【先輩インタビュー】一般選抜、合格への勉強法をきく!

はじめに

季節もすっかり秋めいて、受験シーズンが近づいてきました。推薦型・総合型選抜などが始まる一方で、年明けの一般選抜に向けた緊張や不安を抱えている人もいるでしょう。
現在大学生の先輩たちも、同じ状況を乗り越えて、志望校合格の切符を手にしてきました。そこで今回は、一般選抜で現役合格をつかんだ先輩たちにインタビュー! 勉強の工夫やモチベーションの維持など、体験談を伺いました。

学部・学科・学年が違う先輩たちにインタビュー!

今回、インタビューに協力してくださったのは学習院大学の3名です。

写真左から
法学部政治学科 2年生 岩本楽音さん
理学部化学科 3年生 鈴木日向さん
経済学部経済学科 1年生 大石圭吾さん

――本日はよろしくお願いします。はじめに、学習院大学を志望した理由を教えてください。

鈴木さん:勉強のための環境が整っているのが一番の理由です。都心には珍しく緑が多く、キャンパスも広い。落ち着いた環境で学びたいと考えていた自分に合っていました。大学では細分化された応用化学より、化学そのものを深く追究したかったので、「理学部化学科」を選びました。

岩本さん:私は社会学やメディア系の学問に興味があったので政治学科を志望しましたが、穏やかで落ち着いた校風に惹かれていました。立地がよく、他学部と一緒に学べるキャンパスである点も魅力的で、直感的にここだと思って目指してきた感じです。

大石さん:通学を考えたときにアクセスが良いことと、入試問題と自分の相性です。他大学に比べてベーシックな出題が多く解きやすかったので。僕は公認会計士を目指しているのですが、学習院大学の経済学部は資格取得や就職サポートが充実しており、時間割の自由度も高いので会計士の勉強と両立しやすい点から選びました。

秋から冬にかけての過ごし方は?

――受験勉強について伺います。秋から冬にかけてはどんな工夫をしていましたか。

鈴木さん(英語、数学、化学で受験):秋冬から新しい勉強法や難しいことに手を出しても成果が出るまでの時間が限られるので、焦らず着実に点数を伸ばす勉強が大事です。自分は苦手分野の克服や基礎の確認を重視していました。赤本で苦手分野を洗い出して使い慣れた参考書で克服する、を回していくのが良かったです。

岩本さん(英語、国語、日本史で受験):私も基礎の最終固めと、過去問の演習に取り組みました。英語の長文に慣れるために毎日一題以上は必ず長文を解き、構造分析や音読まで行って演習の密度を上げるよう工夫したり。学習院大学は学部間で傾向が似ていて、様々な学部の過去問を解いて経験値を上げられるのでオススメです。

大石さん(英語、国語、数学で受験):僕の場合は、得意な数学から過去問を始めました。でも過去問を解くのは3日に1回くらい。過去問では理解していなかった箇所を確認して、問題集でその単元を解くことに時間をかけました。国語と英語は、年内は単語帳や長文の問題集を中心に続けて、共通テスト対策に切り替えたので、過去問に本腰を入れたのは共通テスト後から。過去問でも問題集でも、分からないところをそのままにしないよう意識していました。

――勉強のモチベーションはどのように保っていたのでしょうか。

鈴木さん:休息をしっかり取ることです。集中力がすぐ切れてしまうタイプだったので、休む時は休むことを意識していました。またやる気がわかないときは、未来の大学生活をイメージして「これを乗り越えれば楽しいことが待っている」と自分を鼓舞していました。大学でやりたいことや理想の大学生活のイメージを作るのは効果的だと思います。

岩本さん:私の場合、受験勉強のスタートが早いほうではなかったので、とにかく「やるしかない!」と。周りには推薦で進学を決めた友人もいて、状況に追い立てられてがんばるという感じでした。ですが、そういった焦りや自分に負けたくないという気持ちを勉強にぶつけたことが、結果的に粘り強さにつながったかなと思います。あとは、学校や塾の自習室で集中して勉強し、家に帰ったら休む、と場所を変えてオンオフを切り替えていました。

大石さん:僕は一人で黙々とやるだけではなく、友達と一緒に勉強したり、得意科目はたまに音楽を聴きながら取り組んだりしていました。またスタディプラスも積極的に使って、どれだけ自分が勉強したのか目にみえる形で記録し、「これだけがんばったんだから大丈夫」「まだできる」とモチベーションを保っていました。

先輩たちからのアドバイス

――受験期を振り返って、後輩にアドバイスしたいことはありますか。

鈴木さん:メリハリをつけることですね。休息は大切にしていたのですが、その延長で緊張感なく勉強することもありました。もっと集中と休息にメリハリをつけて取り組めば、さらに効率よく勉強できたなと反省も込めて思います。

岩本さん:「自分は自分、人は人」というマインドです。当時は同級生の参考書や勉強のペースが気になってしまい、色んな参考書に目移りしたり、実力がついていない段階で過去問を試したりしてしまいました。ライバルの存在は大切ですが、自分の軸を見失わずに目標に向かってほしいです。

大石さん:目標を高く持って、根気強く取り組むことです。僕自身、成績が最も伸びたのが実は共通テスト後で、それまでは伸び悩んでいたので気弱になってしまうこともあって。「やはり難しい」「こんなに何科目もできない」とあきらめず、目標は下げないで自分を信じてほしいです。

――最後にメッセージをお願いします!

鈴木さん:結果は出るまでわかりません!本番の1分1秒前まであきらめないでほしいです。みんな優しい学習院大学で、一緒に学べる日を待っています!

岩本さん:結果が思うようについてこない時期もあると思いますが、「この大学に通いたい」という気持ちを大事にしてほしいです。後悔のない受験期を過ごしてください!

大石さん:まだやったことのない人は、一度過去問を解いてみてください。目標に対して足りない部分を教えてくれる一番の近道になると思います。応援しています!

おわりに

先輩たちのインタビューはいかがでしたか。
現在は充実したキャンパスライフを過ごす3人も、悩んだり工夫を重ねたりして、受験勉強に向き合っていたことがわかったのではないでしょうか。
3人が通う学習院大学が気になった人は、ぜひ詳細をチェックしてください。みなさんのがんばりを応援しています。
この記事を書いた人
    【PR】Studyplus編集部
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