AI時代の情報プロフェッショナルになることで、自分のみらいを切り拓こう!

はじめに

4年後、5年後……みなさんが社会へその一歩を踏み出す頃に必要とされる職業には、どんなものがあるのでしょうか。
現代はテクノロジーの発展が著しい時代。多くの企業が、DX(デジタルトランスフォーメーション=デジタルを用いた変革)化を進めていますが、この流れは今後も続いていくでしょう。そのため、システムエンジニアやデータサイエンティストといった職業は、この先も引く手数多になると経済産業省の発表でも予想されています。※
そこで今回は、将来に必ず活かせるテクノロジーの知識やスキルを身につけられる大阪工業大学情報科学部についてご紹介します!

※経済産業省『デジタル人材育成プラットフォームの取組状況について』より
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_jinzai/pdf/006_03_00.pdf

「情報プロフェッショナル」を目指す大阪工業大学

大阪工業大学の情報科学部は、「情報プロフェッショナル」を目指すことができる学部。以下の5学科を設置しており、どの学科でも今後必要になる知識とスキルを身につけることができます。

・データサイエンス学科〈文理融合〉
・NEW 実世界情報学科[2025年4月開設]
・情報知能学科
・情報システム学科
・情報メディア学科

実世界情報学科をはじめ先進的なすべての情報分野の領域をカバーする情報科学部は既存の4学科もリニューアルし、AIの創造から活用に至る各側面を5学科で網羅。学科横断プロジェクトで「共働力」も養います。
ポイントは、全学科で学生に合わせて入門から応用レベルまで、しっかりとプログラミングを学ぶことができる点。入学後にソフトウェアやAIの基礎から学んでいくと同時に、各学科の学びとしてデータの分析と価値創造、実世界情報技術、人工知能、システム構築技術、メディア処理技術と認知・行動心理学、サイバーセキュリティなどの専門・応用知識とその実践スキルを身につけていきます。

一人ひとりの興味に寄り添う、5つの学科

情報科学部は情報分野のすべてを網羅するよう構成されており、各学科で身につけられる専門知識は、以下のようになっています。

・データサイエンス学科〈文理融合〉
ビックデータから社会現象や人の思考・行動も分析できるようになりました。そして、得られた知見をもとにして、新しい商品やサービスなどの開発や効果的な施策の立案が求められています。情報技術を基盤においたAI・データサイエンスの実践的な教育を通じて、価値創造マインドやマネジメント力、コミュニケーション力を兼ね備えた「データサイエンスのプロフェッショナル」を育成します。


・NEW 実世界情報学科[2025年4月開設]
電車やカフェの空き状況、冷房で寒い教室など、実世界で感じる不便さや無駄は情報技術で解決できます。実世界情報学科では、ヒト・モノ・環境の情報を集め、それをAIで認識・分析し、ドローン・ロボットを含む実世界の機器を制御するプログラミングによって、問題を解決する力を身につけます。DXフィールドでのドローン演習など、実践力を身につける授業が充実しています。


・情報知能学科
ソフトウェアを生成するプログラミングからコンピュータなどのハードウェアまで、幅広い分野の情報技術(IT)と、最先端のAIを開発・活用するための技術をバランスよく学びます。学んだ技術や知識を活かした研究や、実践で活かせる国内外の学生プロジェクトを通して、社会の様々な分野で活躍できるIT及びAIエンジニアに成長していきます。

・情報システム学科
便利で豊かな社会を支える、安心・安全な情報システムの提案・設計・開発・運用管理を行う力を身につけます。ソフトウェアとして実装するためのプログラミング技術だけでなく、システムエンジニアとして活躍するために必要なソフトウェア工学やシステム工学、セキュリティ技術を学ぶことにより、システム開発の実践力を養成します。

・情報メディア学科
映像や音楽、音声、言語、触覚、体感といったさまざまな「メディア」を対象とし、機械に自動で認識・理解させるAI技術や、コンピュータグラフィックスやVR(バーチャルリアリティ)空間などを作り出す技術、生成AI、さらには各種メディアに対して人がどう感じ、どう行動するか、といった認知・行動心理学についても学びます。こうした学びを通し、五感に訴えるメディア技術で人にやさしく豊かな社会を実現するエンジニアを育成します。

ドローンの実機を使って最先端の学びを体験できる新施設「DXフィールド」が誕生!

実世界情報学科の開設に合わせ2025年3月枚方キャンパスに国大最大級の実証実験施設「DXフィールド」を設置します。
天候に左右されずに多数のドローンが飛行でき、多数のロボットも地表を動き回れる大規模屋内実験空間、屋外不整地実験フィールド、約100人収容可能な多目的室などを備え、AIやソフトウェアで制御されたドローンやロボットの物流、農業、防災分野などでの社会応用実験、大規模なXR(クロスリアリティ:現実世界とデジタルな仮想世界を融合させる革新的技術の総称)システムの研究開発が可能です。実世界情報学科の演習科目ではドローン飛行プログラミングを入学直後から学び、DXフィールドで実習します。
新たに生まれる「DXフィールド」では、革新的な技術の誕生を見据えたさまざまな研究・実証・実験が行われます。
ここで行われる試みが社会をどう変えるのか注目の活用例を紹介します!
・ドローンを活用した防災・災害救助システム
・ドローンケータリングシステム
・多視点ロボットカメラシステム
・4D超仮想空間生成システム
・動き回れるVRフィールド
・走り回れるモーションキャプチャ
など
教育・研究・実験だけでなくドローンスクールと連携した、ドローン操縦の国家資格取得を目指した練習場としての活用も可能です。

授業だけじゃない! 学びを加速させる様々な取り組み

情報科学部では学科ごとの学びに加えて、より専門的な知識を身につけたり、企業や地域と連携したりと、多くの活動が用意されている点も特長です。以下のドローンプロジェクト、・IT×リアル謎解きゲーム作成プロジェクト、ゲームクリエイトプロジェクト、ソーシャル・オープンイノベーションチャレンジといった取り組みを通じて、他大学では経験できないような充実した教育を実現しています。

・ドローンプロジェクト
DXフィールド内でドローンを自由に飛ばし、自律飛行システムの開発や高度な操縦テクニックを練習。各種ドローン競技会や操縦コンテストでの入賞を目指します。また自ら競技やゲームを考案することでエデュテインメントの世界へも発展させることができます。ドローンのプログラミングは空だけではありません。フィールドで培った制御プログラミング技術を水中ドローンにも適用可能。港湾や河川の地質・水質・地形の調査などを安全に行うシステムの研究開発へ発展させることができます。

・IT×リアル謎解きゲーム作成プロジェクト
AI技術を応⽤したITギミックを開発し、それらを活⽤した謎解きゲームで各種イベントを開催。地域の歴史資料館や「⽔都⼤阪コンソーシアム」などとも連携しながら、地域社会に活気をもたらします。

・ゲームクリエイトプロジェクト
ゲームクリエイトプロジェクト(GCP)は、ゲーム開発のプロの先生方から実践的な指導を受け、ゲーム制作のイロハを学ぶのはもちろんのこと、制作を通じて社会に出るために必要な「考える、やりきる、振り返る」を身につけることが目的です。プロジェクトでは、BitSummitや東京ゲームショウなどの学外での出展、U22プログラミングコンテストなどの外部コンテストでファイナリストになり、スポンサーからの賞を受賞するなど実績を上げています。さらに学術的な視点を含めたうえでの学術会議での研究発表も積極的に行っています。

・ソーシャル・オープンイノベーションチャレンジ
自治体・商工会議所・企業・地域 コミュニティなど、さまざまな組織・人々と連携しながら地域の課題をICT・AI技術で解決します。学科・学年の枠を超えた300名近い学生が参加し、革新的なアイデアを次々と生み出し、その実装に取り組んでいます。成果の一つに大規模イベントでの人数推定技術があり、「枚方宿くらわんか五六市」でのフィールド実験にてその有効性が示されています。
「枚方宿くらわんか五六市」にて10,000人規模の来場者が保持するWi-Fi端末(スマートフォンなど)からの信号を検知するセンシング技術で来場者数を測定する実証実験を行い、その成果はAIによるシミュレーション技術を活用した混雑予測や最適避難誘導法への応用といった、地域の課題解決に向けた研究開発へ発展しています。

おわりに

大阪工業大学情報科学部についてみてきました。
システムエンジニアやデータサイエンティストなどといった最新技術を駆使する「情報プロフェッショナル」は、DXが進む現代社会において、活躍の場が大きく広がっています。基礎をベースに専門知識とその実践力を身につけていくことで、多くの企業から求められる人材になることができるでしょう。実際に、大阪工業大学は実就職率も高く、全国第3位。情報科学部の卒業生は、NTTドコモ、NTTデータ、NTTコミュニケーションズ、NTT西日本、NHK、三菱電機、日立製作所、京セラといった有名企業へと就職しています。
「プログラミングや情報分野はよくわからない」という方もいるかもしれません。しかし、今や情報分野は私たちの暮らしに無くてはならない技術であり、社会と生活を支えるインフラを提供するとても身近な学問でもあります。少しでも興味が芽生えたら、オープンキャンパスに参加してみるのはいかがでしょうか。大学の先生や先輩学生やスタッフに、いろんな疑問を投げかけてみると良いでしょう。きっと答えが見つかるはず。今年最初のオープンキャンパスは下記の日程で開催予定。ぜひ参加を検討してみてください。
大阪工業大学には、~OVER THE LIMIT~限界を超える成長がある。
卒業時の「質」を保証する独自の教育や多様な環境が大きな飛躍をもたらす「教育力」。200を超える研究室があり、最先端の研究環境が社会を進化させ、大きな発展と導く「研究力」。「教育力」と「研究力」の両輪で育む「就職力」の3つの力で、既存の枠組みや常識を超え、無限の可能性を生み出す大学です。オープンキャンパスでは、みらいを切り拓く大阪工業大学の3つの力にも注目してみましょう。

【イベント日程】
3/16(日)@梅田キャンパス <春のオープンキャンパス「OIT EXPO 2025」>
4月から開幕する「大阪・関西万博」より一足先に! 年に一度の大イベント。全4学部17学科が大阪・梅田キャンパスに大集結!
理工学系から文系の知的財産分野まで、1日ですべての分野を体験することができます。
また、情報科学部の5学科はもちろん、「DXフィールド」紹介やゲームクリエイトプロジェクトによる出展があり、今回、ご紹介した内容を実感いただけます!

この記事を書いた人
    【PR】Studyplus編集部
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