はじめに
新学期直前、皆さんはこれから始まる新しい学年や生活への期待と不安で胸が高まっているのではないでしょうか?皆さんの日常が変化しているように、社会全体も日々変化し続けています。もしかすると、この1年で今まで見たことや聞いたことが無かったものが生み出されたり、経験することになるかもしれません。今回は、そんな「新しいモノ・コト」に興味がある人にとって必見の特集です!
“メディア”と聞いて何をイメージする?
皆さんは“メディア”と聞いて何を想像しますか?
多くの人は、TVやラジオ、新聞などをイメージしたかと思います。もちろんそれらもメディアの一部ですが、そもそもはどういうものなのか、少し考えてみましょう。
“メディア”とは大きく捉えると「人に情報を伝える媒体(手段)」のことです。人間は何万年も前から、さまざまな手段で誰かに情報を伝えようとしてきました。例えば、文字がない時代の人が情報を伝えるために残したのが壁画です。文字が生まれてからは、石や木に書き残したり、さらに紙が普及し印刷技術が発達すると、より多くの情報を、より多くの人に伝えられるようになりました。現代では、インターネットの誕生やテクノロジーが進化したことでその変化は加速度的に進み、多様化しています。その結果、情報を受け取る側も多くのメディアの中から、自分の好みに合わせて自由に選べるようになりました。
では、急激に変化し続ける社会において、新たにどんなメディアが生まれ、必要とされるのでしょうか?皆さんだったら、どんなものを想像しますか?これからのメディアについて京都精華大学メディア表現学部の学びから考えてみましょう。
最新のテクノロジーで、新しい価値を生みだすメディアとコンテンツを構想する
京都精華大学には、最新のテクノロジーを学び、メディアの新しい価値を生み出すことを考える人が集まる「メディア表現学部」があります。ここでは情報を届けるメディアの「形」と、映像や音楽などの「中身」を複合的に学ぶことが出来ます。メディアの「形」と「中身」に興味がある人が一緒に学び、「やりたいこと」や「表現したいもの」を創造することにチャレンジしながら“何かを企んでいる”、そんな学部です。
それぞれが何かを“企んでいる”
メディア表現学部の学生はどんなことを“企んでいる”のでしょうか。
授業の課題は映像作品づくりの実験と考え、動画配信サイトにゲーム配信の切り抜き映像をミュージックビデオ風に編集してアップし、新たな視覚表現に挑戦する人、音楽が好きで、あらゆるジャンルのライブに通い、最高の体験を自分が提供したいとライブの企画運営に携わる人、映像作品に欠かせない効果音だけで喜怒哀楽を伝えたいと考え、日記を書くように日々音集めをしている人などそれぞれが思い描く新しいメディアのあり方を追求しています。
学びの幅の広さが、あなたの可能性を広げてくれる!
そんな企みを実現するために、メディア表現学部ではテクノロジーを活用するための知識やスキルを基礎からしっかり学べるカリキュラムを用意しています。
1年次ではプログラミングを必修とし、学部共通でテクノロジーを活用した制作や分析・企画など基礎を身につけます。様々な考えを持った人とともに学ぶことで、まだ明確に何がやりたいかが決まっていない人でも、入学後にしっかりと考えることができます。
2年次からはそれぞれの興味・関心に合わせて「メディアイノベーション」「メディアデザイン」「メディアコミュニケーション」「音楽メディア」の4専攻に分かれ、それぞれが考える新しいメディア表現について専門的に学びます。
さらに、社会とのかかわりも重視し、2年次から3年次にかけては企業と連携した実習で学んだことをビジネスや社会課題の解決へ生かしていくことにも取り組み、自身のキャリアを考えるきっかけとしています。
おわりに
いかがでしたでしょうか。これからの時代は様々なことが急激に変化し続けていきます。今までに見たこともないような新たなメディアが生まれたり、表現が出来るようになるのではないでしょうか。まだやりたいことが決まっていない人や、何をしたら良いのかわからないという人は、一度京都精華大学へ足を運んでみてください。
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