はじめに
皆さんは“大学入学後”のことを考えたことはありますか?
大学に合格することはもちろん大切ですが、もっと大切にしなければいけないのが入学後の過ごし方です。どのような目的をもって学んでいくのか。自分の強みは何か。今から身につけておくべきスキルは何なのか。そういったことをきちんと考えながら大学生活を送ることで、卒業するまでの成長曲線は大きく変わっていきます。ちなみに、こうした目標は自分で決めていかなければいけませんが、その実現に向けて“手厚いサポート”で学生を支援してくれる大学があることをご存知でしょうか?
それが、「面倒見が良い大学」として20年連続1位を獲得(※出典:『サンデー毎日2024年9月15日号』)している金沢工業大学です。今回は、大学のサポート制度を受けることで充実した大学生活を送っている2人の先輩にインタビューを行いました!
大切なのは「入学した大学で何を学んだのか」
ひとり目のインタビューは、飛行機や自動車のボディなどに用いられる複合材料について研究を行っている、工学研究科 高信頼ものづくり専攻の藤井ハルさんです!
――なぜ、金沢工業大学を選んだのですか?
両親の知り合いに金沢工業大学出身の方がいて、とても堅実な大学だと聞いたのがきっかけです。その後、インターネットで調べてみると「面倒見の良い大学」という評判を数多く聞き、学生生活への不安感が少なそうであったことから入学を決めました。
――大学の“手厚いサポート”で印象的だったことは?
成長したい学生へのサポートの充実度です。たとえば、英語のスキルアップにつながるアクティビティが定期的に提供されているので、私もよく参加していました。
――幅広い教養や人間力の体得をめざす修学基礎教育課程を通じて、どんな部分が成長したと感じていますか?
自分がどんな分野の研究に興味があるのか、比較的早い段階から考える機会を得られました。なかには新聞の内容をまとめて感想を書くといった、当時はとても面倒に感じた課題もありましたが、研究論文を書くようになってからは、そのとき学んだことがとても役立ちました。
――金沢工業大学を選んで良かったことはなんですか?
学生プロジェクトや課外活動などのイベントが盛んなので、成長したいと思ったとき行動に移しやすいのは大きな魅力です。私はSDGs推進センターで実施していたSDGs教育を発展させるためのカードゲームづくりに参加することで、コミュニケーション能力を高められたと実感しています。ほかにも、1年次から研究室に所属できる研究室体験プログラムのおかげで、今の研究テーマに出会うことができました。
――卒業後の進路を教えてください。
複合材料を用いて社会インフラの基盤となる製品を製造する会社に就職します。1年次から携わっている研究で得られた知識を活かせる仕事ができて、とてもうれしいです。
――最後に、受験生に向けて応援メッセージをお願いします!
皆さんは、大学選びが一生を左右する。あるいは、大学は偏差値が大事と思っているかもしれません。私も高校時代はそう思っていました。しかし、大学で学び、就職活動まで体験してみると、それ以上に「入学した大学で何を学んだのか」が大切だと気づきました。皆さんも大学に入って、自分の可能性を思い切り広げていってください!
成長したい気持ちを様々な形でサポートしてくれる環境が整っている
ふたり目のインタビューは、甘酒に含まれる機能性成分の分析・研究を行っている、工学研究科 バイオ・化学専攻の加藤達貴さんです!
――なぜ、金沢工業大学を選んだのですか?
金沢工業大学の教育の柱とされるプロジェクトデザイン教育では、1年次からたくさんの実験に取り組むことができると聞いたからです。また、高校の先生から「入学してから自分自身を伸ばすことができる良い大学」と聞いたことが、進学の決め手になりました。
――大学の“手厚いサポート”で印象的だったことは?
24時間365日解放されている自習室。レポートから就活のエントリーシートまで文章作成をサポートしてくれるライティングセンター。数学や物理、化学、生物の学習支援をしてくれる数理工教育研究センターなどには、本当に助けられました。
――修学基礎教育課程を通じて、どんな部分が成長したと感じていますか?
1週間の自分の行動を振り返る行動履歴の課題に最初は苦労しましたが、その取り組みのおかげで自己管理が上手くなったと感じています。また、キャリアデザインを通じて、自分の大学卒業後を想像できるようになり、学業への意欲も上がりました。
――金沢工業大学を選んで良かったことはなんですか?
グループワークの授業が多くあるため、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力などを高められたことです。また、学習支援から就職支援まで、学生が動けばそれをサポートしてくれる環境が整っていることからも、この大学を選んで良かったと感じています。
――卒業後の進路を教えてください。
大学で研究していた「酵素」をあつかうメーカーに就職します。研究を通じて社会に貢献できるだけでなく、就職後も自分自身を成長させることができる環境で働けることに、大きなやりがいを感じています。
――最後に、受験生に向けて応援メッセージをお願いします!
大学選びで最初に苦労するのは、自分の学びたい分野をしぼり込むことだと思います。大学とのミスマッチを防ぎ、充実したキャンパスライフを送るために、様々な大学のオープンキャンパスに参加しながら、自分が大学で何をやりたいのか見つけていってください!
金沢工業大学の魅力を解説!
金沢工業大学の魅力は、学生6000人に対して6000通りのカリキュラムの実現をめざす、柔軟性の高い、学生の個性に合った学びを展開している点です。インタビューにも登場した修学基礎教育課程は、そうした取り組みのひとつで、「自ら考え行動する技術者」の礎となる力を1年次から養うことができます。
また、2025年4月からは6学部17学科へと改組されることで「文理の枠を超えた社会実装型総合大学」へと進化。文系を志向する学生と理工系を志向する学生がともに学び、お互いの発想やスキルを活かしあうことで、新しいものづくりの未来を開拓できる人材の育成をめざしていきます。
おわりに
先輩たちへのインタビューはいかがでしたか?
実体験をふまえたお話しを参考に、皆さんも大学入学後のことをしっかり考えながら進学先を見つけてみてください。
また、先輩たちが学んでいる金沢工業大学の手厚いサポート制度やカリキュラムに興味をもった方は、下記のウェブサイトをぜひチェックしてみてください!