【文理融合の学び】実社会で活きる! 青山学院大学の社会情報学部の学びとは

はじめに

グローバル化やテクノロジーの発達により、社会がより便利で豊かになる一方、私たちを取り巻く環境や社会問題も、より複雑化しています。そんな時代の中で自ら問題を発見し解決に導くには、どのような力を身につければ良いのでしょうか?
経済や経営といった専門領域の知識を深めることもひとつですが、それだけでは複雑な社会問題の解決には不十分な場合もあります。多様化する価値観の中で、相手の心理や立場を理解しコミュニケーションを図る力、AIやビッグデータなどを扱うテクノロジーに関する技術や知識は、これからの時代に求められる最も重要な力です。それらの力を身につけるために文系の「社会科学」「人間科学」、そして理系の「情報科学」といった複数の分野を掛け合わせて学び育んでいくことが必要です。
このような社会の変化を見据えて、青山学院大学の社会情報学部は2008年に創設されました。社会情報学部は社会科学・人間科学・情報科学といった分野の垣根を超え、文理融合の学びを実践する学部。一人ひとりの個性を多角的な学びで徹底的に伸ばし、社会問題の解決に挑む人材を育てることを目指しています。

社会情報学部ならではの特徴的なカリキュラム

3つの分野と3つのコース(社会・人間コース、社会・情報コース、人間・情報コース)で特色あるカリキュラムを用意しています

社会、情報、人間。これら3分野をバランスよく学び、実践で活かしていくために、社会情報学部では特徴的なカリキュラムを設けています。そのひとつが、専門分野が異なる複数の教員が協力して作り上げる「コラボレーション型」授業。社会情報学部の「学習と教育の科学」では複数の教員が1回の授業を担当し、ある教員が講義した内容について他の教員がコメントを加えるなど、より学生の理解が深まるよう授業が進められます。
ある授業では、前半の講義は心理学や認知科学の観点から情報処理モデル・ 教育研究の歴史・記憶・理解・学習・問題解決など教育研究の基礎を学び、後半はプログラミングを用いて「つくることで学ぶ」をテーマに、専門の異なる教員がそれぞれの立場から講義したあと、ディスカッションを実施。複数の教員からの講義とディスカッションを通して、学ぶとはどういうことか、教えるとはどういうことかについて理解を再構築するとともに、ひとつのテーマについて多角的な視点から学んでいくことができます。

座学×実学で、これからの社会で大切な4つの力を育んでいく

企業との共同研究などにより学びを深めます(飯島ゼミ)

また座学のみならず、実社会と直結したプロジェクト型学習を2年次より履修できるのも特徴のひとつです。神奈川経済同友会による課題解決型研究コンペティションである神奈川産学チャレンジや、行政と協働する相模原市連携プロジェクトに参加したり、相模湖観光地におけるICT×地域IoT実証プロジェクトで提案したりと、様々な演習授業を開講。座学と実学の両方を学ぶことで、以下の4つの力を育んでいきます。

・ 数理的素養……データを定量的に捉える基盤となる力
・ 論理的思考……問題を構造化して解を導く力
・ 情報の高度な活用……AI・プログラミングで実装する力
・ コミュニケーション能力……多様な他者と協働し成果を届ける力

これらはすべて、テクノロジーが発達し、AIの活用が当たり前になった現代社会において欠かすことのできない大切な力です。経済学や経営学などの社会科学と、人間科学、情報科学をバランスよく、深く学ぶことで、問題を発見し解決に導く力を身につけていくことができるのです。

青山学院大学では、7月13日(日)にオープンキャンパスを開催!

相模原オープンキャンパスの様子

実践で役立つ力、また社会課題を発見し解決する力を身につけられると聞いて、ワクワクしてきた人もいるのではないでしょうか。
ご紹介した青山学院大学では、7月13日(日)に相模原オープンキャンパスを開催します。オープンキャンパスでは、学びを見て、触れて、体験できる企画が盛りだくさん。例えば、こんな企画があります。

・学部企画
学部長による学部紹介や、文系や情報系の模擬授業に加え、オープンキャンパスでしか見ることのできない研究室を公開。IoT技術やデータサイエンスの実演を間近で体験できます。
・キャンパスツアー
図書館やチャペルなど相模原キャンパスを在学生が丁寧に案内。実際の学びや学生生活の現場をご覧いただけます。
・個別相談ブース
入学者選抜やカリキュラム、留学、キャリア支援など、どんな疑問にもお答えします。

実際に社会情報学部に通う先輩や先生に、直接学びの内容や大学生活について、気軽に聞くことができますし、文理融合の学びを体験できる貴重な機会です。興味のある人はぜひ参加を検討してみてください。

おわりに

相模原キャンパス

文系と理系をバランス良く学ぶ環境で、自分の興味ある分野、すなわち自分の「好き」と「社会を良くしたい」という思いを学びと繋げられるのが、この社会情報学部です。
統計・数理などの基礎力を身につけた上で社会・情報・人間の各専門領域を学び、自分の問いを追究できる実験場とも言えるかもしれません。これからさらに複雑化していく社会では、たしかな専門力と実践力、多角的な視点が求められるため、この学部で学んだことを社会で広く活かすことができるでしょう。
ぜひ、青山学院大学の社会情報学部について調べてみてくださいね。

この記事を書いた人
    【PR】Studyplus編集部
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