別プログラムを通じて、各学生が自分のペースで学べる環境が整っています。
学生は安心して大学院入試に臨むことができ、自信を持って次のステージへ進むことができるのです。
おわりに
東京大学や大阪大学など難関国公立大学に多数の合格者を輩出している大和大学。進学先の大学院は工学分野、理学分野、情報分野、環境分野、生命科学分野、芸術工学分野など実に多彩。きっと自分の進みたい道に進むことができるでしょう。
将来は有名企業や大企業で働きたい人、少しでも大学院進学を考えている人は、大和大学をぜひチェックしてみてください。大学受験の段階から、将来のキャリアまで見据えて進路を選択することで、きっと素敵な未来につながっていきますよ。