未来を拓く 法と政策を深く学ぶ

はじめに

現代社会は、かつてないスピードで複雑性を増しています。グローバル化、デジタル化、価値観の多様化の中で、私たちは日々予期せぬ問題に直面しています。従来の法律や制度だけでは対応しきれない場面も増えており、現代社会が抱える様々な問題を深く理解し、本質的な解決策を探る新たな視点と力が必要です 。
そこで今回は、現代社会の課題に真摯に向き合い、未来を創造していくための学びをご紹介します 。

変わりゆく社会と、法律の新たな役割

社会の基盤である法律は、多くが近代に整備されましたが、現代社会の急速な変化は、当時の想定を超える問題や矛盾を生み出しています。インターネットやAI技術の発展は、著作権や個人情報保護といった新たな法的課題を提起しています。また、環境問題や格差の拡大、多様な生き方の尊重といったテーマも重要な関心事であり、法律や政策による解決が強く求められています。
このように、現代社会に現れる様々な問題を多角的に分析し、その解決策を具体的に探求する力は、これからの社会で主体的に活躍するために不可欠な能力と言えるでしょう。

現代社会に挑む現代法学部の特長

東京経済大学 現代法学部は、現代社会のニーズに応え、社会問題に焦点を当て、法や政治・政策の役割を深く考える学部です。名称の「現代」は、既存の法律の形式的な学習のみならず、「いま社会で起こっている問題」への強い問題意識を持つことを示しています。
現代法学部には、現代社会の課題に深く挑むための3つの学びの特長があります。

●1年次から4年次までの少人数ゼミでは、学生一人ひとりの問題意識や理解度に応じたきめ細やかな指導と教員・学生間の活発な議論を通じて、主体的な学びを深められます。
●1年次に法の基礎を学び、2年次からは「消費者と法コース」「環境と法コース」「福祉と法コース」「ビジネスと法コース」「公共政策コース」「法務コース」の6つの専門コースに所属し、現代社会のニーズに応える専門知識と考察力を磨きます。
●法律専門職・公務員志望者向けには、「法プロフェッショナルプログラム」や「公務員志望者支援プログラム」といった選抜制プログラムが用意されており、将来のキャリアを見据えた実践的な学びと手厚い支援を受けることができます。

社会で活きる未来を切り拓く学び―卒業生の声と多彩なキャリア

東京経済大学 現代法学部での学びは、社会の第一線で活躍するための確かな力となります。少人数教育と専門プログラム、そして充実したキャリア支援を通じて、学生たちは社会で求められる力を磨き、多様な分野で活躍しています。

卒業生の声からは、現代法学部での学びがどのように社会で活きているのかが具体的に分かります。
2023年に卒業し、現在は港区役所に勤務する枝村悠義さんは、現代法学部で学んだ法律の基礎知識が公務員試験の筆記試験対策に大いに役立ったと語っています。また、少人数制ゼミでの活発な議論を通じて、相手を納得させるための論理的な説得力を身につけたことが、面接試験で自信を持って自分の考えを伝え、面接官に理解してもらうことに繋がったと感じています。
大学の公務員志望者支援プログラムも積極的に活用し、先輩から試験の経験を聞くことができたことや、公務員講座の受講料が免除されるというメリットも大きかったそうです。プログラムへの参加条件であった国際法の講義が、その後のゼミ選びのきっかけになったという経験も、学びが有機的に繋がっていく様子を示しています。
現在の区役所業務では、窓口で戸籍の届出を担当しており、民法などの講義で得た法律知識が直接的に役立っています。さらに、国際法ゼミでの難しい判決文の読解や模擬裁判の経験が、区民の方に分かりやすく説明し、納得してもらうための力になっていると実感しています。
枝村さんのように、現代法学部では、少人数ゼミでの主体的な学びや議論を通じた論理的思考力、そしてキャリア支援プログラムの活用を通じて、学生一人ひとりが社会で活躍するための力を着実に身につけています。ゼミ活動では、自治体と連携した「生きた学び」を経験する機会もあり、社会で起こっている問題に肌で触れ、解決策を考える力を養います。

現代法学部の卒業生は、公務員の他にも、建設業、製造業、情報・通信業、金融・保険業、サービス業など、多岐にわたる分野で活躍しており、社会の様々な場所でその学びを活かしています。早い時期からキャリアについて考え、体系的に学ぶことができる多彩なキャリア科目も用意されており、キャリアセンターとの連携による手厚いバックアップ体制が、学生たちの社会への羽ばたきを力強く支援します。

おわりに

東京経済大学 現代法学部は、現代社会の複雑な課題に果敢に挑み、その解決に貢献できる人材を育成することを目指しています。「現代」という名のもとに、従来の法学の枠にとらわれず、現代社会が求める新しい法と政策のあり方を追究する学びは、皆さんの知的好奇心を刺激し、未来を切り拓く力を育んでくれるはずです。

2025年度のオープンキャンパスは、6月8日(日)、7月13日(日)、8月6日(水)、8月16日(土)、8月17日(日)に開催予定です。
ぜひ一度、東京経済大学のキャンパスを訪れ、「現代法学部」の学びを体験してみてください。

この記事を書いた人
    【PR】Studyplus編集部
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