【ゼミ生座談会】多文化理解で「自分の道」を切り拓く!

はじめに

「世界で活躍できる語学力を身につけたい!」そんな思いで勉強に励む受験生も多いのではないでしょうか。
日々進化するグローバル社会で求められる力は、語学だけではありません。異なる国や地域の文化・歴史、人々のルーツや価値観を理解し、尊重しあいながら関係を築く力、そして自分の考えを持ち、しっかりと伝える力が必要です。
そうした力を育むのが学習院大学の「国際文化交流学部」。日本文化学科、国際コミュニケーション学科、英語コミュニケーション学科の3学科で、もとは学習院女子大学の学部でしたが、2026年度から学習院大学の1学部となり共学化しました。
今回はこの「国際文化交流学部」のゼミ生と教授にインタビュー。その魅力に迫ります!


座談会メンバーのご紹介

武井彩佳教授
ドイツ現代史、ホロコースト研究

A・Kさん
国際文化交流学部 国際コミュニケーション学科4年生

N・Kさん
国際文化交流学部 国際コミュニケーション学科4年生

“国際”を入り口に興味を焦点化、ジェンダーを学ぶゼミへ

――国際文化交流学部、そして武井先生との出会いを教えてください。

A・Kさん:
将来は航空会社で働く夢があり、国際色豊かな大人を目指していたので、幅広く国際教養を深められる国際文化交流学部を選びました。武井先生はゼミの先生。入学前からジェンダーの問題にフォーカスしていたわけではないのですが、学ぶうちに自分が「知らずにいた」ことを次々に気づかされ、この心の揺れや衝撃を学問的に捉え直したいと思い、ジェンダー論を扱うゼミに入りました。

N・Kさん:
高校時代から英語が好きで、大学では海外留学をしたかったので、留学サポートがしっかりしていて、希望するオーストラリアに協定校がある国際文化交流学部に進学。私も授業や留学の中でジェンダーに興味が湧き、武井ゼミを志望しました。ジェンダー論への興味が先で、深く学ぶことでジェンダーにまつわる問題への道義的な怒りのようなものを知ったので、A・Kさんとは逆かもしれないですね。

武井教授:
2人は3年次から二年間、私のゼミに所属してジェンダーの歴史を学んでいます。私たちは「人間と文化への深い洞察力と、真の相互理解を築くコミュニケーション能力を通じて国際社会に貢献する人材」の育成を目指していますが、2人ともそのビジョンに沿った形で、自ら学び、考え、意見を伝えられる人になってくれてうれしいですね。

海外と日本、どちらにも向き合う

――特に印象的だった学びを教えてください。

N・Kさん:
やはり大きいのは留学です。私は行きたかったオーストラリアに留学できましたが、授業でも寮生活でも文化や考え方の違いを頻繁に感じました。日本はうまく意見を言えなくても周囲が気にかけてくれますが、海外では主張しないと置いていかれます。行動のベースにある価値観も驚くほど違うので、相手に分かってほしいことがあるなら、そこから理解した上で伝えなければいけません。お互いの違いを踏まえて、それを超えて意見を伝える方法を学びました。

A・Kさん:
私もフィジーへ3か月、アイルランドへ8か月留学しました。留学当初は孤独を感じたりもしましたが、現地でのコミュニケーションを試行錯誤する中で、積極的に自己開示できるようになりました。
学部の科目では、有職故実(※)の授業が印象深いです。伝統文化を知る科目群のひとつで、授業内に十二単の着付けの実習があるのですが、滅多にできない経験ですし、この学部ならではの学びだと思いました。
(※)有職故実:古来の先例に基づいた、朝廷や公家、武家の行事や法令・制度・習俗・儀式などのこと。またその研究。

N・Kさん:
私も茶道の授業は面白かったです。文化的背景や歴史を知ることで、日本茶や抹茶に対するイメージが変わりましたし、たとえば季節によって異なる道具選びや作法、季節を演出するお菓子など、伝統文化の中にある感性を知ることができました。

――先生の視点から、大切にしていることを教えてください。

武井教授:主体的に考え、自分の意見を筋道立てて主張できる力をつけてほしいと考えています。留学はもちろんですし、2人ともゼミ活動を通して、根拠を持って説得力のある説明ができるようになりました。これは大きな成長だと思います。
また2人が話した日本文化の学びについても、表層的になぞるのではなく、その源泉や理由を学問的に理解することで、日本にルーツをもつ国際人として恥じない教養を身につけてくれました。

A・Kさん:
武井先生の授業は、「あなたはどう?」「なぜそう考えるの?」と突き詰めて求められるので緊張感があります(笑)。でも毎回すごく成長を感じられます。

N・Kさん:
本当にそうですね。

先生との距離が近く、周囲の友人と良い影響を与えあう

──国際文化交流学部はどんな学生が多いですか?

A・Kさん:
自分の考えや目標がしっかりしている人が多いです。また、身だしなみや人への態度に筋が通った素敵な人が多いので、自分もちゃんとしよう、いつも恥ずかしくない人でいよう、と自然に思うようになりました。

N・Kさん:
大学でできた友人から、日々良い影響を受けますよね。他には「好き」の軸がある人が多いです。学び、課外活動、推し活など興味がはっきりしていて、それを専門分野と結びつけて研究テーマにする学生もいるほど。そんなところもこの学部の魅力です。

──先生が感じる学部の良さはありますか。

武井教授:
教員と学生の距離が近いのは魅力だと思います。また幅広い専門分野の教員がいるので、広い視野を獲得することと、興味に合わせて学びを深めることが両立できるのが大きな特長です。

A・K:
学生の立場でも思います。先生との距離が近くて、ちゃんと一人ひとりを見てもらえる実感があります。一年間大学を離れて留学する際も、先生方が何度も親身に相談に乗ってくださり決意できました。

N・K:
私もそれは感じますね。先生の言うとおり、関心のあることを自由に学べますし、先生に気軽に相談できる環境です。

広い視野で進む道を見つけてほしい

――最後に、受験生にメッセージをお願いします。

A・Kさん:
やっぱり何事も本気でやるのが後悔しないコツです。目標を見つけて、Do Your Best! の精神を忘れずに!

N・Kさん:
今すぐやりたいことを決めきれなくても大丈夫。私の受験期はコロナ禍で先が見えない状況でしたが、大学では多くのことに挑戦できました。自分のペースでがんばりましょう!

武井教授:
社会情勢や将来への不安から内向きになってしまうかもしれませんが、世界は今も大きく変化しています。4年間の大学生活で、ぜひ外に目を向けて、広い視野で自分の道を発見してください。

――ありがとうございました!

最後に、国際文化交流学部が学ぶ、学習院大学戸山キャンパスのスタッフの皆さんからもメッセージをいただきました。

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戸山キャンパスでは、履修や学生生活のご質問・ご相談に親身に対応します。事務室はいつでも頼れるアットホームな雰囲気なので、気になることは遠慮なくお聞かせください。
皆さんが安心して学びに打ち込み、充実した大学生活を送れるよう、私たちが一丸となってサポートします!
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国際文化交流学部は、学習院大学の6番目となる新学部。文化だけでなく、外交や地域開発、時事問題なども交えて国際的な視野を養います。興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
この記事を書いた人
    【PR】Studyplus編集部
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