最先端の教育・研究設備や充実した修学環境のもと、地域に貢献できる総合医をめざせる!

はじめに

栃木県下野市にある自治医科大学は、1972年に全国の都道府県が共同して設立した医科大学です。開学以来、半世紀以上にわたり地域医療に貢献する総合医を数多く輩出してきました。最先端の教育・研究設備や充実した修学環境のもと、6年間一貫教育のカリキュラムと充実したサポート制度によって、医師国家試験合格率は全国トップクラスという実績を誇っています。特に、地域医療に特化した教育プログラムと全国の医療機関との強固なネットワークは、他の大学に類を見ないすぐれた特色として知られています。
そこで今回は、医学部をめざしている受験生のみなさんに、自治医科大学で学ぶメリットについて紹介していきます。

地域医療学を専門的に学び、在学中から地域医療に従事する準備ができる!

自治医科大学では、卒業時に「総合医」として求められる広範かつ高度な臨床医学の基礎的能力を修得するため、6年間一貫教育のカリキュラムが組まれています。特に、臨床教育に重きを置いているのが大きな特徴です。長期にわたり数多くの診療科を経験する臨床実習(BSL)や、地域医療の現場に立つ地域医療臨床実習(CBCL)を経験することで、在学中から卒業後のキャリア設計を構築していくことができます。
そして、地域医療学を学ぶうえで、他の大学に類を見ない大規模施設として注目されているのが地域医療学センターです。日本における地域医療の中枢的役割を担うことをめざすこのセンターを活用することで、地域の期待に応え、地域医療を担うことのできる医師を育成していきます。
また、最新の教育・研究設備を備えた医学部教育・研究棟にはじまり、学生の医術習得を支援するメディカルシミュレーションセンター、大型動物実験を用いて幅広い専門分野医師のトレーニングを行う先端医療技術開発センター、疾患の病態解明から治療開発につながる横断的研究を展開する分子病態治療研究センターなど、最先端の医療教育環境で医師として求められる力を養うことができます。
こうした学びを通じて、卒業後は出身都道府県の医師となり、地域医療や地域社会に貢献していくことができるのが、自治医科大学で学ぶ大きなメリットです。

各都道府県のすぐれた指定病院で初期臨床研修を受けられる!

医療機関にはベッドのない診療所から、地域医療の拠点としての役割を担う中核病院、さらに先進医療を担う拠点病院と、それぞれ異なる機能をもつ病院が存在します。⾃治医科⼤学では、こうした機能の異なる医療機関を体系的に順番にまわりながら、効率的に臨床経験を積んでいくことで、医師としての基礎となる技能をしっかり身につけることができます。
卒業後は、出願都道府県に所在する各都道府県のすぐれた指定病院で2年間の初期臨床研修を行った後、2〜3年ほど地域医療に従事し、地域拠点病院で1〜2年の後期研修を行うことで、さらなる臨床技能の研鑽に励むことができます。

医師国家試験合格率は全国トップクラス!

自治医科大学は、医師国家試験の合格率の高さでもよく知られています。第1期卒業生が受験した1978年~2024年までの47年間、医師国家試験で全国トップの合格率が22回、合格率100%を10回記録。特に2013年~2022年まで10年連続で全国第1位を達成しています。そして2024年も合格率100%で全国第1位となりました。
このように高い合格率を実現しているのが、6年間一貫教育のカリキュラムに加え、豊富な支援制度とサポート体制です。特に6年生には、国家試験の勉強をするための専用の部屋が、5~6名の学生ごとに1室、学生寮内に割り当てられます。6年生は毎日の授業が終わるとこの部屋に集まり、仲間同士で切磋琢磨しながら勉強することで弱点を克服。お互いを常に励まし合いながら気持ちを高めることで、厳しい試験勉強を乗り越え、国家試験にのぞむことができます。

おわりに

自治医科大学で学ぶメリットについて、ご理解いただけましたか?
医学部をめざしている、あるいは地域医療に興味がある受験生は、ぜひ進学先の候補のひとつに自治医科大学を加えてみてください。

自治医科大学医学部の入試や学生・教員・卒業生のインタビュー、クラブ活動、周辺環境など、さらに詳しい情報に関しては、医学部特設サイトに掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください!

この記事を書いた人
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