はじめに
私たちの周りには駅や公園、カフェなど、さまざまな建物や空間があります。それらは単に便利なだけでなく、人々が快適に生活するためのアイデアや工夫が凝らされた特別な空間です。もし、そこにアートの力が加われば、街はもっと楽しく魅力的な場所になるかもしれません。
今回は、「建築×アート」の世界に触れ、空間をデザインすることの面白さや未来への可能性を探ります。
街の魅力的な空間と建築、そしてアートによる未来のデザイン
私たちが普段利用する建物や駅のホーム、カフェ、公園の空間などには、使いやすさだけでなく、美しさや快適さを追求した工夫がたくさん施されています。例えば、自然光が入る大きな窓や座り心地の良い椅子などは、利用者が心地よく過ごせるように配慮されています。このように、建築や空間づくりは単にモノを配置するだけでなく、人々の居心地の良さを生み出し、生活を豊かにするものなのです。
さらに、建築に人々の心を動かすアートの要素が加わると、私たちの街はもっと魅力的になります。美術館のような美しい建築、公園全体がアート作品のようなランドスケープ、街のシンボルとなる独創的なモニュメントなど、アートの力は空間に新たな価値を与え、人々の感性を刺激します。
このような「建築×アート」の視点は、未来の街づくりにおいてますます重要になっていくことでしょう。
神戸芸術工科大学ってどんなところ？ 学科の魅力を紹介！
神戸芸術工科大学では、「建築×アート」の視点を大切にし、未来の街づくりに必要な知識や感性を育むことを重視しています。興味や目標に合わせて専門的に学べる多様な学科が設置されており、 幅広い分野を横断的に学ぶことで、新たなアイデアや価値を生み出す力が身につきます。
●建築・環境デザイン学科
建築・インテリア・まちづくりなど、私たちの「暮らす空間」をテーマに幅広く学べる学科です。建築士を目指せる実践的なカリキュラムも魅力です。
【まちづくり・ランドスケープコース／建築・リノベーションコース／商空間・インテリアコース】
●生産・工芸デザイン学科
日常生活で「使うもの」のデザインを通じ、人の暮らしを豊かにするものづくりを学べる学科です。人の手により生み出す手作業とデジタルを用いた表現技法を磨きます。
【プロダクトデザインコース／ファッション・テキスタイルコース／クラフトコース】
●ビジュアルデザイン学科
ポスターや雑誌、Webサイトなどさまざまなビジュアル表現を学べる学科です。伝えたいことをデザインの力で効果的に「見える化」する表現力を養います。
【グラフィック・コミュニケーションデザインコース／WEB・デジタルデザインコース／エディトリアルデザイン・イラストレーションコース】
●メディア芸術学科
まんがやアニメ、CG、ゲームなど多彩な「メディアアート」にチャレンジできる学科です。ストーリーやキャラクターを自分の表現したい世界観で表現する力を磨くことができます。
【まんが・コミックイラストコース／映画・映像・アニメーションコース／CG・ゲームコース】
「建築×アート」でつくる、新しい街の未来！
神戸芸術工科大学の建築・環境デザイン学科では、ただ建物を設計するだけではなく、人々が快適で心地よく過ごせる空間づくりのための幅広い学びを提供しています。建築の技術や知識だけでなく、アートやデザインの視点を取り入れることで、クリエイティブで豊かな空間づくりにチャレンジすることができます。また、建築物の構造や環境に配慮したデザイン手法を学ぶことで、社会が求める持続可能な街づくりや未来の建築を考える力が自然と身につきます。
異なる分野が融合すると、新しい可能性が広がる！
神戸芸術工科大学では、建築をはじめ、映像、ファッション、クラフトなど多彩な分野を横断的に学べます。異なる視点や専門性を持った人々と出会い、協働することで、これまでになかった斬新なアイデアや価値が生まれます。自分の専門分野と他領域を掛け合わせて学ぶことで、自分のアイデアはさらに魅力的なものへと進化する可能性を秘めています。
おわりに
私たちが暮らす街は、建築とアートの融合によって、より魅力的で創造性豊かな場所へと進化します。神戸芸術工科大学では、建築を深く学びながら、アートやデザインといった幅広い分野にも触れることで、自分自身のアイデアを活かし、未来の街をデザインしていく力を育むことができます。
また、オープンキャンパスでは、実際の作品に触れたり、在学生や教員と交流したりすることで、空間デザインの面白さや、異なる分野との連携が生み出す新たな可能性を体感できます。
ぜひ、キャンパスに足を運び、大学の雰囲気や学びの現場を感じながら、自分自身の未来を描いてみませんか？
