一般選抜の志望者必見! 様々な入試制度を活用して合格のチャンスを広げよう!!

はじめに

最近では大学入試の多様化が進み、受験生にとっては新たな選択肢が増えています。私立大学の一般選抜(一般入試)も、毎年新しいスタイルが登場していることから合格のチャンスが広がっていますが、その一方で合格を勝ち取るためには、自分に合った入試制度の選び方が重要になってきています。

そこで今回は、一般選抜の選考方法が変更されたことで、受験生がより自分の得意を活かして受験できるようになった同志社女子大学を例に、一般選抜を受験する前にチェックしておきたいポイントについて紹介していきます。

目次[非表示]
  • 1 はじめに
  • 2 選考方法の変更で合格のチャンスが広がった同志社女子大学
  • 3 さらに同志社女子の一般選抜には、こんなポイントが!
  • 4 おわりに

選考方法の変更で合格のチャンスが広がった同志社女子大学

私立大学の一般選抜を受験するうえで、まずチェックしておきたいのが選考方法です。
たとえば同志社女子大学の場合、昨年度から一般入試(前期日程)の内容が変更されたことで、より得意科目を活かした受験ができるようになりました。具体的な選考方法を紹介すると、薬学部と生活科学部食物栄養科学科管理栄養士専攻では、「3教科入試」のみで「3日間」(2025年1月26日・27日・28日)実施。それ以外の学部学科専攻(音楽学科演奏専攻を除く)では、「3教科入試」(2025年1月26日・28日)と「2教科入試」(2025年1月26日・29日)が実施されます。また、「2教科入試」では最大3科目を受験可能で、得点については英語以外の2科目のうち、高得点の科目の方が合否判定に採用されるため、実質的に「英語+得意な1科目」で受験できるようになっています。

次に、大学入学共通テストが併用されるかどうかもポイントです。
その点でいうと同志社女子大学では、大学入学共通テストと大学の試験の結果で合否判定が行われる「共通テストプラス方式」が、新たに導入されています。大学入学共通テスト(学科・専攻ごとに指定する教科(科目)あり)にプラスして、2025年1月26日に実施される「3教科入試」を受験することが条件となるこの新方式は、受験した科目のうち高得点の3科目で合否判定が行われます。さらに、「英語」なしでも合否判定が可能で、重複した科目でも合否判定が可能。たとえば、『大学入学共通テスト(日本史)+同志社女子大学3科目(英語、国語、日本史)』で受験した場合、『大学入学共通テスト(日本史)+同志社女子大学2科目(国語、日本史)』という3科目の組み合わせでも合否判定が受けられます。

また、同志社女子大学では、「一般入試(前期日程)」と「共通テストプラス方式」で、あわせて「最大5出願」まで可能となったため(※医療薬学科・食物栄養科学科管理栄養士専攻は最大4出願まで)、合格のチャンスも広がっています。

さらに同志社女子の一般選抜には、こんなポイントが!

そのほかにも事前にチェックしておきたいのが、学外受験会場の設置状況です。
たとえば同志社女子大学の一般入試(前期日程)は、京都(京田辺キャンパス)に加え、札幌、仙台、東京、金沢、浜松、名古屋、大阪(北)、大阪(南)、神戸、和歌山、岡山、広島、高松、松山、福岡の全国16会場にて実施。いずれの会場でも、同一時刻、同一問題で試験が行われるため、どの会場を選んでも公平に試験を受けることができます。
これ以外にも、同志社女子大学の一般選抜で昨年度との変更点があるのが、大学入学共通テストを利用する入学試験です。募集しているすべての学科・専攻において、英語外部試験の資格・スコア等が活用できるようになっているため、英語が得意な受験生の皆さんはぜひ活用してみてください。

以上のように、一般選抜の判定方式や大学入学共通テストが併用状況、学外受験会場の設置場所は、大学受験において重要なポイントとなります。その内容やスケジュールは大学ごとに異なっていることはもちろん、年度によって変更されたりすることも多いため、合格のチャンスを逃してしまわないよう、事前にしっかりチェックしておくことをおすすめします。

おわりに

今回は、毎年新しいスタイルが登場する私立大学の一般選抜で合格のチャンスを広げるためには、どんなポイントに注目すべきなのか紹介してきました。受験生の皆さんは、記事の内容を参考にしながら、自分の得意を活かすことのできる入試制度を見つけていってください。

また、今回の記事で紹介した同志社女子大学が気になる方は、一般選抜の変更点など、入試に関するより詳しい情報が掲載されている下記のウェブサイトをぜひチェックしてみてください!

この記事を書いた人
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