はじめに
新たな学年への進級をきっかけに、新たな挑戦をはじめようとしている新高2・3生もたくさんいると思いますが、2025年度からはじまる「共学化」を機に「神戸松蔭大学」として新たな門出を迎えようとしているのが神戸松蔭女子学院大学です。
AIの進化や加速を続ける国際化、環境問題の深刻化など、最近の社会状況の急激な変化に対応しながら、「誰もが可能性を拓くことができる社会の構築」に貢献していくため、多様な学びの場を提供することをめざす「神戸松蔭大学」の新たな取り組み。今回の特集では、「共学化」をきっかけに、学生たちのキャンパスライフはどのように変化するのか、その詳細を追究していきます。
神戸松蔭大学が切り拓く新たな一歩、その目的とは?
神戸松蔭女子学院大学は学院創立の明治時代から女性の可能性を拡げ、その力を引き出す教育を一貫して行ってきましたが、2025年よりはじまる共学化を機に名称を「神戸松蔭大学」と改め、新たな歩みをスタートします。
神戸松蔭大学の共学化には、暮らしや働き方が大きく変わる未来に向けて、「多様性の理解と受容を生かす教育」を実現していくことが目的にあります。そこで新たなカリキュラムでは、性別・年齢・国籍を越えてともに学び、ともに成長できる機会を数多く提供。多様性の大切さを感じられるキャンパスライフを過ごしていくなかで、学生たちは自分と異なる「他」を受け入れ尊重する意識を育みながら、新しい社会で求められるさまざまな力や視点を身につけていきます。
地域連携と大学間連携で学びの可能性を押し上げる!
神戸松蔭大学では、2024年に「地域連携研究センター」を開設するなど、特性ある教育環境と地域との結びつきを重視してきました。そして、今回の共学化に合わせて、地域との連携をさらに深めるプロジェクトも進められています。神戸という地域性を活かし、地元企業や団体と協力しながら、学生一人ひとりの学びや探求心を深める支援を実施。学生たちが自分自身の可能性を最大限に押し上げられる環境やイベントを提供していきます。
また、神戸松蔭大学の文学部日本語日本文化学科は、2026年4月より「人文社会学科」に名称を変更(予定)。日本の文化と社会の本質を理解し、表現力・発信力を獲得していくため、「日本文学・文化専攻」に『方言・日本語教育コース』『文学・創作表現コース』『書道コース』、「メディア社会専攻」に『社会学コース』『メディア芸術コース』が設置されます。さらに、この名称変更を機に新たにスタートするのが、立教大学社会学部との連携・協力です。メディア・社会学分野における学術研究、教育活動および人材育成に関する活動について、立教大学と連携。今後はゼミ活動を通じた学生交流や特別講義の実施、キャリアプログラムへの参加等、さまざまな取り組みが行われる予定となっています。
このほかにも現在の教育学部教育学科が、2026年4月より「教育発達学科」に名称を変更(予定)。「幼児教育専攻」「小学校教育専攻」の2専攻で、多様化する保育現場や教育現場のニーズに対応できるスキルを養いながら、保育士・幼稚園教諭・小学校教諭という3つの資格・免許の取得をめざすことができます。
神戸松蔭大学の新たな風景を、春のオープンキャンパスで先取り体験!
このように神戸松蔭大学では、共学化に合わせてさまざまな取り組みがスタートしますが、最新の情報をゲットするなら春のオープンキャンパスへの参加をおすすめします。
皆さんの大学選びに役立つ情報が満載の、春のオープンキャンパスの開催日時は2025年3月16日(日)。新たにはじまる共学化によってキャンパスライフはどのように変わっていくのか、実際に学んでいる大学生の姿を見て、話を聞き、具体的な学びの内容を知ることで、神戸松蔭大学の新たな魅力をじっくり体験することができるはずです。
おわりに
今回、ご紹介した神戸松蔭大学では、共学化と地域連携を通じて新しい学びの環境を提供していくことにより、学生たちが自分自身の新たな可能性を発見し、それを引き出すことを支援していきます。
多様な価値観にふれながら、新しい未来づくりを学べる神戸松蔭大学に興味がある方は、下記のウェブサイトに大学のより詳しい情報が掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください!