これだけは押さえておきたい! 併願校選びの最重要ポイント

はじめに

受験シーズンもいよいよ大詰めになってきました。合格めざして最後の追い上げにかかっている読者の方も多いのではないでしょうか。ところで、受験をうまく乗り切るためには、併願校選びも大切だということを知っていますか? 今回は、併願校を選ぶ際のポイントについてご紹介します。

「今の実力」を基準に、合格可能性ごとに併願校を「ひし形」に配置!

受験に大切なのは、「あの大学に合格したい!」と願って日々勉強に励む熱い姿勢です。その一方で、併願校を決める際に重要になるのが、自分の現在の実力をクールにとらえる姿勢です。模試の結果から今の自分の実力を客観的に見つめ、合格可能性に基づいて併願校を決めます。
ポイントになるのが、「ひし形のイメージに併願校を配置するということ。合格可能性が50%前後の大学は、自分の実力にほぼ見合った大学なので、このレベルの大学をひし形の真ん中に2〜3校配置します。そして、その下側に合格可能性が 80%以上のほぼ確実に合格するであろう大学を1〜2校、逆に上側に合格可能性が20%未満のあこがれの大学を1〜2校配置します。合計4〜6校が受験生に多いパターンです。

「第1志望校」を基準に、併願校の入試科目と配点をしっかりチェック!

併願校をひし形に配置した後は、入試方式もチェック! 第1志望校と同じ科目、得意科目の配点が高い方式を選ぶことが得策です。第1志望に注ぎ込んだ勉強の成果を併願校で効率よく活かすことができるからです。同じ受験科目の併願校から先に受験することで、本番のコツをつかむことができ、得意科目で高得点を獲得できれば第1志望合格への自信にも繋がります。
また、大学入学共通テストの成績を利用して合否を判定する「共通テスト利用方式」は、国公立大学志望者に利用しやすいだけでなく、私立大学志望者にとっても、一度の試験で多くの大学に出願ができ、さらに地方受験者にとっては移動や宿泊の負担を軽減できるというメリットがあります。

併願割や特待制度も。お得な併願制度を利用しよう!

併願校を複数校受験するとなると、気になるのが受験料などの経済面です。併願を志望する受験生に向けて受験料を割引する制度や、受験時の成績優秀者には学費が減免されるといった制度を設けている大学もあります。こうした制度を利用する場合としない場合とでは、大学への納付額が数十万円単位で違ってくることもあります。出願締切り直前に焦ってしまって、お得な受験の方法を見過ごしてしまわないように、余裕を持って併願制度をチェックしておきたいですね。

ゼロ円受験も可!?  100万円以上お得!? 京産大の併願はすごい!

文系・理系全10学部がワンキャンパスに集結する京都産業大学は、大学のまち・京都でも人気の高い大学です。併願制度もかなり充実しています。
まず、一般選抜入試と共通テスト利用入試を併願する場合、共通テスト利用入試の1出願目はゼロ円=無料です。2出願目以降も1出願5000円で受験できます。
また、一般選抜入試(前期日程)は、スタンダード型・高得点科目重視型・共通テストプラスの3方式を同日に併願すると、「パック出願」となり受験料は35,000円(5000円割引)となります。
さらに、スタンダード3科目型の入試得点が各学部で成績上位3%以内に位置する合格者に対しては、2年間の学費が実質半額になる「入学試験成績優秀者奨学金制度」が適用されます。例えば、経済学部に合格した場合は、入学年度と2年次の合計納入額は226万1000円ですが、この制度が適用されると、納入額は124万3500円になりなんと101万7500円もお得に。 これは国立大学授業料の標準額と同程度となるので、助かりますね。
さらに今年度からは、国公立大学をはじめ他大学の他大学の受験を予定していた方を対象に2次入学手続を3月下旬に行える延納制度も導入されまずます併願しやすくなっているのもポイントです。

併願校としても◎な京産大! 一般入試前期の出願は1月4日から!

京都産業大学は、第1志望校としてだけでなく、併願校としても大きな魅力があることがわかりました。そんな京都産業大学の一般選抜入試(前期日程)の出願期間は1月4日(土)〜1月14日(火)で、試験日は1月26日(日)〜1月29日(水)の4日間です。共通テスト利用入試(前期)の出願期間1月4日(土)〜1月22日(水)で、試験日は1月18日(土)・19日(日)です。出願期間は試験日以降の22日(水)まであるので、共通テストを自己採点してから出願できる点もうれしいですね。合格発表はいずれも2月12日(水)。試験会場は京産大キャンパス他、北海道から九州まで、全国16都市に設置され、好きな場所を選択可能です。入試情報をじっくり読んで、あなたに最適な併願のスタイルを見つけてください。

おわりに

いかがでしたか? 今回は併願のポイントを軸に、京産大での併願のメリットをお届けしました。京産大の入試情報をもっと知りたい方はぜひ入試情報サイトをチェックしてください。

この記事を書いた人
    【PR】Studyplus編集部
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