はじめに
季節は秋、そして冬が近づいてきました。この時期の受験生は第一志望の合格に向けて、日々を忙しく過ごしているのではないでしょうか。
そんななかでも考えておきたいのが、併願校について。大学では様々な入学試験方式がありますが、併願校の受験はなるべくスムーズに進めたいですよね。
そこで、国公立志望の受験生にオススメしたいのが「大学入学共通テスト」を利用した方法。この方式を使えば、大学入学共通テストの成績を軸に併願校への出願が可能なことから、第2志望、第3志望にかける時間を抑えることができます。個別の受験対策をしなくてよいため、第一志望である国公立大学の受験対策に時間をかけることができますよね。
そこで今回は、国公立志望者の方に向けて、併願校選びについて考えていきます!
国公立志望者におすすめの併願校って?
様々な大学が併願校の候補として考えられますが、具体的にはどのような大学を併願校として考えれば良いのでしょうか。
様々な大学がありますが、特に併願校としてもオススメしたいのは関西学院大学です。実は関西学院大学は、多くの国公立大学志望者が受験しています。
その理由のひとつに、文系・理系問わず、国公立志望者にとって、受験しやすい制度が整っている点が挙げられます。大学入学共通テストを利用した入学試験においても、様々な方式がありますので、個別の対策をしなくても受験が可能。国公立を主眼に置きながらも、私立大学合格を手にいれるチャンスがあるのです。
関西学院大学の具体的な入学試験方式を見ていきましょう。
今までの勉強をフルで活かせる! 1月出願の共通テスト利用入試
1月に出願可能な、大学入学共通テストを利用した入学試験方式では、新設された8科目型、3教科型(理系)に加えて、7科目型、5科目型、3科目型(文系)と、科目を選んで出願が可能。
なかでも8科目型、7科目型の入学試験は科目を絞らないことから、これまで学んできた努力が活かせる貴重な入試制度となっています。私立大学では珍しい受験方式ですので、ぜひチェックしておいてください。さらに英語力が活かせる「英語資格・検定試験利用」を、3科目型(文系)、3教科型(理系)で実施。英語資格・検定試験(4技能)においてCEFR B1レベル以上であれば出願が可能ですので、英語が得意な方におすすめの受験方法です。
関西学院大学では、共通テスト利用においても様々な方式がありますので、自分のスタイルに合わせて、入試方式を選ぶことができます。
得意科目で合格を狙う! 共通テスト併用日程について
また「関西学院大学の独自試験(英語もしくは数学の一科目)」と「大学入学共通テスト」の合計点で合否が判定される方式もあります。
◼︎文系学部
独自試験(英語もしくは数学の一科目)に加えて、大学入学共通テストの「外国語(英語)」「国語」「数学①」「数学②」「理科」「情報」「地理歴史・公民」のなかで高得点の2科目が、合否に反映されます。
※1.経済学部は指定科目(英語もしくは国語)といずれか高得点の1科目を採用
※2.文学部は外国語に「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」を含む
◼︎理系学部
独自試験(数学)に加えて、大学入学共通テストの「外国語(英語)」「国語」「数学①」「数学②」「理科」「情報」のなかで高得点の2科目が、合否に反映されます。
関西学院大学の共通テスト併用日程は、上述のとおり高得点2科目採用となっているので、得意科目を活かすことが可能です。
また、出願期間も共通テスト併用日程を含む一般入学試験は、出願締め切り日が1月22日(水)までとなっています。共通テスト後に自己採点をしてから出願できることも非常に大きな要素です。
さらに、併願減額制度も充実しており、大学入学共通テスト併用日程(英語)は学部個別日程(均等配点型)との併願、大学入学共通テスト併用日程(数学)は英数日程との併願の場合に、利用できます。
国公立大学前期試験の合格発表後に出願が可能! 3月出願の方式
様々な入試方式をみてきましたが、さらには、3月の出願でも間に合う入学試験制度も! 昨年度よりも、出願開始日が早くなったため、自分のタイミングで出願することができます。
◼︎文系学部
4科目型と3科目型を実施します。今年度より実施学部が拡大し、4科目型、3科目型ともに全ての文系学部で出願が可能となりました。
◼︎理系学部
4科目型を全ての理系学部で実施します。
第一志望の合否を見てから出願できるため、費用を抑えることにもつながるので助かりますね。ぜひこういった方法も、チェックしてみてください。
おわりに
関西学院大学の様々な入学試験制度を見てきました。
今まで学んできた知識で勝負する「8科目型・7科目型」や、得意科目を活かすことができる「共通テスト併用日程」、英語力が活かせる「英語資格・検定試験利用」など、ラインナップは実にさまざま。受験の機会も増えるので、合格の可能性がぐっと高まるでしょう。
併願校選びに悩んでいる受験生は、ぜひ関西学院大学について調べてみてください。きっと自分にあった入学試験方法が見つかりますよ。