受験しやすく併願もしやすい! 新しい総合型選抜ってどんな内容?

はじめに

「総合型選抜」で大学合格をめざしている受験生のなかには、「入試内容が複雑で対策が大変そう…」「プレゼンテーションとか、自分にできる気がしない…」と不安を感じている人もいるのではないでしょうか?
でも、安心してください! 実は総合型選抜には短期間で準備できる方法や、自分の得意を活かせる入試方式もあるんです!
そこで今回の特集では、総合型選抜について紹介するとともに、金城学院大学で新たに導入される総合型選抜の入試方式について解説していきます。

総合型選抜って複雑? でも、今から準備すれば大丈夫!

総合型選抜は学力試験だけでなく、学生の経験や考え方を総合的に評価してもらえるのが特徴です。
ただ、学力試験以外にもやらなければいけないことがあると聞くと、「対策が大変そう…」と感じる人もいるかと思います。確かに、大学によって試験内容が異なるため、一見しただけでは種類が多く、わかりづらいかもしれません。しかし、実は準備さえ済ませてしまえば一番安心して臨める入試でもあるのです!

総合型選抜でよくある試験としては「書類審査(志望理由書など)」「プレゼンテーション・体験授業・筆記試験などの試験」「面接(個人 or グループ)」が挙げられます。準備するにあたっては、これらすべての対策を立てる必要はありません。このなかから自分に合った方式や、自分の長所を活かして出願できる方式を選べばいいわけですから、受験生にとっては大きなメリットのある入試方式といえます。

プレゼンテーション型と体験授業型、自分の得意を活かせるのはどっち?

総合型選抜のなかでも「人前で自分をアピールするなんて絶対ムリ…」と不安を感じる人が多いのは「プレゼンテーション型」ですが、対策のコツさえつかめばハードルはグッと下がります。
そもそもプレゼンテーション型は事前にテーマがわかっているため、しっかり準備することができます。さらに大学側が見たいのは「プレゼンテーションのうまさ」ではなく受験生の「考え方や個性」なので、前もって伝え方のコツを学んでおけば安心です。対策の第一歩は、テーマについて深掘りし、自分の意見をしっかりもっておくこと。そのうえで先生などに聞いてもらいながら練習を重ねれば大丈夫です。もし、スライドをつくる場合は、シンプルさを意識し、文字だらけになることは避けましょう。

一方、準備期間が短くコスパ最強とされるのが「体験授業型」。その理由は、大学の授業を体験し、レポートを作成することで評価される、とてもシンプルな入試方式だからです。特別なスキルは不要で、重視されるポイントは「大学での学びに興味があるか」。つまり、「大学に入って何をしたいのか」明確にしておけば合格率もアップする、熱意評価型の入試といえます。
体験授業型の対策のコツは、「大学で学びたいこと」を事前に決めておくこと。オープンキャンパスは、その情報収集に役立つため、ぜひ参加しておきましょう。そして、体験授業では「気づき」をしっかりメモして整理しておくと、レポート作成がよりうまく進みます。

総合型選抜にも「併願できる方式」があるってホント?

総合型選抜は「専願制(合格したら必ず進学)だから受けにくい…」と思われがちですが、最近では併願OKの総合型選抜も増えてきています!
すべての学部で併願可能な試験を導入している大学はまだ珍しいですが、一部の大学では併願可能な方式が増加中です。なかでも「適性検査型」「筆記試験型」などは併願できるケースが多いため、「他大学の一般選抜も受けてみたい」といった人におすすめです。ただし、大学ごとに併願ルールが異なるため、事前に内容を確認することが重要です。

また、「筆記試験」や「適性検査」+「面接」で評価する受験方式は、プレゼンテーションや面接が苦手な人に最適です。チャレンジする場合は、試験内容を事前に確認したうえで、併願する他大学の一般選抜の勉強と並行しながら準備を進めるようにしましょう。

2026年度からこう変わる! 金城学院大学の総合型選抜を解説

このように様々な特徴がある総合型選抜ですが、2026年度入試から大きく変化するのが、金城学院大学の総合型選抜です。そのコンセプトは「今までよりも受験しやすく、併願しやすく」で、変更点は以下の通りです。

①選べる3つの選抜方式!
従来の2つの選抜方式の評価内容を変更したうえで、併願可能な「学科適性型(仮称)」が新設されます。

【体験授業型(専願)】
書類審査+体験授業+レポート作成+面接(一次選考を廃止)

【プレゼンテーション型(専願)】
書類審査+プレゼンテーション+面接(一次選考を廃止)

【基礎Ⅰ型(併願)】※新設
筆記試験1科目+面接(+調査書+志望理由書)


②受験のチャンスが増える!
・新設の基礎Ⅰ型の入試日を9月20日とし、従来の10月と合わせて2日間とする。
・試験日程と時間を分けることにより、「基礎Ⅰ型+体験授業型」または「基礎Ⅰ型+プレゼンテーション型」の併願が可能となる。
・「基礎Ⅰ型」は併願できるため、総合型選抜でもすべての学部で他大学と両立が可能に。


以上の変更点に加え、オープンキャンパスで実施される対策講座もより充実します。
具体的な内容は、以下の通りです。

・総合型選抜について自由に相談できるコーナーを設置。
・4月・7月のオープンキャンパスでは入試対策講座を実施。
・大学の担当者が直接説明。
・外部講師によるプレゼンテーションや筆記対策講座も実施。

合格に向けて、今からできる準備リスト

最後に、総合型選抜で合格をめざす皆さんが今からできる準備リストを紹介します。

✔ どの方式が自分に合っているかチェック!
✔ オープンキャンパスに参加して、総合型選抜の相談をする!
✔ プレゼンテーションや体験授業、筆記試験の対策をスタートする!

今回、様々な入試方式を紹介してきましたが、2026年度からはじまる金城学院大学の総合型選抜は「受験しやすく、併願しやすい」のが大きな魅力です。大学の詳しい情報に関しては下記のサイトに掲載されていますので、チェックしてみてはいかがでしょうか?
そして、「総合型選抜はちょっとハードルが高いかも…」と思っている人も、特集内容を参考にしながら、ぜひ自分に合った方式でチャレンジしてみてください!

この記事を書いた人
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